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2023年6月26日のブックマーク (41件)

  • 『水滸伝』を読むと中国政治がよく見えてくる - 行雲流水の如く 日本語教師の独り言

    毛沢東が『水滸伝』を愛読したことはよく知られている。蒋介石の国民党軍に追われ、山間部の農民を組織してそこに根拠地を築かざるを得なかった自身の経験について、「上梁山(梁山に上る)」と評した。共産党軍を、已むに已まれず悪事に走り、梁山泊に集まった水滸伝の豪傑たちにたとえたのである。権力に対する反抗精神や天に替わって道を行う英雄像は、少年期には誰もがあこがれるものだが、毛沢東はそこから政治闘争の知恵まで学んだ。 梁山泊には首領の宋江を補佐する呉用や公孫勝、蕭譲らの智将がいたが、毛沢東はこうした水滸伝の事例を挙げながら、「革命で勝つためには知識分子がいなければダメだ。プロレタリア階級は決起しなければならないが、困難な大衆には知識分子が必要であり、あらゆる階級にはその階級に奉仕する知識分子がいなければならない」と語っている。先日、習近平が知識人の言論を歓迎する発言を紹介したが、毛沢東以来の伝統を再確

    『水滸伝』を読むと中国政治がよく見えてくる - 行雲流水の如く 日本語教師の独り言
  • ふつうの相談 - 株式会社金剛出版

  • カプリチョーザを青春時代に楽しんだ筆者が、創業者の娘に話を聞いたら驚きの連続だった - メシ通 | ホットペッパーグルメ

    皆さんは、「カプリチョーザ」と聞いて何を思い浮かべるだろうか? 目に焼き付くような真っ赤な看板。カジュアルだけど、ちょっとオシャレな気分に浸れる内装。圧倒的なボリューム。「トマトとニンニクのスパゲティ」や「ライスコロッケ」といった激うまメニュー。恋人や友達と過ごした、甘酸っぱい青春の記憶。家族との楽しい外の思い出。もしかするとバブリーだったあの頃を思い出す人もいるかもしれない。 かくいう私も学生時代、カプリチョーザは“ほんのちょっとだけ背伸びをしていく店”の代表格だった。通い慣れたチェーン店よりも小洒落た雰囲気の中で、大皿メニューを2〜3品頼み、わいわいシェアする。ライスコロッケの“唯一無二感”も捨てがたいが、トマトとニンニクのスパゲティを初めてべた時の衝撃は忘れられない。おいしい記憶とともに、楽しい思い出も、甘酸っぱい思い出もたくさん刻まれている。 ▲カプリチョーザの「トマトとニンニ

    カプリチョーザを青春時代に楽しんだ筆者が、創業者の娘に話を聞いたら驚きの連続だった - メシ通 | ホットペッパーグルメ
  • 21世紀のベートーヴェン像:クルレンツィスによせて|Logophile

    世界中で最もホットな指揮者 いま世界中を見回して最も熱い指揮者はテオドール・クルレンツィス。ギリシア出身の凄い指揮者。 インターネットが我々の生活の一部と化した21世紀、音楽鑑賞において映像美も大切で、YouTubeなどがあればクラシック音楽など実演で聴く必要もないなどという輩もいる始末。 それだからこそ、演奏会は一期一会の舞台であるべき。舞台でしか、実演でしか聴けない「経験できないもの」が必要なのです。 音が表象する世界を踊りやレーザー光線などで舞台上で表現するといった試みが世界中でなされています。心象風景の視覚化ともいえます。そうした試みを続けていて最も成功している例が彼なのです。 音楽学者の岡田暁生先生もクルレンツィスを絶賛しています。 ベートーヴェンではないですが、先月、わたしが実演で聴いたシェーンベルクの浄夜は、ダンサー付きで様々な光が交錯する不思議な舞台においての演奏でした。こ

    21世紀のベートーヴェン像:クルレンツィスによせて|Logophile
  • 都会の鳥の生態学 -唐沢孝一 著|新書|中央公論新社

    カラス、ツバメ、スズメ、水鳥、猛禽の栄枯盛衰 唐沢孝一 著 カラスとオオタカの空中戦、コンクリート張りの川で繁殖するカワセミ、高層ビルで子育てするハヤブサ、新たに進出してきたイソヒヨドリ、スズメやツバメの営巣地の栄枯盛衰......。都会は自然の少ない人工的な環境だが、鳥たちはしたたかに適応して生きている。身近な鳥、珍しい鳥、意外な鳥たちの知られざる生態を紹介するとともに、人間と鳥たちとの関係の変化も解説、読めば街歩きが楽しくなる。写真多数、カラー口絵16頁。 書誌データ 初版刊行日2023/6/21 判型新書判 ページ数256ページ 定価1155円(10%税込) ISBNコードISBN978-4-12-102759-7 書店の在庫を確認 ❑紀伊國屋書店 ❑丸善&ジュンク堂書店 ❑旭屋書店  ❑有隣堂  ❑TSUTAYA

    都会の鳥の生態学 -唐沢孝一 著|新書|中央公論新社
  • 奈良文化財研究所ホームページ

    奈良文化財研究所と文化財活用センターは、石に刻まれた文字や文様に光を当ててその影から拓をとる技術「ひかり拓」をスマートフォンに搭載し、全国の石碑に残された貴重なメッセージを守り伝えていくプロジェクトを実施しています。 「ひかり拓」とは 拓とは、紙を石造物に貼り、その上から墨を乗せて文字や文様を写し取る伝統的な手法のことです。「ひかり拓」は、石に刻まれた文字や文様に対し様々な角度で光を照射・撮影してできた影から、画像を合成する画期的な技術です。(特許取得済) 撮影にあたって必要となるものは一般的な撮影機材(タブレットやデジタルカメラ、三脚)、懐中電灯等光源のみ。専門的な知識も必要ありません。また、作成所要時間は、合成する画像1枚につき10秒程度で、5~10分もあれば撮影と作成を完遂できるので、撮影してすぐに結果を見ることができます。 拓処理前の画像(上)と処理後の画像(下) 「ひ

  • 「板木」にみる江戸時代の出版事情 奈良大博物館で企画展:朝日新聞デジタル

    かつて出版も手がけていた京都市の古書店に伝わっていた木版印刷の板木(はんぎ)と、それによって印刷された版から、江戸時代の出版事情を読み解く企画展「板木と版 藤井文政堂旧蔵の板木から」が、奈良市山陵町の奈良大学博物館で開かれている。7月28日まで。 同館は、江戸時代の出版文化を研究している永井一彰名誉教授が収集した板木約5千点を所蔵している。うち約600点は、19世紀前半に創業した京都の古書店・藤井文政堂の旧蔵品。昨年秋、新たに同店に残っていた442点の板木が奈良大学に寄贈された。 この板木を初公開するにあたり、同大学の岡田健教授(文化財学)が大学図書館の蔵書を確認したところ、寄贈された板木から印刷したとみられる版が5組見つかった。企画展ではこれらの板木と版を並べて展示している。 「花壇綱目」は、江戸中期にロングセラーになった全3巻の園芸書で、大学図書館は3組所蔵していた。どれも最終

    「板木」にみる江戸時代の出版事情 奈良大博物館で企画展:朝日新聞デジタル
  • 四百字のデッサン :野見山 暁治|河出書房新社

    このの感想をお寄せください 書をお読みになったご意見・ご感想などをお気軽にお寄せください。 投稿された内容は、弊社ホームページや新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。 ※は必須項目です。恐縮ですが、必ずご記入をお願いいたします。 ※こちらにお送り頂いたご質問やご要望などに関しましては、お返事することができません。 あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ

    四百字のデッサン :野見山 暁治|河出書房新社
  • 地図パズル屋 - 作品一覧

    パズル特注版(表面のピースは各時代のパズルからどれかコメントして選んでいただき、台紙の方には都道府県の境界線で製作)3,800円

    地図パズル屋 - 作品一覧
  • 【動画】「救いのみほとけ お地蔵さまの美術」根津美術館で7月2日まで

    右:初公開の「地蔵菩薩像」鎌倉時代 14世紀、左:「求聞持虚空蔵菩薩 并 明星天子像」南北朝時代 14世紀 いずれも根津美術館蔵 大地を蔵する地蔵 対になる虚空蔵 企画展「救いのみほとけ ―お地蔵さまの美術―」を担当した田諭(根津美術館学芸第二課長)です。 「地蔵」という「ほとけ」の名前の由来はご存じでしょうか? 実は地蔵という名前は、「大地」を自分の体内に「包蔵」する。つまり「大地」を持っている。それが地蔵の名前の由来です。 大地によって人々に豊かさを与える(実り豊か)、幸せを与える、また、大地のように人々の苦しみを肩代わりしても堅固で壊れることがない。それが地蔵。大地を蔵するから地蔵なのです。 重要文化財「地蔵菩薩立像」平安時代 久安3年(1147) 根津美術館蔵 あまり知られていないが実は対になる存在があります。虚空蔵菩薩です。 「大地」に対して「虚空」(こくう)、「地」に対する「

    【動画】「救いのみほとけ お地蔵さまの美術」根津美術館で7月2日まで
  • 意外と知らないお地蔵さま/救いのみほとけ(根津美術館) - 見もの・読みもの日記

    〇根津美術館 企画展『救いのみほとけ-お地蔵さまの美術-』(2023年5月27日~7月2日) 館蔵品の仏画や仏像を中心として、日における地蔵信仰の歴史とその広がりを概観する。子どもの頃、「おじぞうさん」はマンガや昔話にも登場する、親しみやすい存在だった。坊主頭の男子をからかうときの定番でもあった。大人になって、仏教美術に興味を持つようになって、妖艶な美形や、精悍な戦士のようなお地蔵さまの存在を徐々に知ることになった。 展は、まず文字資料によって地蔵信仰の歴史を紹介する。写真参考展示の『東大寺要録』によれば、東大寺講堂には、光明皇后が発願した虚空蔵菩薩像と地蔵菩薩像があったという。「地」蔵と虚「空」が対になる存在だというのは初めて気づいた。『地蔵十輪経』(展示は奈良時代の断簡)は、釈尊が入滅してから弥勒菩薩が成仏するまでの間、地蔵菩薩が衆生を導くことを説く。『地蔵大道心駆策法』(平安時代

    意外と知らないお地蔵さま/救いのみほとけ(根津美術館) - 見もの・読みもの日記
  • 推し活!展(演劇博物館)+私も描く(會津八一記念博物館) - 見もの・読みもの日記

    ■早稲田大学演劇博物館 2023年度春季企画展『推し活!展-エンパクコレクションからみる推し文化』(2023年4月24日~8月6日) 私は古い人間なので、応援する対象を「推し」と呼ぶことが流行り始めた頃は、またヘンな日語が出てきたなあと思っていた。それが「活動」の「活」と結びついた「推し活」、あっという間に定着してしまった。言葉は新しくても、好きなモノや人を応援する行為は昔からある。そこで展は、人々はどのようなかたちで「推し」に向き合ってきたのか、演者や制作者側を中心とした従来の演劇・映像史においては埋もれてしまう、個々の観客たちの営みに焦点を当てる。 江戸時代の「推される」対象は、ほぼ歌舞伎役者一択。まあ演劇を離れれば、相撲取りや遊女も「推し」だったのかな。絵師や読み作家、芝居の脚家を「推し」にするような変わり者(?)はいたのだろうか。 近代は、やはりビジュアルがものをいう時代。

    推し活!展(演劇博物館)+私も描く(會津八一記念博物館) - 見もの・読みもの日記
  • 日本一古い列車愛称「さくら」の長~い歴史 2度の消滅から新幹線で復活 物議もごもっとも? | 乗りものニュース

    九州新幹線の「さくら」という愛称は、日一古い列車愛称です。誕生は1929年。在来線特急として長く使われ、各時代とも当時を代表する列車でした。その歴史を振り返ってみましょう。 欧米で流行っていた列車愛称を日に導入 鉄道省(現在のJR)が列車に「愛称」を付けようと考えたのは、1929(昭和4)年のことです。当時は世界大恐慌の影響で日経済も停滞しており、鉄道も利用者が伸び悩んでいました。そのような中、欧米で広まっていた列車愛称を日も取り入れようと、鉄道省が特急列車の愛称を公募したのです。 当時、特急列車はその名の通り、「特別な急行列車」でした。2023年現在のJRでは、定期の急行列車が消滅していますが、当時は急行列車ばかりで、特急列車は東京~下関間の1・2列車(1・2等車連結)と、3・4列車(3等車連結)の4が運行されているだけでした。 拡大画像 寝台特急「さくら」(画像:写真AC)。

    日本一古い列車愛称「さくら」の長~い歴史 2度の消滅から新幹線で復活 物議もごもっとも? | 乗りものニュース
  • 名句の源泉を訪ねて 2 | 研究社 WEB マガジン Lingua リンガ

    みなさまこんにちは。連載も二回目になりました。もし初回の連載を読んでいらっしゃらなかったら、そこに連載のねらいも書いてありますのでご覧いただければ幸いです。 前回の記事では、ユウェナーリスによる「誰が見張り番を見張るのか?」という文の背景を取り上げました。ユウェナーリスは風刺詩集の中で数々、後世に残るフレーズを生み出しています。今回扱う引用句も、またユウェナーリスから取り上げました。それは「健全な体に健全な精神」です。よく「健全なる精神は健全なる身体に宿る」という形で使われています。この文章に関しては、様々な解釈が見られます。例えば Oggi.jp というウェブメディアの記事(https://oggi.jp/6929341)では、このフレーズは「健やかな身体に、健やかな魂が宿るように祈ればいい」という趣旨で、つまりユウェナーリスは「健やかな身体に健やかな魂が宿るのは現実に起こっていない」と

    名句の源泉を訪ねて 2 | 研究社 WEB マガジン Lingua リンガ
  • interview Marquis Hill "Rituals + Routine":儀式とルーティンを介したセルフケアのための瞑想的な音楽|柳樂光隆

    今でこそシカゴのジャズといえば、マカヤ・マクレイヴンや彼が所属するレーベルのインターナショナル・アンセムを中心としたコミュニティのイメージが大きい。ただ、その直前の2014年、マーキス・ヒルが世界的に注目を集めていたことは現代のシカゴのジャズ・シーンを語るためには欠かせないトピックだ。 セロニアス・モンク・コンペティションのトランペット部門でマーキスが優勝したのが2014年。圧倒的なテクニックに驚きつつ、シカゴから久々に面白い才能が出てきた!とワクワクしたのもあり、強く印象に残っている。 90年代以降、シカゴのジャズ・シーンは様々な文脈で注目されていた。ギタリストのジェフ・パーカーが在籍しているポストロック系のバンドのトータス、コルネット奏者ロブ・マズレクが参加していたアイソトーオプ217をはじめとしたシカゴのコミュニティが“シカゴ音響派”などと呼ばれ、ジャンルを超えて、様々なリスナーを虜

    interview Marquis Hill "Rituals + Routine":儀式とルーティンを介したセルフケアのための瞑想的な音楽|柳樂光隆
  • 青土社 ||現代思想:現代思想2023年7月号 特集=〈計算〉の世界

    計算の歴史は人類の歴史である 私たちが生きる社会と、それを支えるあらゆる科学技術の根底に横たわるもの――「計算」。量子コンピュータの開発競争や対話型AIの急速な進化など、情報環境のいちじるしい変動期にあるいま「計算とは何か」を改めて問い直すことで、何が見えてくるのか。現代数学における計算理論から物理学、メディア論、科学史、哲学など、多様な観点から「計算」の正体に迫る。 [目次] 特集*〈計算〉の世界 【interview】 計算から修復へ――小さな庭から始まる新しい思考の可能性 / 森田真生(聞き手=丸山隆一) 【foundations】 計算とは何だろう? / 細谷曉夫 計算の世界へ / 渡辺治 「計算」概念の多元性――コンピュータ・サイエンス形成期を中心に / 河西棟馬 数学における《計算可能性》の厳密化、抽象化、そして発展 / 木原貴行 計算、証明、有限、無限 / 渕野昌 【phil

  • 青土社 ||現代思想:現代思想2022年8月号 特集=哲学のつくり方

  • 画家の野見山暁治さんが102歳で死去。人間や自然の本質を見つめ、「無言館」の設立にも尽力

    戦後の日洋画の第一線で活躍し、100歳を超えて制作を続けた画家で文化勲章受章者の野見山暁治(のみやま・ぎょうじ)さんが6月22日、心不全のため亡くなった。享年102。 1920年、福岡県飯塚市の炭鉱を経営する家に生まれた。1938年東京美術学校油画科に入学し、在学中の42年に春陽会展で作品が初入選。翌年卒業、応召し、発病のため入院した福岡の傷痍軍人療養所で終戦を迎えた。1953年渡仏し、パリを拠点に12年間ヨーロッパに滞在。サロン・ドートンヌ会員になるなど作品はパリで評価され、日でも若手画家の登竜門である安井賞を1958年に受賞した。1964年に帰国後は、東京・練馬と福岡・糸島にアトリエを構えて制作を行い、東京藝術大学で准教授、教授を歴任して後進の指導にも当たった。

    画家の野見山暁治さんが102歳で死去。人間や自然の本質を見つめ、「無言館」の設立にも尽力
  • TPの書庫から『時代をひらく書体をつくる。』 - Type Project Staff Blog

    今回は、雪朱里著の『時代をひらく書体をつくる。 書体設計士・橋和夫に聞く 活字・写植・デジタルフォントデザインの舞台裏』を紹介します。 書は、活字・写植・デジタルフォントの三世代に渡って書体を制作、監修し、重要な部分を築いてきた橋和夫さんのインタビューを通して日語書体の流れについて触れられる内容になっています。 橋さんが携わり、各時代を取り巻く環境のもとで作られ使われた数々の書体がどのように生まれたかや、現在と地続きの書体制作の現場の細かい内容も載っており、自分の日々の仕事を振り返りながら読みました。 書道やレタリングの文字との違いや書体としての文字に求められること、品質の高い書体を作ることについて書かれているところを読み、文字を作る中でひとまとまりの「書体」としての意識が欠けていたときに理解しているつもりで分かっていなかった部分に気づくことが多かったです。 書体を作る人や書体に

    TPの書庫から『時代をひらく書体をつくる。』 - Type Project Staff Blog
  • 横浜市歴史博物館調査研究報告 第18号 2022年3月 | 横浜市歴史博物館

    ホーム > 行動からえらぶ > 調べる > 刊行物 > 調査研究報告・紀要 > 横浜歴史博物館調査研究報告 第18号 2022年3月 横浜歴史博物館調査研究報告 第18号〈修正版〉 2022年 3月※2022年8月18日修正版を公開しました。 ※青い文字をクリックするとPDFをご覧いただけます。 横浜歴史博物館所蔵 小宮山博史文庫目録 Ⅰ 表紙 Ⅱ はじめに・目次・凡例・解題                            p. ii〜viii Ⅲ 小宮山博史文庫目録 (1)                                p. 1 ~ 46 〈分類〉 A 活字見帳〔日語〕、B 活字見帳〔中国語〕、C 活字見帳〔欧米諸語〕 Ⅳ 小宮山博史文庫目録 (2)                                 p. 47 〜 168 〈分類〉 D

  • 日本の初期パソコン市場における競争

    稿は、1970年代後半から1990年代半ばにかけての日のパソコン市場を対象に、市場の立ち上がりからNECによる寡占体制が確立し、やがてそれが崩れ去っていくまでのプロセスを時系列的に丁寧に記述することを通じて、リーダー企業が新たなイノベーションに十分に対応できず、競争力を大幅に毀損してしまう原因を探ることを目的としている。稿では、事例を記述するにあたって、①プロセス戦略論の視点、②競争ダイナミクスの視点、③行為システム・アプローチの視点、という三つの視点を意識しながら、通常求められる以上に「厚い」事例記述を行う。

  • ニュー・オーダ―の全アルバムレビュー

    イギリス、マンチェスター出身のバンド、ニュー・オーダーの全アルバムレビューをお送りしたいと思います。 シングル盤やベスト盤を中心に聴いていたこともあって、順を追ってアルバムを丁寧に聴く事もしてなかったこともあり、やってみたいと思います。 ニュー・オーダーはとにかく大好きなバンドなので若干点数は甘めかもしれません。 『Movement』1981年Apple Musicで聴く、Spotifyで聴くイアン・カーティスの死を受けて解散せざるを得なかったジョイ・ディヴィジョンの残りのメンバーが、ジリアン・ギルバートをキーボードに迎えて作成された記念すべきファースト。今聴くとパーカッシブでダークな音像やイアンに似せたボーカルスタイルなどジョイ・ディヴィジョンと地続きなところもあり、ニュー・オーダーは好きだけど、ジョイ・ディヴィジョンはピンとこない人(まあ自分の事なんだけど)にいいかもしれない。逆の人に

    ニュー・オーダ―の全アルバムレビュー
  • 邦楽ロックの名盤ベスト100

    以前お送りした、ロックに限定したオールタイムベストアルバムの邦楽版企画です。 基的にはレギュレーションは前と同じですが、地域を限定したことで、前回のロックの名盤ベスト100では取りこぼした範疇のものも入っていたりします。 一方、たとえ代表作であっても、ロックよりは他のジャンルに入れたほうがふさわしかろうというものは除外しました。 たとえばコーネリアスは代表作の『ファンタズマ』や『Point』ではなく『69/96』を選出しています。 YMO、電気グルーヴなどのテクノポップ、エレクトロニカ勢も入っていないし、やや極端な例ですが、たまもロックという狭い枠組みに入れてしまってよいのかということで除外しています。 ということで前回のおさらいもかねて選出基準です。 ・ギターを中心としたバンドミュージックを中心に選出しました。よってシンセなどの電子楽器や打ち込みなどの割合が多いものは除外しています。

    邦楽ロックの名盤ベスト100
  • The Strokesの全オリジナルアルバムレビュー

    今回はザ・ストロークス(The Strokes)の全オリジナルアルバムのレビューをやりたいと思います。ストロークスと言えば21世紀を代表するロックバンドですが、名盤の名高いファースト(やセカンド)が取り上げられる事が多く、他のアルバムはなかなか語られない傾向にあると思います。僕も正直一部のアルバムはまじめに聴いてなかったりしたので、この機会に彼らがどのような歩みを進めてきたのか、どのように音楽性を変化させてきたのか、じっくり聴いて語っていきたいと思います。 『Is This It』2001年Apple Musicで聴く、Spotifyで聴く21世紀のロックの定義を塗り替え、歴史的名盤となったデビュー作。ガレージロックやパンクをテクノ的なクールな反復で調理したスタイルで一世を風靡し、21世紀のロックの在り方を変えてしまったと言っても過言ではない一枚。その様な歴史的事実がたとえなかったとしても

    The Strokesの全オリジナルアルバムレビュー
  • 江戸時代の人々の鳥との交わり | NDLイメージバンク | 国立国会図書館

    現在の日では、犬や、小動物や鳥など、様々な動物がペットとして飼育されていますが、江戸時代にも鳥をペットとして飼育するブームがありました。鳥の飼育は奈良時代から行われていましたが、江戸時代には鳥好き大名が海外の鳥を盛んに輸入しました。中期頃になると、庶民の間にも広がっていき、家での飼育だけでなく、鳥の見世物の施設ができました。孔雀茶屋、花鳥茶屋といった施設で、飲と組み合わせて異国の珍鳥を楽しみました。 また、資金力のある大名の中には、多くの鳥を描いた図譜を作成する者も現れました。自ら絵を描き、あるいは草学者や画家が描くことで、美しい図譜が作成されました。 ここでは図譜に描かれた鳥を通して、江戸の人々と鳥との交わりを少しご紹介します。 大名、旗・上層武士、貴族たちが飼った鳥江戸時代にヨーロッパ人が飼育していたカナリアやインコが持ち込まれました。いわゆる「鎖国」の時代に、将軍家や大名が

    江戸時代の人々の鳥との交わり | NDLイメージバンク | 国立国会図書館
  • REALKYOTO – CULTURAL SEARCH ENGINE » クルレンツィスを待ちながら

    浅田 彰 テオドール・クルレンツィスとムジカエテルナ(musicAeterna)の実演を聞いたのは2019年2月14日の大阪フェスティバルホ-ルでのコンサートだった。演目はチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲(ソロはパトリツィア・コパチンスカヤ)と交響曲第6番「悲愴」。この作曲家の感情過多な音楽が嫌いな私が普通なら絶対に行かないプログラムだ。しかし、クルレンツィスの指揮するストラヴィンスキーの『結婚』を聴くために手にしたCDに併録されていたコパチンスカヤとのチャイコフスキーは、思いのほか興味深いものだった。この新世代の音楽家たちは、古楽器も含むオーケストラのシャープな響き(オーマンディやカラヤンのような指揮者たちの滑らかで豊満な響きとは対極的な)や歯切れのいい早めのテンポによって、チャイコフスキーの音楽からさえ贅肉を取り除き、まったく新しい音楽として再生してみせるのだ。それで遅まきながら実

  • クラウス・ノミ(Klaus Nomi)没後40年――早すぎたラジカルなポップスターの偉業をリイシュー4作品で辿る | Mikiki by TOWER RECORDS

    没後40年  異形のアーティスト、クラウス・ノミの偉業を回顧する クラウス・ノミは、あの一度見たら忘れられない、強烈な印象を与える奇抜なルックスによって、80年代初頭の日でも当時の感度の高い人々の間でセンセーションを巻き起こした。たとえば、モデルとして某楽器店の販促に登場するなど、ノミは当時の日で、その性別不明で、異星人のようでもあり、アンドロイドのようでもあるイメージによって、80年代という時代を体現するキャラクターとして、音楽よりも先にアイコニックな存在となっていたのだ。1944年にドイツで生まれ、戦後の西ベルリンで育ち、1972年にニューヨークに移り住み、アンダーグラウンド・シーンで活動した。伝説的アンダーグランドTV番組「TVパーティ」にも登場している。注目されるきっかけとなったのは、デヴィッド・ボウイのスタジオライヴのバックコーラスでのテレビ出演だった。じつは、ノミを起用した

    クラウス・ノミ(Klaus Nomi)没後40年――早すぎたラジカルなポップスターの偉業をリイシュー4作品で辿る | Mikiki by TOWER RECORDS
  • インド人4世帯→3千人超 「リトルインディアの父」が語る街の未来:朝日新聞デジタル

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    インド人4世帯→3千人超 「リトルインディアの父」が語る街の未来:朝日新聞デジタル
  • ECM New Series の歩み

  • ≡≡musicircus≡≡

    津田貴司=編著 『フィールド・レコーディングの現場から』 発行:カンパニー社 ■ 発行日:2022年7月 体価格:2,200円(+税) B6判並製:256頁 “奄美大島で録音したフィールドレコーディングがベースとなっていて”、青葉市子1990 京都出身、音楽家、FLAGRadio 奇数月、カトリックの学校で歌って、帰ったらおうちでおりんで遊ぶ少女時代、8弦ギターの師匠がいて、このコの語りの声紋がイントネーションがすごい、国宝、かわいい、世界ツアーだ、2022年、ぞっこんだ、お顔は知らない、 清水俊彦や福島恵一のテキストを師匠と仰いで現代ジャズやインプロを聴いて過ごした若き日々だった、1999年、ミシェル・ドネダと斎藤徹の演奏におそるべきシーンの突破力を予感して、CD全部買って、インプロの聖地上尾のバーバー富士に来日したドネダを訪ねた、ドネダはゼットンと語感が等価だ、わたしにとって、 ドネ

  • ウストヴォリスカヤ作品集

  • 緑茶やほうじ茶、麦茶に玄米茶、そば茶…私たちはなぜこんなにも「お茶」が好きなのか

    愛媛県のローカルについて書かれた西森路代さんの前回のコラム、の好奇心が存分に刺激されて、読んでいたらお腹が鳴った。きっと西森さんも書きながらお腹が空いたことだろう。 彼女は松山のご出身、私は過去に3度訪ねている。鯛が身近な地域だなあ…という印象を受けた。昔から好漁場で、養殖生産は日一。ごちそうとしての大きな鯛はハレの日のものだけれど、手頃に買える小鯛をおかずに焼いたり、鯛めしにしたりするのは普通、なんて声がよく聞かれる。西森さんも刺身と粉末出汁を使って「鯛めしをよく炊く」と書かれていたが、そのくだりから県民のリアルが垣間見えてとても面白かった。

    緑茶やほうじ茶、麦茶に玄米茶、そば茶…私たちはなぜこんなにも「お茶」が好きなのか
  • 宇和島スタイルの「鯛めし」とタレの甘さが重要な「焼き豚玉子飯」地元・愛媛の味について

    ライターの西森路代さんと白央篤司さんによる「」をめぐるリレーコラム。今回は、「作るのにハマっている、またはかつてハマっていた料理など、ありますでしょうか」という白央さんの質問に、愛媛県出身の西森さんが答えます。

    宇和島スタイルの「鯛めし」とタレの甘さが重要な「焼き豚玉子飯」地元・愛媛の味について
  • サザンオールスターズ『イエローマン~星の王子様~』から考える90年代デジタル・サザン|YOU-SUCK

    『イエローマン~星の王子様~』との出会いまで2005年。当時中学三年生。ドラマ『大奥 〜第一章〜』がブームとなっていた。正直ドラマの内容はそれほど覚えていない(松下由樹が主演だった)のだが、そこでエンディングテーマとして使われていたのが、サザンオールスターズ50作目のシングル曲「愛と欲望の日々」であった。 『大奥』の奥深く怪しい雰囲気に合った淫靡なディスコ歌謡。今思えば、ケツメイシ「君にBUMP」トラジ・ハイジ「ファンタスティポ」のリリースも同じ2005年で、J-POPにちょっとしたディスコ再評価の流れがあったのを意識した楽曲かもしれない。 当時中学三年生で、母親の影響でサザンを聴いていた。とくにサザンの楽曲では「愛の言霊〜Spiritua Messagel〜」や「Paradice」などのディスコ歌謡路線が好きだったので着うたに設定したのを覚えている。マナーモードを設定し忘れ、塾の授業中に

    サザンオールスターズ『イエローマン~星の王子様~』から考える90年代デジタル・サザン|YOU-SUCK
  • Photoshop でのビデオの編集

    最終更新日 : May 24, 2023 09:26:49 AM GMT | 次にも適用 : Adobe Photoshop CS6 Photoshop ユーザーガイド Photoshop の概要 夢をカタチに Photoshop の新機能 初めての写真編集 ドキュメントの作成 Photoshop | よくある質問 Photoshop の必要システム構成 Photoshop とは Photoshop とその他の Adobe 製品およびサービス Photoshop で Illustrator アートワークを作業する InDesign での Photoshop ファイルの操作 Photoshop 用 Substance 3D マテリアル Photoshop の Capture アプリ内拡張機能の使用 Photoshop iPad 版(中国土ではご利用いただけません) Photoshop iP

  • 「公立ホール・劇場職員のための制作基礎知識 増補版 2021年」を発行しました - 一般財団法人 地域創造

    「公立ホール・劇場職員のための制作基礎知識 増補版 2021年」を発行しました 公開日 2021年5月28日 地域創造レターで連載した「制作基礎知識」シリーズを中心にまとめた「公立ホール・劇場職員のための制作基礎知識 増補版 2021年」を発行しました。 今回発行した増補版は、2004年発行のハンドブック「公立文化施設職員のための制作基礎知識」に、新たに書き下ろした原稿および連載を追加したものです。 芸術文化領域への理解を深めていただくとともに、制作実務についての入門書としてご活用ください。 入手をご希望の方は、下記よりお申込みください。 地域創造発行物入手方法 新たに追加した内容 ◎公立ホール・劇場の歩み 2019年度「地域の公立文化施設実態調査」全体概要・設置主体・専用ホール/コラム「若年層の文化行動とメディア接触」 ◎音楽・演劇・ダンス事業の基礎知識 日における戦後クラシック音楽

  • 6/22 ペーター・ブロッツマン逝く

    ドイツのクラリネット、サックス奏者(他にタロガトー)、現代美術アーティスト、ペーター・ブロッツマン(​​Peter Brötzmann)が6月22日亡くなった。1941年3月6日​​生まれ。享年82。昨年、ドラマーの羽野昌二が今春の日ツアーに誘うべくヴッパータールにペーターを訪ねたが、肺気腫のため闘病中で実現しなかった。 現代美術を目指していたペーター(その流れでフルクサスにも関わる)が音楽を生業に選んだのはシドニー・ベシエのクラリネットを聴いて以来。クラリネットからアルト・サックスを修得、デビュー・アルバムは”サックスの父”アドルフ・サックスに捧げた『For Adolphe Sax』(1967)。活動はソロからテンテットに及んだが、FMP (Free Music Production) 設立に関わり、ICPオーケストラ、グローブ・ユニティ・オーケストラにも参加。リーダー作は50を超すが

    6/22 ペーター・ブロッツマン逝く
  • マイケル・ブレッカー伝/ビル・ミルコウスキー/テナーの巨人の音楽と人生|JAZZ|ディスクユニオン・オンラインショップ|diskunion.net

    商品詳細情報 夭逝の巨人、全記録。 ポール・サイモン、スティーリー・ダンほか参加作品数は900枚超。 ジャズのみにとどまらず八面六臂の活躍をみせたテナーサックス奏者の超絶技巧プレイの秘密とは。 ■ ブレッカー・ブラザーズ、ステップス・アヘッドで一世を風靡したテナーサックス奏者マイケル・ブレッカーの伝記。 ■ 序文は兄ランディ(ブレッカー・ブラザーズ)が寄稿。 著名人/ミュージシャン/家族ら計100名超にも及ぶインタビューを基に、不世出の天才を育んだ幼少期・学生時代の話から57歳での早すぎる死までを描く。 ■ 登場ミュージシャンはハービー・ハンコック、パット・メセニー、ジャコ・パストリアスほか ジャズ界の名プレイヤーをはじめ、ポール・サイモン、ジョニ・ミッチェル、ジェイムス・テイラーなどポップスのアーティストまで。 ■ クリス・ポッター、ジョー・ロヴァーノ、ボブ・レイノルズ等々の音楽仲間が故

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  • 中国西蔵自治区で進むノルブリンカ古文書の整理 すでに29万枚登録 - ライブドアニュース

    中国西蔵自治区で進むノルブリンカ古文書の整理 すでに29万枚登録調査する古書を運ぶノルブリンカ管理処古文書調査チームの久米次成(GyumeyTsultrim)さん。(4月19日撮影、ラサ=新華社記者/晋美多吉) 【新華社ラサ6月22日】中国西蔵自治区ラサ市にあるかつての離宮、ノルブリンカの文化財庫には、シュロの葉(貝多羅葉)に書かれた古文書が保管されている。「梵挟装」と呼ばれる独特の方法で保存されており、1枚ずつ2枚の板で挟み、布で包んである。 ノルブリンカは「宝の庭」を意味する。全国重点文物保護単位(国宝・重要文化財)と世界文化遺産にも指定される西蔵で長い歴史を持つ庭園で、歴史言語学、医学などの貴重な古文書が良好な保存状態で収蔵されている。 ノルブリンカ管理処古文書調査チームの久米次成(Gyumey Tsultrim)さんは、同僚と共に手書きやパソコン入力で古文書の調査・登録を行ってい

    中国西蔵自治区で進むノルブリンカ古文書の整理 すでに29万枚登録 - ライブドアニュース
  • 地下鉄が「空白地帯」を網羅・東京ご当地鉄道事情

    東京という都市は、大阪や名古屋といったほかの大都市と比べても、とにかく大きい。東京に次ぐ大都市である大阪と比較してみても、大阪環状線は1周30分なのに対し、東京の山手線は1時間。東京の鉄道はそれだけ規模が大きいというわけだ。 それだけに同じ東京の中でも移動は思うほどラクではない。歩けばいいや、というような距離でなければ、鉄道を使わねばならないが、東京都心、山手線の内側はおおむね地下鉄によってカバーされている。だから、東京の地下鉄を把握することは、まさに一丁目一番地、東京暮らしと東京の鉄道を存分に活用するうえで、避けて通れないハードルのようなものなのだ。 “いいとこ取り”の路線 そんなわけで、今回は東京の地下鉄を旅してみようと思う。ここぞという中心もなく、実に13路線も走っているのだから、1つひとつをていねいに旅して……というわけにはいかない。が、まずは東京メトロ銀座線に乗ることから始めよう

    地下鉄が「空白地帯」を網羅・東京ご当地鉄道事情
  • 愛媛に多い「丹下さん」、全国7700人のうち1100人…応仁の乱が関係か

    愛媛には「丹下さん」が多い。記者が愛媛に赴任して丸3年で、何人もの「丹下さん」に出会った。名字や家紋の調査会社、リクスタ(千葉県)の「名字由来net」によると、全国の丹下姓約7700人のうち、愛媛県内には約1100人もいる。数では愛知県の約2100人に負けているが、人口密度は全国1位だ。感覚ではなく、実際に多い。 「実は丹下姓は愛媛がルーツではないらしいです。大阪が発祥だそうですね」。先日取材で会った、とある丹下さんが教えてくれた。 気になって地図を調べてみると、地名としては残っていないが、大阪府羽曳野市に「丹下公民館」があった。漢語をまとめた平安時代の辞書「和名類聚抄」によると、かつて河内国丹比郡(現在の堺市や羽曳野市などの一部)に「丹下」という地名があったそうだ。姓氏研究家の森岡浩さんは「主要なルーツは大阪だと思います。丹下に住んだ一族が名乗ったのでは」と推し量る。 では、なぜ愛媛に丹

    愛媛に多い「丹下さん」、全国7700人のうち1100人…応仁の乱が関係か