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ブックマーク / casabrutus.com (39)

  • 【もうすぐなくなる日本の名建築】桂設計〈日比谷公園大音楽堂〉

    May 20, 2024 | Architecture | casabrutus.com | photo_Satoshi Nagare   text_Tatsuo Iso 閉館や解体を迎える、または検討されている国内の名建築を紹介する連載『もうすぐなくなる日の名建築』。第3回目は桂建築設計事務所(現・桂設計)の手がけた〈日比谷公園大音楽堂〉を訪ねます。「野音」の愛称で親しまれ、音楽の聖地として長きにわたり愛される音楽堂の歴史をひもときながら、その建築の魅力に迫ります。 「野音(やおん)」の名前で親しまれている、日比谷公園内にある大音楽堂は、東京のど真ん中にあって、光と風を感じながら生の音楽を楽しめるユニークな施設だ。ここでは幾多の著名なミュージシャンが、歴史に残る名演を繰り広げてきた。日比谷公園が段階的な再整備を進めているなかで、この施設も建て替え工事に入ることが予定されている。音楽ファ

    【もうすぐなくなる日本の名建築】桂設計〈日比谷公園大音楽堂〉
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    全体運は快調じゃ。ダイエットの努力をしてきたなら、結果を実感することがありそうじゃ。ご褒美に贅沢をするのもいいかもしれぬ。

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  • 【もうすぐなくなる日本の名建築】佐藤武夫〈岡山市民会館〉

    November 20, 2023 | Architecture, Design | casabrutus.com | photo_Keisuke Fukamizu   text_Tatsuo Iso 老朽化やニーズの変化などにより、閉館や解体を迎えている国内の建築群。その中には、後世に伝えたい名建築が数多くあります。新連載『もうすぐなくなる日の名建築』では、間も無く解体を迎える、もしくは検討をされている日各地の名建築を紹介。第1回目は佐藤武夫の設計した〈岡山市民会館〉を巡ります。 JR岡山駅から、路面電車の東山線に乗る。3つめの電停「城下」で降りて、微妙にカーブしながら東へと延びる並木道を進んでいくと、石垣の向こうに濃茶のタイルが張られた建物が見えてくる。2024年3月末に閉館を予定している〈岡山市民会館〉だ。 〈岡山市民会館〉は、岡山市民の文化芸術活動の拠点として、1963年に完成

    【もうすぐなくなる日本の名建築】佐藤武夫〈岡山市民会館〉
  • 京都のモダン建築が一斉に公開される11日間。

    October 26, 2023 | Architecture, Culture, Travel | casabrutus.com | photo_提供:京都モダン建築祭実行委員会   text_Housekeeper 「千年の都」と称えられる京都は、古い建築を大切に守り継いできた都市でもある。2023年11月2日から12日まで開催される『京都モダン建築祭』では、そんな京都の街の記憶を物語るモダン建築が一斉に公開される。 近代以降、戦争や震災の被害を受けることが少なかった京都は、モダン建築を多く保存してきた。しかし、京都といえば神社仏閣、桜や紅葉……。観光のメインとして建築があがることは、そんなに多くなかったはずだ。 2021年に〈京都市京セラ美術館〉で開催された『モダン建築の京都展』では、そんな京都の建築に光を当て、原図面や模型、写真や映像、家具などを展示。また、現存するモダン建築をホッ

    京都のモダン建築が一斉に公開される11日間。
  • 【東京・白金台】内田祥三設計の壮麗な建築や、歴史的建造物指定の消防署を訪ねる。|甲斐みのりの建築半日散歩

    【東京・白金台】内田祥三設計の壮麗な建築や、歴史的建造物指定の消防署を訪ねる。|甲斐みのりの建築半日散歩 May 9, 2022 | Architecture, Culture, Design, Travel | casabrutus.com | photo_Ryumon Kagioka   text_Minori Kai 白金台にひっそり佇む〈港区立郷土歴史館・旧公衆衛生院〉は、安田講堂をはじめとする東京大学の建築を手がけたことでも知られる内田祥三の設計。さらに、歴史的建造物の中に入って往年の消火道具や消防車などを見学できる消防署や、50年以上続く洋菓子店など、白金台・高輪は静やかながら散歩にぴったりの地。

    【東京・白金台】内田祥三設計の壮麗な建築や、歴史的建造物指定の消防署を訪ねる。|甲斐みのりの建築半日散歩
  • 建築家に聞く、“好きな神社” とその理由。

    『カーサ ブルータス』2020年1月号より December 29, 2019 | Travel, Architecture, Culture | MY FAVORITE | text_Marie Uramoto/Kaori Nakata/Housekeeper   illustration_Yoshifumi Takeda 神社好きの建築家4人に、マイフェイバリット神社を挙げてもらいました。推薦理由はさまざまですが、みな、その神社に「建物」以上の何かを感じているのは共通しているようです。

    建築家に聞く、“好きな神社” とその理由。
  • 皆川 明さんが言葉を綴る、ザ・フィンランドデザイン展。

    『カーサ ブルータス』2021年12月号より November 12, 2021 | Design | a wall newspaper | photo_Norio Kidera   text_Takahiro Tsuchida   editor_Keiko Kusano 広く知られているように、「ミナ」と「ペルホネン」はフィンランド語で「私」と「蝶」という意味。そして皆川 明とフィンランドの繋がりは、それだけではない。歴史ある〈イッタラ〉や〈アルテック〉といったブランドとコラボレーションしたり、暮らしがテーマのショップ〈ミナ ペルホネン エラヴァ〉などでこの国のヴィンテージアイテムを扱ったり。さらにコロナ禍の前の3年間は、長期休暇をフィンランドで過ごすのが彼の習慣だったそうだ。 「朝起きて、決まったカフェに行って、ずっと街を歩いていました。他の国を旅行するのとは違い、フィンランドでは毎日

    皆川 明さんが言葉を綴る、ザ・フィンランドデザイン展。
  • 〈明治神宮野球場〉の外野席をリメイクしたスツールとチェア、限定販売中。設計・製造はマルニ木工。

    June 8, 2021 | Design, Culture | casabrutus.com | text_Akiko Miyaura   editor_Keiko Kusano 開場から95周年を迎えた〈明治神宮野球場〉。その外野席から取り外して保管されていた“スタンドシート”が、思い出のアイテムとしてスツールとチェアに生まれ変わり、限定販売されています。 1926年に開場し、「野球の聖地」として愛されてきた〈明治神宮野球場〉。東京六大学野球や高校野球のメイン会場としても長年使用されており、これまで数多くの人々の思い出を紡いできた。プレイヤーはもちろん、球場のシートから熱い声援を送り、感動的な瞬間を目撃した人も少なくないはずだ。 このたび、開場95周年を記念して、美しい記憶を手元に残せる《明治神宮野球場メモリアルグッズ》が〈チケットぴあ〉から発売されている。そのグッズとは実際に使用され

    〈明治神宮野球場〉の外野席をリメイクしたスツールとチェア、限定販売中。設計・製造はマルニ木工。
  • 隈研吾展に見る:クマがネコとつくる建築と都市|青野尚子の今週末見るべきアート

    July 1, 2021 | Architecture, Design | casabrutus.com | photo_Takuya Neda   text_Naoko Aono   editor_Keiko Kusano 国内外で八面六臂の活躍を続ける隈研吾。〈高知県立美術館〉、〈長崎県美術館〉で好評だった個展『隈研吾展 新しい公共性をつくるためのネコの5原則』が東京に巡回してきました。ネコの手を借りた(!?)展示をご紹介します! 〈東京国立近代美術館〉の前庭に置かれた木のトレーラーハウス〈住箱〉(2006年)。ノマド型ライフスタイルを可能にする軽い木の箱。背後に見えるのはときどき色が塗り替えられるイサム・ノグチの彫刻《門》。 〈国立競技場〉(設計参画)や〈高輪ゲートウェイ駅〉、〈角川武蔵野ミュージアム〉など、日中の街の景色をひとりで塗り替える勢いの隈研吾。東京だけでなく日全国、中

    隈研吾展に見る:クマがネコとつくる建築と都市|青野尚子の今週末見るべきアート
  • パウル・クレーがチュニジアから持ち帰ったもの|鈴木芳雄の「本と展覧会」

    May 31, 2021 | Art, Culture | casabrutus.com | photo_Keiko Nakajima   text_Yoshio Suzuki   editor_Keiko Kusano 画家パウル・クレーの絵を見るとき、いつ描かれたのかをチェックするのは必然である。なぜなら、彼の画業に大きな影響を与えたのは、1914年、画家仲間と行った北アフリカ、チュニジアへの旅だったからだ。船で大陸を渡り、かの地の強烈な光の洗礼を受けたその旅の前と後では明らかに色彩感覚が変わっている。クレーの日記をひもといてみる。 『トライアローグ:横浜美術館・愛知県美術館・富山県美術館 20世紀西洋美術コレクション』に5点出品されているクレー作品の一つ《蛾の踊り》パウル・クレー《蛾の踊り》1923年 油彩転写・鉛筆・水彩、紙 愛知県美術館蔵。横浜美術館での展示風景より。 photo

    パウル・クレーがチュニジアから持ち帰ったもの|鈴木芳雄の「本と展覧会」
  • 古今東西 かしゆか商店【有松絞りの手拭い】

    『カーサ ブルータス』2020年1月号より January 8, 2020 | Design | KASHIYUKA’s Shop of Japanese Arts and Crafts | photo_Keisuke Fukamizu   hair & make-up_Masako Osuga editor_Masae Wako 日常を少し贅沢にするもの。日の風土が感じられるもの。そんな手仕事を探して全国を巡り続ける、店主・かしゆか。今回の目的地は愛知県の有松。江戸時代の趣が残る町を訪ね、熟練の指先からつくり出される美しい絞り染めと出会った。

    古今東西 かしゆか商店【有松絞りの手拭い】
  • 6,000トンの石で覆われた外観が見えない美術館。

    『カーサ ブルータス』2021年3月号より February 15, 2021 | Architecture, Art, Design | window on the world | text_Housekeeper

    6,000トンの石で覆われた外観が見えない美術館。
  • レトロかわいい “セリザワ・デザイン”250点がお蔵出し。

    March 11, 2020 | Art, Design | casabrutus.com | text_Housekeeper 〈静岡市立芹沢銈介美術館〉で、「和と洋の架け橋」をテーマにした展示が4月5日〜7月5日に開催。芹沢銈介がデザインした250点におよぶアイテムと、コミカルな収集品の数々が登場します。 民藝運動の重要人物であり日を代表する染色家・芹沢銈介(1895〜1984)。文明開化が始まった明治に生まれ、ヨーロッパの最新デザインの影響を受けたおしゃれでモダンな感覚を持っていたが、一方で日の伝統をこよなく愛した人物でもあった。染色家としてデビューしてからも、「和」の親しさと「洋」の新しさを融合して、現代日に違和感なく溶け込むデザインを数多く世に送り続けた。 展ではその代表ともいえる、和紙に型染したカレンダーやクリスマスカードなどを展示。ほかにもブックデザイン、パッケージデ

    レトロかわいい “セリザワ・デザイン”250点がお蔵出し。
  • 菊竹清訓の名建築を振り返る3日間限定の展覧会。

    February 12, 2020 | Architecture | casabrutus.com | text_Ai Sakamoto   editor_Keiko Kusano 建築界の巨匠、故・菊竹清訓が設計し、世界的に高い評価を得ながらも、2019年7月から解体がはじまった〈都城市民会館〉。その魅力を振り返る展覧会が3日間限定で開催される。 casabrutus.comのスペシャル記事「JAPANESE MODERN ARCHITECTURE 55/モダニズム建築ベストリスト」にも掲載される名建築が、またひとつ姿を消しつつある。菊竹清訓の設計により、1966年、宮崎県都城市に竣工した〈都城市民会館〉。メタボリズム建築における代表作のひとつとされる。 メタボリズムとは、環境や社会の変化に応じて、都市も建築も新陳代謝を繰り返しながら成長していくべきという建築運動のこと。戦後、高度経済成

    菊竹清訓の名建築を振り返る3日間限定の展覧会。
  • 生誕90年。田中一光展、奈良で開催。

    December 4, 2019 | Design, Travel | casabrutus.com | text_Tomoko Odaka   editor_Keiko Kusano 故郷・奈良で2020年1月25日から行われる特別展『生誕90年 田中一光 未来を照らすデザイン』。古き良きものを題材としながらモダンに時代を彩ってきた巨匠の世界観を満喫できます。

    生誕90年。田中一光展、奈良で開催。
  • 初公開! Apple Music、カバーアートの秘密にせまる。

    December 24, 2019 | Design, Art, Culture | casabrutus.com | text_Keiko Kusano ストリーミングで音楽を聴くのが日常になった今、私たちは新旧のありとあらゆる楽曲を素早くランダムに聴くことができるようになりました。そんなリスナー天国とも言える時代の中で、脚光を浴びているのが独自のプレイリストと、そのカバーアートです。今回はApple Musicがこれまで一度も明かしてこなかったアートワークの秘密についてご紹介します。 ストリーミングサービスの普及により、独自の切り口で編集されたプレイリストを入口として、新たなジャンルに漕ぎ出すリスナーがどんどん増えているという。実はそんな時に重要な鍵を握るのが、選曲とカバーアートかもしれない。 Apple Musicでは各国独自で様々なプレイリストをつくっているが、日音楽への注目度

    初公開! Apple Music、カバーアートの秘密にせまる。
  • 生粋のコレクターが語るカイ・フランクの魅力とは。

    『カーサ ブルータス』2019年10月号より September 13, 2019 | Design, Art | a wall newspaper | photo_Chikako Harada(portrait)    text_Akiko Konishi フィンランドデザインのレジェンド、カイ・フランク(1911〜89)の展覧会が9月21日より〈神奈川県立近代美術館 葉山〉で開催される。 カイは1950年代初頭のデザイン黎明期に、それまでのテーブルウェアの概念を覆し、安価で誰もが生活に取り入れられる、機能的で利便性の高いシリーズを生み出した。〈アラビア〉から発表された《キルタ》や《ティーマ》はいまだに器デザインの原型と評され、ガラスウェアの《カルティオ》は日でもおなじみだろう。 タウノ・タルナ氏は、昨年フィンランドガラス博物館で開催された『KAJ FRANCK & GEOMETRI

    生粋のコレクターが語るカイ・フランクの魅力とは。
  • 柳宗悦から「直観」を見いだす力を学ぶ。

    January 28, 2019 | Art, Design | casabrutus.com | text_Kaori Nakada 民藝運動を牽引した柳宗悦が作品を選ぶ際に大切にしていた“直観”に焦点を当てた展覧会が、〈日民藝館〉にて開催中。ジャンルに囚われない新たな展示スタイルに注目です。 民衆の暮らしから生まれた美の世界。その価値を人々に紹介しようと「民藝」という言葉が誕生したのは1925年。言葉の発案者であり、思想家としても知られる柳宗悦は、無類の収集家としても知られる。そんな彼が初代館長を務めた〈日民藝館〉には、自ら集めた17,000点にも及ぶ作品が所蔵されている。各地を訪ね、膨大な量の民藝に触れた彼が、その審美眼によって収集した作品の数々は、どれも魅力的なものばかりだ。 この収集において柳は知識だけでなく、みずからの“直観”も重要視していた。柳は「直観とは文字が示唆する通

    柳宗悦から「直観」を見いだす力を学ぶ。
  • モダンデザインが縄文から学ぶこと。

    『カーサ ブルータス』2018年8月号より July 11, 2018 | Design | a wall newspaper | text_Takahiro Tsuchida editor_Yuka Uchida 1万5000年前に始まり、約1万年も続いた日の縄文時代。そこには世界的に見てもきわめてユニークな文化が存在した。そんな縄文の魅力を多様な視点で紹介するドキュメンタリー映画『縄文にハマる人々』にデザイナーの佐藤卓さんが登場。デザイン目線の縄文論を語っている。 Q 映画の中で、縄文文化とモダンデザインを対比していますね? ドイツでバウハウスが開校したのが1919年で、当時からモダンデザインが一気に花開きました。つまりモダンデザインの歴史は100年。それに対して縄文時代は約1万年続きました。これはすごいことですよね。そもそも我々は、デザインとはモダンデザインのことだと思い込んでいま

    モダンデザインが縄文から学ぶこと。
  • 『おいしい名建築さんぽ』アウトテイクからのベスト5!

    『カーサ ブルータス』2018年9月号より August 15, 2018 | Food, Architecture, Travel | a wall newspaper | photo_Kenya Abe(portrait), Chihiro Oshima(Tsuta coffee)    text_Wakako Miyake

    『おいしい名建築さんぽ』アウトテイクからのベスト5!