タグ

2006年10月31日のブックマーク (18件)

  • 『現代日本の異体字』 笹原宏之+横山詔一+エリク・ロング (三省堂) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 「国立国語研究所プロジェクト叢書」の一冊として刊行されたで、「漢字環境学序説」という副題がついている。漢字環境学は聞きなれない言葉だが、われわれが日常の暮らしの中で出会っている漢字のありようを研究する学問ということのようである。 それがなぜ異体字と関係するのかといえば、われわれが日々目にする漢字にはおびただしい異体字が含まれているからだ。活字化された異体字だけではない。手書き文字には略字や誤字も含めると、厖大な異体字が存在する。看板の文字、広告の文字、スポーツ新聞の見出し、マンガの書き文字なども異体字の宝庫だ。 書は異体字の実態に 異体字使用の頻度調査 異体字の認知心理学的考察 代表的文字セットの中の異体字 という三つの軸から接近している。 まず頻度調査だが、著者たちは1998年にCD-ROM版朝日新聞で使われている漢字の頻度調査の結果を『新聞電子メディアの漢字』

    『現代日本の異体字』 笹原宏之+横山詔一+エリク・ロング (三省堂) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
  • http://www.informe.co.jp/technical_merit.htm

  • パンダのため息

    パンダのため息 老舗文芸出版社「パンダ舎」(仮名)で働いている「鞠小路まり」どすぇ。  出版ギョーカイ驚愕そして騒然の内幕暴露! もたまにあるかもよん。 でも、キホン的には読んでもためにならないよ〜んだ。

  • オープンソースのDTPソフト「Scribus 1.3.2」がリリース --Windows版も登場 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

    The Scribus Teamは23日(英国時間)、オープンソースのDTPソフト「Scribus」の最新開発版「Scribus 1.3.2」をリリースした。同チームのWebサイトでは、Linuxなど各種プラットフォームでビルド可能なソースコードのほか、FreeBSD 6.0(i386、AMD64) とMac OS X、Windows 2000 SP4/XPに対応するバイナリが公開されている。 今回のバージョンでは初めてWindowsをサポート、動作可能なプラットフォームが増加した。Windows版では、ハードウェアには256MB以上のメモリとPentium III 750MHz以上を、Windows XP利用時のデスクトップテーマにはWindows Classicの選択が推奨されている。 全プラットフォーム共通の機能としては、EXIFへの対応やTIFF/PSDのサポート強化、290を超え

  • 編集者は、「帯」が取られた後のこともよく考えたほうがいい。 | ある編集者の気になるノート

    というか、自分自身、よく悩んでいることなのですが。 以前、買ったの「帯」、どうしてますか?(いくつか追記あり)という記事を書いたとき、の「帯」をすぐ捨ててしまう人が思いのほか多い印象を受けました。 ところが、多くの編集者は、のデザインを「帯あり」の前提で考えています。 なので、いったん帯を取ってしまうと、カバーデザインがイマイチだったということもよくあります。 ・実例1『図解!会社にお金が残らない当の理由』 この来、左のように発色のいい緑色の帯がつきます。 この帯があることで、カバー全体がしまって見える。 でも、その帯の下には、カバーの上半分同様、オレンジ色がしかれているだけなのですね。 だから、帯を外すとちょっと情けないデザインになってしまう。 ・実例2『遺品整理屋は見た! 』 ちょっと見えにくいと思いますが、このは帯を取ったあとの違和感を解消しようと、カバーの下半分に見

    編集者は、「帯」が取られた後のこともよく考えたほうがいい。 | ある編集者の気になるノート
  • 『A History of Reading』 Steven Roger Fischer (Reaktion Books) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 フィッシャーの言語史三部作の最終巻で、「読むこと」の歴史をあつかい、出版史、印刷史、図書館史、教育史など多岐な話題にわたるが、著者の企図は『文字の歴史』以上に大胆で野心的だ。 これまで文字言語は音声言語の不完全なコピーとみなされていた。文字は最初の五千年間は音読されてきた。文字は文字通り、話す図形だった。中世になって黙読という技術が開発されてからも、頭の中で必ず一度音にもどしてから理解されるのだと考えられきた。 しかし、脳科学の進歩によって、音声を介在することなく、視覚イメージから直接意味の理解に進む経路が存在する可能性が出てきたというのだ。 それは漢字だけではない。read というようなアルファベットで綴られた単語も、「r」「e」「a」「d」と文字を一つ一つ順番にたどっていって read という単語が認識されるというプロセスだけではなく、「read」という一塊の図形

    『A History of Reading』 Steven Roger Fischer (Reaktion Books) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
  • 『文字の歴史』 ロジャー・フィッシャー (研究社) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 フィッシャーの言語史三部作の二冊目で、文字の歴史をあつかっている。邦訳で470ページとぶ厚いが、日語で読める文字関係のの中ではもっとも充実した内容だと思う。 書は一般読者向けに書かれているが、単なる概説書ではない。すべての文字はただ一つの起源から生まれたとする単系統説を掲げているからだ。 文字は社会がある発展段階に達すれば必然的に発生するという考え方がある。メソポタミアの楔形文字と中国の漢字、新大陸のマヤ文字はまったく独立に生まれたと考える人は多いし、エジプトのヒエログリフも楔形文字とは別系統と主張する人もいる。 しかし、著者は文字は人類の歴史でただ一度だけ偶然に生まれたと考えている。生まれた場所は6000年前のシュメールで、シュメール語の膠着語的性格が絵文字から文字への飛躍をうながしたというのが著者の主張だ。 ヒエログリフと漢字も楔形文字の子孫なのだろうか。ヒ

    『文字の歴史』 ロジャー・フィッシャー (研究社) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
  • 『文字の考古学』Ⅰ&Ⅱ 菊池徹夫編 (同成社) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

  • 『図説 アジア文字入門』 東京外大AA研編 (河出書房) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 「ふくろうの」シリーズから出た文字図鑑で、漢字、アラビア文字、インド文字などアジアの多彩な文字が一望でき、ため息が出てくる。 編纂は東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所で、同研究所が2001年から進めている「アジア書字コーパスに基づく文字情報学の創成」(GICAS)というプロジェクトの一環として生まれたという。プロジェクト名は厳めしいが、中味はビジュアル中心で、大学の研究所の産物とは思えないくらい楽しいに仕上がっている。 おそるべきは知識量だ。わずか100ページそこそこので、半分以上が図版だが、アジアの文字に関する限り、数倍の分量のある欧米人の書いた文字の概説書より、桁違いの量知識が詰めこまれている。 欧米で出ている最近の文字の概説書はアルファベット中心主義から脱却しようとしているが、せいぜい漢字を重視するくらいで、アラビア文字やインド文字はアルファベッ

    『図説 アジア文字入門』 東京外大AA研編 (河出書房) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
  • 『図説 文字の起源と歴史』 アンドルー・ロビンソン (創元社) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 カラー図版を中心にした文字の啓蒙書である。邦題はいかめしいが、原題は Story of Writing である。著者のアンドルー・ロビンソンはタイムズ紙の教育特集版の文芸担当記者で、線文字Bを解読したヴェントリスの伝記も上梓している。 類書としてはジョルジュ・ジャンの『文字の歴史』がロングセラーをつづけているが、B6版と小型のためにやや読みにくかったのに対し、書は二回り大きいA5版でゆったり組んである。 書は「文字のしくみ」、「失われた文字」、「今日の文字」という三部にわかれている。 「文字のしくみ」は序論にあたる。ロゼッタストーンの解読物語を紹介して読者の興味をかきたててから、理論的な話にはいる。文字の表音性と表意性の誤解を指摘した部分は秀逸である。文字の起源を論じた部分は割符や結縄、数え石がなぜ文字ではないかという切口から攻めている。難解な議論をわかりやすく、

    『図説 文字の起源と歴史』 アンドルー・ロビンソン (創元社) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
  • 『人類最高の発明アルファベット 』 ジョン・マン (晶文社) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 ラテン・アルファベットの誕生物語である。原題は「アルファ・ベータ 26文字はいかにして西洋世界を形成したか」だが、邦訳は前書にある「人類最高の発明」という言葉を題名に選んでいる。 古代の文字をあつかったは、解読する過程に焦点をあわせる謎解き型と、文字を生みだした社会に焦点をあわせる歴史型の二つにわかれるが、書は歴史型のアプローチをとっている。著者のジョン・マンはフビライ汗やフン族のアッティラなど歴史物を書いてきた作家だそうだが、ヒエログリフから単子音文字が生まれ、ギリシャにはいってアルファベットになるという歴史を、多彩なエピソードを豊富に盛りこんで第一級の読み物にしあげている。 文字以前の絵文字から完全な文字に飛躍するには、哲学的といっていい、ややこしい議論があるが、著者は奉納物の整理に困ったメソポタミアの神官を登場させることで、すんなりと完全な文字の世界に話をつ

    『人類最高の発明アルファベット 』 ジョン・マン (晶文社) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
  • 『日本の漢字』 笹原宏之 (岩波新書) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 日語は漢字、ひらがな、カタカナ、ローマ字、ギリシャ文字等々、多彩な文字を併用する世界でも稀な言語だが、なかでも漢字はきわめつけ多彩である。甲骨文以来の三千年の歴史の中で字種は何万にも増えたし、日で作られた漢字(国字)もある。さらに、同じ「島」という字でも「嶋」や「嶌」、「」のような異体字が夥しく存在する。 異体字の中には古い由緒をもつものもあれば、俗字や略字、誤字の類もある。これまで俗字や略字を研究の対象にする人は多くはなかったし、誤字となると学問の埒外だった。しかし、手書の時代は「門」を「门」と略すのは普通だったし、同じ字を何度も書く場合、字体を変えて変化をつけるのも珍らしくはなかった。縁起がいいという理由で「鳩」を「」と書くようなこともおこなわれていた。 言語学では特定の集団で使われる語を「位相語」と呼ぶが、著者は特定の集団で使われる字を「位相文字」と呼ぶこと

    『日本の漢字』 笹原宏之 (岩波新書) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
  • 『「名前」の漢字学』 阿辻哲次 (青春新書) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 日では新しく生まれた子供に名前をつけるのに、使っていい字といけない字の別がある。役所に出生届を出そうとしたら、窓口でその字は使ってはいけないと突き返されたというような話は誰しも聞いたことがあるだろう。使いたい文字が使えないために裁判になることがあるし、2004年9月には法務省が命名に使える字の追加候補578字を公開しパブリックコメントをもとめたが、「糞」「呪」「屍」「癌」のような字が含まれていたので、ずいぶん話題になったものだ。 名前に使える文字は昔から制限されていたわけではない。制限がはじまったのは1948年からだ。1948年とは日の敗戦から三年目で、国語改革が進められていた頃である。そう、命名に使える字の制限は敗戦後の国語政策がからんでいる。 しかし、国語政策は文部科学省と文化庁の領分である。人名用の漢字は戸籍にかかわるので法務省の管轄のはずだが、どうなってい

    『「名前」の漢字学』 阿辻哲次 (青春新書) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
  • 『人名用漢字の戦後史』 円満字二郎 (岩波新書) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 日では1948年以来、子供の命名に使える字は当用漢字表(現在は常用漢字表)と人名用漢字別表にはいっている漢字と、平仮名、片仮名に制限されている。書はその人名用漢字別表がどのように誕生し、変遷していったかを追ったである。 人名用漢字はきわめて身近な存在にもかかわらず、これまで国語改革の一エピソードとしてしかあつかわれてこなかった。国語改革に関するは汗牛充棟だが、人名用漢字に焦点をしぼったとなると日加除出版から出ている自治体職員向けの実務書くらいしか思いつかない(戸籍業務の手引書なので、歴史についてはごく簡単にしかふれていない)。 書にははじめて読む話がすくなくない。新書判という体裁をとっているが、研究書と思って読んだ方がいい。 人名用漢字は何度も存亡の危機に直面してきたが、誕生の経緯からしていかがわしい。 命名にもちいる文字の制限は1947年の戸籍法改正で

    『人名用漢字の戦後史』 円満字二郎 (岩波新書) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
  • ヶ - Wikipedia

    ヶは、日語における文字のひとつ。片仮名の「ケ」を小書きにしたように見える字体の文字で、主に助数詞や連体助詞「が」の用途として使用される。 助数詞や助詞「が」の用途として使用される場合は、「か」、「が」、「こ」と発音される。また、表記としては大きな「ケ」も使われる。記事ではこの場合の「ケ」についても説明する。 助数詞や連体助詞「が」の用途として使用される場合の「ヶ(ケ)」は、片仮名の「ケ」とは由来を別にし、「箇」または「个」の略字とされる。「个」は、「箇」の竹かんむり部分、あるいは「介」の略字から来ていると考えられている。なお「箇」は「個」の異体字であり、意味の違いはない。この場合の「ヶ」は片仮名ケの同形異字と考えられるが、今日では、片仮名ケを書いて「か」「が」と読ませる、というようにも受け取られている[1]。「け」と誤読されることを避けるため小書きが好まれる傾向はあるが、来大小による

  • 2006/10/26勉強会「書体(フォント)の世界のいろいろ」終了 | でるべんの会(出版関係勉強会)blog

    10/26勉強会、無事終了しました。 ご来場の皆様ありがとうございましたとともに鳥海さんありがとうございました。 「文書体を作りたい。」という思いから字游工房を一緒に立ち上げられ、初代社長・鈴木 勉さんの話や、ヒラギノからまつわる「三国志」藤沢周平氏と編集者・萬玉さんの話。 ・水であり米である。 ・書道は出来なくってもいい。 ・完成度と品格。 書体として実は傾いていても、その傾きに趣や味があったり デザインとしてばっちり水平じゃなくともバランスがいいなど。 質問などでは、 好きな文字で「れ」が好き、「朴」はのバランスが取りにくいなど。 イクールの話が出てましたがたぶん生稲晃子さんのデザインです。 こぶりなゴシックの凸版と大日の越えられない壁やらのお話も聞け。(もう販売しているそうですが)凸版明朝は不思議な書体。1書体だけを見ると変な形だが全体を流してみると読みやすいなどなど。 飛び飛び

    2006/10/26勉強会「書体(フォント)の世界のいろいろ」終了 | でるべんの会(出版関係勉強会)blog
  • 「Rebirth RB-338」: 本格テクノをフリーソフトで! : Gizmodo Japan(ギズモード・ジャパン)

    「Rebirth RB-338」:格テクノをフリーソフトで!2006.10.30 08:005,211 テクノ・ミュージックの中で使われるシンセの中で、おそらく世界で一番有名なRoland TB-303というベースシンセ、Roland TR-808/TR-909というリズムマシーン。 これらを今、中古楽器屋で探しても、それぞれ1台づつ10万円ほどは間違いなくする超名機なのですが、その3つをモデリングして、ほぼ全く同じ音を出せるソフト。それが「Rebirth RB-338」です(ちなみに他の音源の音色も入ってます)。 ソフトの開発を終了したということで、なんと今、フリーソフトとしてタダでバージョン2.01のisoイメージを入手することができます。 なかなか楽器機材の話となると難しいかもしれませんが、ぜひダウンロードしてインストールしてみてください。デモの曲の音を鳴らしただけでも、きっと感動

  • GICAS - アジア書字コーパスに基づく文字情報学の創成 [ HOME ]