こちらでE社の「入門1」について誰も語らないって書いてあったので、ではあえてこれにまつわる思い出話を語りつつ、初心者ゲーム論につなげてみましょう。 私は「入門1」を持ってました。 ついてたゲームはバルジ戦ゲームと、戦車戦ゲームと、戦国マルチゲーム。 今は散逸してしまったので、手元にないから、タイトル名が判りません。 これを大学のサークル(大学でも美術部でした)に持ち込み、普段ウォーゲームなんてしない人達と結構遊んでました。 一番不評だったのはバルジ。 まあ、それってなんですか?っていう人が殆どな集まりだったので当然。 戦車戦も同じ。 タミヤのプラモを作ったことがある人は居たけど、まあ流行ってたのでなんとなく好きだった程度の人で、以下同文。 食いつきが良かったのは戦国マルチ。 簡易版戦国大名だったんですが、テーマの知名度は抜群で、ルールも難しくなく、わいわいみんなで楽しめるのが良かった。 あ
終盤戦。 もはや、倭に続き百済も滅亡。 戦いは、実質“唐vs.高句麗”という形に。 瞬く間に唐に挟撃される高句麗、の図 5ターン、度重なる唐/新羅の細菌戦、テロ攻撃により高句麗の有力な将軍/軍勢が溶けていく。 大陸伝いと半島南部から攻め入った唐により挟撃された高句麗は、あれよあれよというまに平壌からも追い出され、国内城付近で挟撃状態に。 5ターン終了時 新羅は半島を掌握するため自国に戻り、戦線からは離脱。 後は高句麗がどれだけ持ちこたえるかの勝負となる。 ゲーム半ばにしてこれはキツイ。 しかし、高句麗で越冬する敵軍には“冬将軍”が待っている。 (高句麗内でターン終了を迎える唐/新羅は補給に関わらず損耗チェックを強要される) 高句麗は天をも味方にしなければいけない状況に…。 高句麗滅亡の瞬間!、の図 嗚呼…そしてとうとう高句麗滅亡の時が… 最後の高句麗軍は平壌を越え南へ逃れたが、損害をものと
以前よりちょっと気になってる文禄の役のゲームでも…と思って、なーんも考えずに朝鮮半島のマップ、マップ…と探して取り出したところ、全然違うゲームだった…w 「文禄の役を探しててとんでもないものを見つけてしまったーどーしよー」 …と思わず納谷悟朗棒読み風に呟いてしまったが、仕方がない、これも何かのめぐり合わせなのでいっちょやってみようw。 時代は文禄・慶長(16世紀)をはるかに遡る天智(7世紀)の頃の出来事。 不穏な朝鮮半島情勢に、大陸との関係よりも朝鮮半島での利権を優先させた倭が朝鮮半島の戦争に介入、結局は痛い目を見て、国土防衛に目覚めるきっかけとなった戦い(と理解w)。 いわゆるポイント・トゥ・ポイントのマップにチット・ドリヴンというシステムとなってます。 チット・ドリヴン→カード・ドリヴンへ…の図 しかし“チット”はコンポーネント上の制約らしいとのこと。 今回は、チットをカード化したデー
さぁ、いよいよクライマックス。 5ターン終了時 やはり、来たよw。 反信長勢の討伐(=領地拡大)にもあまり積極的に参加せず(というか地勢が悪い…)本拠の南北でチマチマしていた一番近くの明智が信長を襲う。 「あまりやることがないから…」という理由で、あるときは東の北条、北の上杉、西の毛利等をたきつけ、他の後継者達をかく乱し続けた…ということでは、初手から既にこのときを狙っていたのか?明智! (…というか、早く気付け、みんな!w) 6(最終)ターン終了時 そうしてとうとう迎えた最終6ターン 絶妙のタイミングで謀反を起こした明智に対し、他の大名は身動き取れず…と思われたが… この動きに呼応したのは、なんと柴田。 ま、距離的には“小返し”か?w 上杉に苦戦して、本拠の越前で建て直しを図っていたのですが、彼が一番近くにいたのが、幸いした。。 しかし、ホンネ的には、上杉が強力すぎて領地拡大が望めないの
信長つながりで、もう一品。 …といっても、このゲームでの信長は、終焉を迎えようとするノンプレイヤーキャラクターとしてなんですがw 本誌にも書かれていますが、イメージはまさしく“マルチプレイヤー版”信長包囲戦! 個人的には初めてプレイしたカードドリヴンシステムのゲームでかつ、非常に面白かった記憶があるのですが、これが多人数(といっても3or4人)となると、どんな動きになるのか興味津々…。 なるほど、各プレイヤーの手札枚数とターン数を少なめにすることであまり長時間にならないように調整しているみたい。 んで、カードをざくっと眺めると、(GJ)「信長包囲戦」で見覚えのあるような、内容が… おお、これは面白そう。 早速、いつもの面子でプレイ開始。 1ターン終了時 序盤は、各後継者達は、それぞれ他プレイヤーの外敵を操作しながら、自身の正面の反織田勢力の対処に奔走する(しかない…)といった感じ。 2ター
本日はK中さん宅でゲーム会。 お題はGJ#29の激突!バルジ突破作戦。 2年ほど前にシステムの目新しさにつられて購入したものの、お蔵入りになっていたもの。 でも、せっかく買ったゲームなのだから死蔵させておくのは勿体無いってことで、K中さん、ぐちーずさんに無理をお願いしてプレイにこぎつけました。 K中さんが連合軍、私とぐちーずさんがドイツ軍。 ひとことで言って、第一ターンに綿密に作戦をくみ上げておく必要があるゲームだと思いました。 支援チットをいかにちゃんと使いこなせるか、そういった研究に真摯に取り組んだもの同士がやるとすごく面白いのではないでしょうか。 今回の展開は、ルールにもてあそばれた感のあるドイツ軍が、自壊したみたいになっちゃいましたが、次回は華麗な突破攻勢を見せてやりたい!って思います。 昼食をはさんで、拙作の戦略級ミッドウエイを。 日本軍K中さん、ぐちーずさん連合軍、私はルールマ
明日は山科会αということで、横浜から遠征されてくるもりつちさんを交え、ゲーム会です。 4人で2卓たつ予定。 私はもりつちさんとスピード・オブ・ヒート(エアスペのベトナム戦バージョン)・ぐちーすさんと戦略級ミッドウエイ・最後はみんなでマルチの予定。 マルチは「本能寺への道」が有力ですが、今日実家に帰って私もマルチゲームを発掘してきました。 ちょっと腰痛が出ていて、起きているのが辛く、エアスペのルールの事前確認ができないのが気がかりですが、まあやってるうちに何とかなるでしょう。 筆箱いれた。エアスペログシート入れた。もりちちさんにお貸しするGDW・WW3るるぶ入れた。戦略級ミッドウエイ入れた。ダイスカップセット入れた。発掘ゲーム入れた。会場提供くださるK中さんの奥様宛のお土産いれた。明日の晩ご飯のカレー作った。 準備万端なのでもう寝ます。 明日は腰痛マシになってますように・・・ まあ、いざとな
ちょっと懐かしの15号、戦国最大の叛乱と古代東アジアの勢力範囲決定戦。 「本能寺への道」は本能寺の変前後の織田家軍団長+徳川家康の、 醜い足の引っ張り合い・謀反上等の、4人用マルチプレイゲーム。 織田陣営の一員として目前の外敵討伐に精力的に動いて得点を稼ぐ一方、 他の武将の邪魔をするために外敵をけしかけて、 結局最終的に外敵が生き残ってしまうと、 織田信長の逆鱗に触れて全員ゲームオーバー。 そうならないために、いずれ誰かが変を起こさざるを得ないと言う、 本能寺の真相見つけたり、みたいな。 「大戦略白村江の戦い」は唐・新羅VS百済・高句麗・倭の戦略級SLG。 行軍の可否もチット次第、疫病・裏切りもチット次第で大打撃と、 権謀術数と古代戦での兵站のままならなさが表現されています。 日韓共同歴史研究の報告書が先ほど公開されましたが、 任那日本府という語の妥当性に疑問を呈し記述を留保すべきと言う日
私が好きな、PCターン制ストラテジーとボードゲームの紹介。主観が混じるのはご容赦下さい。なお動作環境は各人でご確認ください。 関ヶ原戦役 くわしくは、メーカーのホームページをごらんください。ウォーゲーム日本史http://wargamejapan.jp/ ここでは、概略、個人的に思う特徴を述べます。 <ゲームの概要> 「関ヶ原の戦い」を西は大阪城、東は伊達、上杉まで網羅してあつかいます。基本的には陣取りで、最終ターン終了時に相手より多くのマスを保持していれば勝ちです。(もちろん、家康が死んだり、三成が死んだり、江戸城が落ちたり、大阪城が落ちてもゲーム終了です。) ルールも簡単で、1回に動かすコマの数が少なく、ターン数もそれほど長くないため、ボードウォーゲームの「導入」という意味で非常に良いゲームだと思います。長くて2時間、慣れれば1時間弱で終わってしまいます。ポイント・トゥ・ポイント シス
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