第77回毎日出版文化賞〈特別賞〉と第45回サントリー学芸賞(社会・風俗部門)を受賞した、弊社刊『杉浦康平と写植の時代』。おかげさまをもちまして売上も好調に推移しまして、第3刷も出来上がっております。 この度、さらに東京TDC賞2024 エディトリアル・ブックデザインカテゴリーにも入選したことを記念しまして、著者の阿部卓也氏が『大学出版』133号(2023年2月、【特集】「学術書」をデザインする)に寄稿されたエッセイ「学術書のデザインを、再発明しよう!」を以下に転載いたします。ぜひご覧ください! 『杉浦康平と写植の時代』のブックデザイン (東京TDC賞2024 エディトリアル・ブックデザインカテゴリー入選)*** 読者に知を届けるための、全ての工夫 学術書のデザイン、あるいはより広く、ブックデザインとは何か。根本的に言えば、本の内容(=知識)が、デザインに先立ってあらかじめ存在すると考えるこ
![【記事転載】学術書のデザインを、再発明しよう!(阿部卓也)|慶應義塾大学出版会 Keio University Press](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9d1c1b765441e4d9d9764f22d4e7daf22d0f428c/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fassets.st-note.com%2Fproduction%2Fuploads%2Fimages%2F127295537%2Frectangle_large_type_2_594ef6da6c5f470688a2a42dd2ab5200.jpeg%3Ffit%3Dbounds%26quality%3D85%26width%3D1280)