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ブックマーク / www.natureasia.com (16)

  • 遺伝学:アフリカにおけるバントゥー語の歴史を探究する | Nature | Nature Portfolio

    アフリカのサハラ砂漠以南に存在するバントゥー語話者の非常に大きな集団は、西アフリカを起源として、その後、南方と東方に徐々に持続的に居住域を拡大していった可能性が非常に高いことが研究によって示された。このことを報告する論文が、Natureに掲載される。今回の研究では、現代人と古代人の遺伝的解析から、バントゥー語話者の進化史に関する新たな知見が得られた。バントゥー語話者の人口は、約6000~4000年前に西アフリカで増え始めた。 バントゥー語族は500以上の異なる言語で構成されており、サハラ以南のアフリカ全体で約3億5000万人がバントゥー語を話している。バントゥー語話者集団の拡大パターンは経度に沿ったものであり、さまざまな気候や環境を通過していた点は注目に値する。これは、緯度に沿って移動し、類似した地形を横断することよりずっとまれなことだった。 今回、Carina Schlebuschらは、

    遺伝学:アフリカにおけるバントゥー語の歴史を探究する | Nature | Nature Portfolio
  • 投稿案内 | 著者の皆様、投稿をお考えの皆様へ | Nature | Nature Portfolio

    2017年、投稿案内を改訂いたしました。 冊子は、Springer Nature 出展学会で無料配布しております。 また、当ページからもPDFをダウンロードいただけますので、ぜひ投稿の手引きとしてご活用ください。 目次 投稿に関して 掲載の基準 論文掲載は誰が決めるのか? 論文の投稿とカバーレター 実際の投稿作業 投稿後のながれ 投稿された論文はどうなる? レフェリー・レポート 競争者 判断は迅速に 判定通知 異議の申し立て 論文のフォーマットと長さ 受理された論文の原稿整理 掲載とメディア 受理から掲載まで 最終原稿作成時の留意点 原稿整理とページレイアウト 著者による最終確認 掲載のスケジュール 「投稿をお考えの皆様へ」へ戻る

  • 考古学:人工知能を利用した碑文の復元 | Nature | Nature Portfolio

    古代ギリシャの碑文を復元できるように訓練されたディープニューラルネットワークを複数の歴史学者が利用すると、最高72%の精度が達成されることを示唆する論文が、今週Nature に掲載される。今回の研究で得られた知見は、新たに発見された碑文や不明瞭な碑文の復元と作成年代や作成場所の推定を、スピードと正確さを向上させることで支援し、古代史の理解を進めることができるかもしれない。 歴史学者は、古代文明の歴史を解明するため、今日まで残っている素材(石、陶器、金属など)に過去の人々が直接記した碑文の研究をしている。しかし、数多くの碑文は、何世紀にもわたって損傷し、今では判読不能状態にあり、作成年代もはっきりしない。碑文研究の専門家であるエピグラファーは、欠落した文章を復元できるが、彼らの伝統的な方法は非常に複雑で膨大な時間を必要とする。 今回、Yannis AssaelとThea Sommerschi

    考古学:人工知能を利用した碑文の復元 | Nature | Nature Portfolio
  • 考古学:人類はいつからタバコを使用していたか? | Nature Human Behaviour | Nature Portfolio

    ヒトは約1万2300年前にタバコを使用していたことを示唆する考古学的証拠について報告する論文が、Nature Human Behaviour に掲載される。得られた知見から、タバコは、アメリカ大陸に到達した最初期のヒト集団の一部で使用されていたことが分かった。これは、従来考えられていたより9000年も早い。 タバコ(Nicotiana)はアメリカ大陸原産の酩酊性の植物であり、北米の多くの先住民集団の伝統に重要な役割を果たしてきた。タバコは世界的に使用されており、人間社会に広範な影響を及ぼしている。喫煙パイプから得られたこれまでの証拠から、タバコの最初期の使用者は、約3000年前の農耕導入以前の北米で暮らしていたと考えられていた。 今回、Daron Dukeたちは、ユタ州グレートソルトレーク砂漠にあるウィッシュボーン遺跡で狩猟採集民の居住地跡の遺物を発掘した。Dukeたちは、約1万2300年

    考古学:人類はいつからタバコを使用していたか? | Nature Human Behaviour | Nature Portfolio
  • 科学を変えた10のコンピューターコード | Nature ダイジェスト | Nature Portfolio

    Fortranからプレプリントアーカイブまで、プログラミングとプラットフォームの進歩は、生物学、気候科学、物理学を新たな高みへと導いた。 2019年、イベント・ホライズン・テレスコープ(EHT)のチームは、ブラックホールの実際の姿を初めて世界に見せてくれた。彼らが発表したリング状に輝く天体の画像は、従来の写真とは違い、計算によって得られたものだ。具体的には、米国、メキシコ、チリ、スペイン、南極点の電波望遠鏡が捉えたデータを数学的に変換することによって得られたのだ1。研究チームは、その知見を記載する論文とともに、ブラックホールの撮影に用いたプログラミングコードも公開した。科学コミュニティーが自分たちのやり方を確認し、それを足場にできるようにするためである。 このようなパターンは、ますます一般的になりつつある。天文学から動物学まで、現代のあらゆる偉大な科学的発見の背後にはコンピューターがある。

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  • Nature ハイライト:アフリカにおける埋葬:アフリカでの現生人類の既知最古の埋葬を示す遺骨 | Nature | Nature Portfolio

    Cover Story:アフリカにおける埋葬:アフリカでの現生人類の既知最古の埋葬を示す遺骨 2021年5月6日 Nature 593, 7857 埋葬土坑内でのMtotoの姿勢を示した再現図。 | 拡大する Credit: Jorge González/Elena Santos 表紙は、約7万8000年前の幼児の部分骨格の再現図である。今回M Martinón-Torresたちは、ケニア沿海部のパンガヤサイディ(Panga ya Saidi)と呼ばれる洞窟遺跡でこの遺骨を発見し、それを調べた結果を報告している。発見されたのは、アフリカにおける現生人類の既知最古の意図的な埋葬である。ネアンデルタール人が死者を意図的に埋葬したことは知られているが、初期人類が埋葬を行った証拠はこれまでほとんどなかった。著者たちが「Mtoto(スワヒリ語で「子ども」の意)」と名付けたこの幼児は、3歳ほどで、脚を

    Nature ハイライト:アフリカにおける埋葬:アフリカでの現生人類の既知最古の埋葬を示す遺骨 | Nature | Nature Portfolio
  • ヒトの発話について鳴き鳥から学べること | Nature Neuroscience | Nature Portfolio

    近くにいる成鳥のさえずりを学習している幼い鳴き鳥の聴覚皮質の深層に存在するニューロンが、その成鳥のさえずりの音響特性に同調するようになることを示した論文が、今週掲載される。この研究は、鳴禽類において音声コミュニケーションが聴覚符号化を作り上げる仕組みを明らかにしており、これと同様の過程がヒトの幼児期の発話学習を下支えしている可能性を示唆している。 ヒトと鳴禽類が一生持ち続ける聴覚技能とコミュニケーション技能は、幼少期に体験した聴覚手掛かりから発達する。その結果、ヒトの聴覚皮質は、他の音よりも発話音声に優先的に反応し、それと同様に、鳴禽類の聴覚皮質は、合成音よりもさえずりに優先的に反応する。しかし、この同調性が、幼少期からずっと固定されているのか、種特異的な発達の仕方があるのかは明らかでない。 今回、Sarah WoolleyとJordan Mooreは、キンカチョウ(Taeniopygia

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  • Nature ハイライト:北方の有力集団 | Nature | Nature Portfolio

    言語学:北方の有力集団 2019年5月2日 Nature 569, 7754 シナ・チベット語族は、インド・ヨーロッパ語族に次いで世界で2番目に大きな言語群で、インド・ヨーロッパ語族と同様に、その「原郷」、すなわち究極の起源地に関して相反する2つの仮説が存在する。「北部起源説」は、その起源を約6000年前の黄河峡谷としており、有名な考古学的遺物と関連付けられている。一方の「西南部起源説」は、その起源を9000年前以前の中国西南部、またははるかインド北部とするもので、これらの地域には現在、小規模ながら多様なチベット・ビルマ語派が多く存在する。L Jinたちは今回、シナ・チベット語族の109言語に関してスワデシュ・リストの同根語100個の比較を行い、ベイズ系統解析法を適用することにより、この重要な語族の北部起源説を支持する結果を得ている。

    Nature ハイライト:北方の有力集団 | Nature | Nature Portfolio
  • 神経科学:脳内音声処理が脳震盪の診断に役立つかもしれない | Scientific Reports | Nature Portfolio

    脳震盪を起こした子どもの診断に役立つ可能性がある生物学的マーカーが発見されたことを報じる論文が掲載される。この初期研究では、脳震盪が発話音声の神経処理を阻害するという仮説の検証が行われ、発話音声が引き起こす周波数追従反応(FFR)、つまり音声を聞いた時に脳内で発する神経信号を測定することが、脳震盪の診断と管理に役立つ可能性のあることが明らかになった。 現在のところ脳震盪の診断を確実に下すための単独の検査法が検証されておらず、臨床医は、複数の器官系にわたる一定数の症状を比較評価する方法に依存して診断を下している。一方、脳震盪を始めとする軽度外傷性脳損傷の影響の1つとして、音声の意味を理解する能力の低下が挙がっている。 今回、Nina Krausの研究チームは、平均年齢13歳の40人の子ども(そのうちの20人が脳震盪を起こした)を対象として、発話音声の基周波数(音声と話者を追跡、特定するため

    神経科学:脳内音声処理が脳震盪の診断に役立つかもしれない | Scientific Reports | Nature Portfolio
  • アルカリ金属の爆発の秘密が明らかに | Nature ダイジェスト | Nature Portfolio

    アルカリ金属を水に入れると派手に爆発する。化学の授業でおなじみのこの実験の反応機構が、実は長く誤解されてきたことが、ハイスピードカメラを使った研究で判明した。 ナトリウム‐カリウム合金の液滴が水中に落下する様子。左側は水面を斜め上から、右側は水面を斜め下から捉えた画像。金属液滴が水面に触れた直後、超高速でスパイクが形成されている様子が見て取れる。また、スパイクが成長していく過程では液滴周囲の溶液が青紫色に変化している。 Ref.1 金属ナトリウムや金属カリウムの塊を水中に投げ入れ、爆発を眺める。化学を使った悪ふざけの定番ともいえるこの爆発反応は、アルカリ金属の高い反応性を説明する実験として、何世代にもわたり化学を学ぶ学生たちを驚嘆させてきた。ところが今回、これまで単純明快とされてきたその反応機構の裏に、一連の興味深いプロセスが隠されていたことが明らかになった1。 アルカリ金属が水と接触して

    アルカリ金属の爆発の秘密が明らかに | Nature ダイジェスト | Nature Portfolio
  • 合併の完了によりシュプリンガー・ネイチャーが設立 | Nature Portfolio

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    合併の完了によりシュプリンガー・ネイチャーが設立 | Nature Portfolio
  • 科学出版の本当のコスト | 科学出版の未来 | Nature 特別翻訳記事 | Nature Portfolio

    低コストのオープンアクセスジャーナルの出現で、論文掲載料に対する出版社の付加価値に関して疑問の声が上がっている。 Credit: BRENDAN MONROE 原文:Nature 495, 426-429 (2013年3月28日号)|doi:10.1038/495426a|Open access: The true cost of science publishing Richard Van Noorden カリフォルニア大学バークレー校(米国)の分子生物学者である Michael Eisen に愚痴を言わせると、一切の遠慮がない。「研究論文の出版費用は、現在でもばかげているほど高い。もちろん我々も高額の掲載料をとられています」と彼は力説する。学術出版の主要な部分を占める査読が、科学界において無償で行われているにもかかわらず、完成した論文を科学者が読むためには、定期購読ジャーナルの出版社に

    科学出版の本当のコスト | 科学出版の未来 | Nature 特別翻訳記事 | Nature Portfolio
  • 科学出版の未来 | Nature 特別翻訳記事 | Nature Portfolio

    科学出版界は、400年近く続いたのんびりした印刷の時代を経て、クラウドコンピューティング、クラウドソーシング、ユビキタスシェアリングからなるテンポの速いインターネット時代に突入した。それに伴い、従来の出版モデルが再検討され、著者支払い型オープンアクセス出版などの新しい出版モデルが提案されている。Nature は、科学出版界で作用している力と、今後数十年の展望について考察した。 Credit: BRENDAN MONROE

    科学出版の未来 | Nature 特別翻訳記事 | Nature Portfolio
  • 特別公開記事:国立大学で若手研究者が減少傾向 (Nature ダイジェスト)

    特別公開記事 Jun 2012, Vol. 9 No. 6 News 国立大学で若手研究者が減少傾向 Numbers of young scientists declining in Japan 冬野いち子 Nature (2012-03-20) | English article 日の科学技術研究の根幹を担っている国立大学で、若手研究者の減少が止まらない。このままでは、科学技術競争力の低下につながるおそれが。 内閣府の総合科学技術会議事務局によると、国立大学全体の常勤教員数(終身・任期制)は1983年の5万人から2010年には6万2000人に増加。一方、35歳未満の若手教員数は、2000年まで1万人超で推移していたが、その後の10年間で約6700人にまで減少した。つまり、2001年以降約30%も低下したことになる(図参照)。 若手研究者が減少している原因の1つには、定年を65歳に延長す

  • 日本の地震学、改革の時 :: Nature Comment

    Nature, (2011年) | doi:10.1038/nature10105 Published online 14 April 2011 日の地震学、改革の時 東京大学のロバート・ゲラー教授は「日政府は、欠陥手法を用いた確率論的地震動予測も、仮想にすぎない東海地震に基づく不毛な短期的地震予知も、即刻やめるべきだ」と主張する。 Robert Geller 石橋克彦・神戸大学名誉教授をはじめとする一部の地震学者が、20年以上も前から地震や津波による原子力発電所の損壊と放射性物質の漏洩の危険性を指摘してきたにもかかわらず、この指摘はほとんど顧みられることはなかった。3月11日のマグニチュード9.1の東北地震(東日大震災)のあとでさえ、テレビなどで今回起きた地震と津波を「想定外」と語る解説者は多い。 ならば、「想定内」の地震とは何なのか。それは、日政府の地震調査研究推進部(以下

  • 日本の科学に激震 :: Nature News

    Nature 471, 420 (2011年3月24日号) | doi:10.1038/471420a 日の科学に激震 日の研究者たちは、地震で破損した装置や寸断されたインフラと懸命に戦っている。 Ichiko Fuyuno 2011年3月11日、マグニチュード9.0の大地震と想定をはるかに超えた津波が東北地方と関東地方を襲った。東北大学大学院生命科学研究科の田村宏治(たむらこうじ)の研究室は、地震によりめちゃくちゃになった。や顕微鏡、DNAシーケンサーやサンプルは床にたたき落とされた。幸いにも、田村が器官形成の研究に用いているヤモリ、アフリカツメガエル、ゼブラフィッシュは、地震には耐え、生き延びた。だが、今、ゆっくりと死に向かっている。断水により水槽の水がなくなる可能性があるからだ。「ここの動物たちが水なしでどのくらい生きられるかと思うと、不安です」と彼は言う。「けれども、多くの被

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