貴重なノイマン製のカッティングマシンを採用 ミキサーズラボ ワーナーミュージック・マスタリングは、このたびラッカー盤のカッティングマシンを導入。CD/ハイレゾのマスタリングに加え、新たに7月よりアナログレコードのマスタリングならびにカッティング業務を手がけることとなった。 これを期に、同社のマスタリング・スタジオを、カッティング・エンジニアを務める北村勝敏さんが案内してくれた。 今回導入したのはドイツ、ノイマン社の「VMS 80」。かつてレコードが主流だった当時、82台のみが製造されたと言われる貴重なヴィンテージ機だ。しかも、米国のマスタリング・スタジオ、スターリング・サウンド等で活躍したプロダクト・デザイナーChris Muth氏によってチューニングが施されているというから驚きだ。 カッティング作業で重要なコンソールと呼ばれる操作卓で使われる機材の多くも貴重な品々。メタリカや、ガンズ・ア