水島新司、高橋留美子、魔夜峰央の各氏を始め、多くの著名なマンガ家やアニメ関係者を輩出してきた新潟市に今月初め、「新潟市マンガ・アニメ情報館」がオープンした。全国的に増加するマンガ・アニメ関連の展示施設に求められているものは? 新潟市出身のマンガ・アニメ関係者が多いのはなぜなのか。市内にスタジオを持ち、同館の展示協力も行ったアニメ制作会社「プロダクション・アイジー」の石川光久社長は、「粘っこい、忍耐強い絵を描く印象があります。雪が多い気候が、クリエイターを生む土壌と関係するかもしれない」という。 同館は、新潟市が約3億円かけ建設し、指定管理者制度で民間に運営を委託。新潟駅近くの好立地で、特徴は体験装置に力を入れているところだ。「マンガ体験テーブル」では、同市で少年時代を送った赤塚不二夫さんの「おそ松くん」の登場人物イヤミなどで、遊びながらマンガの表現方法を学べる。「声優になってみよう」のコー