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桜庭一樹に関するgenesisのブックマーク (22)

  • 映画 赤×ピンク - FULL MOON PRAYER

    『赤×ピンク』の映画化と聞いて正直そんなに期待はしていなくて、単館系だしだいたいこんな感じだろう的なイメージはあったのです。結構低めの期待値で。ただ、公開が近づくにつれて桜庭さん人がTwitterで凄くプッシュをしていて、公式に挙げられた推薦コメントも当のキャットファイト系の現場にいる人のものが多くて、あれこれはもしかするともしかするのではと思ってたところに舞台挨拶に桜庭さんが登壇すると知って飛んでいきました。 いや、もうね、凄かった。 一体誰にこの映画を薦めるべきなのかちょっといまいち自分の中でも整理しきれなくて、それがなんとも言えない感じになってはいるのですが、でもやっぱり原作はもちろん『推定少女』『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』『少女には向かない職業』あたりの桜庭一樹の少女ものが好きで、格闘技に抵抗がない人であれば騙されたと思ってでも見に行くべき映画だと思うのです。そのくらいマジ

    映画 赤×ピンク - FULL MOON PRAYER
  • bestseller's interview

    ―桜庭さんにとって、作は初めての時代物となります。そういう意味では新しいチャレンジになると思うのですが、何か気をつけた点はありましたか? 桜庭 「日の時代物は今まで書いたことがなかったので、どのくらい専門的なことを書くのか、何を勉強したらいいのか、というところはありました。でも、もともと『GOSICK―ゴシック』という100年近く前のヨーロッパを舞台にした物語を書いていて、そのときはあまり専門的過ぎず、誰でも楽しく読める作品ということを念頭にお話を書いたので、今回も時代小説をあまり読まない人でも分かるような、江戸時代の雰囲気を楽しめる作品にしようとは思いましたね。だから、そんなに書きづらいということはなかったです」 ―作は『週刊文春』に連載されていたものを単行化したものですが、物語の中に『贋作・里見八犬伝』という物語が入っているという構成が非常に独特であると思いました。もともと連載

  • GOSICK、再刊行のち新作3冊前後で終了 | colorful

    らったったと屋へ行ってPR誌をいただくことにする。 そういえば壁井さんがブログで「の旅人に寄稿した」とかなんとか書いてたなーと思って手にとる。 インタビュー 桜庭一樹   Σ(゚д゚;)えっ しかもGOSICKに関する話でした。カラーページ含む合計14ページでした。 ・ソヴュールはフランス・イタリア・スイスに隣接。 ・可愛い先生だったり元気な女の子だったりエンタメに必要な人を入れたら「格好いい男の子」がいないことを指摘されてはじめて気がついた。なのでドリルをおろしたイケメングレヴィールを入れた。その反動でドリルが二股になった。 ・売れなかったら1冊で終わる予定だった。発売3-4日後に重版の知らせを聞いた。 ・GOSICKは「これが売れなかったら次がない」という状態で書いた仕事を続けられるきっかけになった。 ・エンタメから外れて暗くなったり重くなったりしないように自制してたけど3巻まで

    GOSICK、再刊行のち新作3冊前後で終了 | colorful
  • 桜庭一樹と視線の話 - 星ぼしの荒野から

    青年のための読書クラブ作者: 桜庭一樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/06メディア: 単行桜庭一樹については、結構書いている気がするので同じ事の繰り返しかもしれないけれど、ちょっと書いてみる。ていうか、同じような文章をまた同人誌で書くつもり。桜庭一樹×タカハシマコ 「青年のための読書クラブ」 史上最強にアヴァンギャルドな“桜の園”の100年間: せなか:オタロードBlog「青年のための読書クラブ」のコミック版が出たという事で、書いてみようという気分になりもうした。「青年のための読書クラブ」は女学園が舞台であり、それはもう殆ど「青年」は登場しないor脚光を浴びない。それがなぜタイトルになっているのかというと、ネタバラシになるが小説の終わり頃で女学園が「○○」状態になるからだ(めんどくさいので伏字しておく)。桜庭作品によく登場するセンスとして「見られる客体としての少女」というフ

    genesis
    genesis 2009/01/10
    曰く,「桜庭作品によく登場するセンスとして「見られる客体としての少女」というファクターがある。」,「桜庭作品の少女のまとう空気は正にこういう〈消費される〉〈見られる客体としての〉性質なのだ」
  • 「空洞を埋めるのは家族」桜庭一樹さん : 出版トピック : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    作家の桜庭一樹さんが、直木賞受賞後約1年を経て、書き下ろし大作『ファミリーポートレイト』(講談社)を発表した。デビューから今年で10年。家族の絆(きずな)の不可思議さを大胆に問いかけてきた作家は、近年の急速な評価の高まりの中で何を思うのか。(佐藤憲一) 罪を犯した母マコに連れられ逃避行を続ける少女コマコ。老人ばかりの城塞(きずな)都市や異常気象に襲われた温泉町を転々とし、生きるために必要な「物語」を発見していく――コマコの5歳から34歳までの魂の遍歴をたどる成長譚(たん)には、「名誉や財産も信じがたい今の時代には、強靱(きょうじん)な美学を持ちながら自分に確信をもてない主人公が書かれるべきだ」との思いが込められている。死んだ女性を花嫁姿で送る儀式や行進する豚の足の幻想など、南米文学を思わせるエロスと死のイメージは鮮烈だ。 <この世の果てまでいっしょよ。呪(のろ)いのように。親子、だもの>。

    genesis
    genesis 2009/01/07
    曰く,「信仰の薄い日本で聖書の代わりに空洞を埋めるものは、家族じゃないかと思う」
  • 『人魚姫』の持つ今日のリアリティ――『崖の上のポニョ』と『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』について - metamorphosis

    最近、偶然にも、アンデルセンの『人魚姫』を現代風にアレンジした二つの作品を見たり読んだりした。ひとつは、宮崎駿の最新作『崖の上のポニョ』であり、もうひとつは、桜庭一樹の小説『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』をマンガ化した作品である(漫画:杉基イラク)。言ってみれば、これらの作品の作者は、『人魚姫』という古典的な作品から現代的なリアリティを読み取ったわけだが、いったい、この『人魚姫』という作品のどこに現代的なリアリティがあるのだろうか? アンデルセンの『人魚姫』のストーリーに忠実なのは『砂糖菓子の弾丸』のほうである。この作品では、最後、海野藻屑という名の少女が、その名の通り、海の泡になってしまう。これに対して、『ポニョ』のほうでは、ポニョが泡になることはない(つまり原作の物語の展開とは異なる)。この差異はいったい何を意味しているのだろうか? 『ポニョ』において、ポニョが海の泡になることはないが

    『人魚姫』の持つ今日のリアリティ――『崖の上のポニョ』と『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』について - metamorphosis
    genesis
    genesis 2008/08/01
    曰く,「 『ポニョ』と『砂糖菓子』の両方の作品に特徴的な点は、作品の中心的な視点が、人魚姫のほうにではなく、人魚姫を受け入れる人間の側に置かれているところである。」
  • 【人、瞬間(ひととき)】あの作品 作家・桜庭一樹さん(36)(上) (1/2ページ) - MSN産経ニュース

    ■はてしない物語の始まり 通っていた小学校は山の上にあった。山道の途中に、小さな屋があった。雑貨屋と見まがうような古びた店で、店内は8坪ほどの広さ。なぜかワクワクさせられる、とても不思議な空間だった。 当時は10歳。は祖父母に買ってもらったり、図書館で借りたりしていた。それがある日「を自分で買おう」と思った。手に取った単行は、ミヒャエル・エンデの『はてしない物語』。少しページをめくっただけで、「絶対におもしろいはず」。そう確信した。 レジにいるおばさんにを渡した。値段を言われて、驚いた。「あぁっ…となって。恥ずかしいやら何やら。『お金、足りない!』と叫んでた。でも、田舎町だから、『桜庭さんちの子でしょ。とりあえず持っていきなさい』みたいな感じで」 最初に買ったの思い出はちょっぴり苦い。でも、物語にはのめり込んだ。いじめられっ子の少年が、虚無に飲み込まれそうになった不思議なの中

  • 桜庭一樹『荒野』特設サイト|文藝春秋

    ・新装版! 山野内荒野、14歳。 まだ、恋はしてない。 ……たぶん。 定価:体920円+税 発売日:2017年05月10日 カバーイラスト:岸田メル

    genesis
    genesis 2008/05/22
    出版社曰く,「『私の男』で直木賞を受賞した桜庭さんの、受賞後第一作」 。間違ってはいない。が,何か引っかかる...
  • 「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」コミック版の、少女バランス - たまごまごごはん

    コミック版の「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」が一気に発売されました。 桜庭一樹先生が直木賞をとって当によかったなあと思える日々です。だって彼女の傑作がこんなにも簡単に入手できるんだもの。ありがたい、当にありがたい。 今回のコミカライズ、非常に見事だと思います。少なくとも原作をすすめられて読んで、その少女観にドはまりした自分にとってはたまらないくらい、見事な少女描写の作品だと思います。 今回はストーリーはとりあえずおいておいて、どのくらい「少女」しているのか。ちょっと簡単に、海野藻屑を中心に簡単にまとめてみます。 ●1、浮世離れした空気と、すぐそばにいそうな空気の真ん中● 一応、海野藻屑という子がどういう子なのかだけ簡単に書きとめておきます。 細くてキレイで、色々な人の目を引く子。だけど彼女の言う事はいつもどこかリアリティがなくて、自分を人魚だと言っていつもふざけているみたい。気が付けば

    「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」コミック版の、少女バランス - たまごまごごはん
    genesis
    genesis 2008/03/10
    曰く,「彼女の存在感を描こうとする杉基先生の愛情がすげーいいんだ」
  • 「赤朽葉家の伝説」桜庭一樹 | 族長の初夏

    あったらいいな、忙しい現代人のための「ライトノベル式『百年の孤独』」。 だがそんな便利なものがあるわけ……あった! 重厚長大な家系神話小説ならではの、あの果てしない郷愁を、あの途方もない愉楽を、可能なかぎり手っとりばやく。東京から名古屋まで1時間半、日からアメリカまで10時間で行けてしまうこの時代に彼女は、桜庭一樹はついに大河幻想小説の時間をもちぢめてしまったのでしょうか。嬉しいような寂しいような、微妙な悲哀を味わえる一冊です。 物語は戦後から21世紀までの日史を俯瞰しつつ、三人の女の人生を昔語りスタイルで描いてゆく「一族の歴史」譚。千里眼の祖母・万葉から漫画家の母・毛毬へ、そしてニートの瞳子へと視点を引きつぎながら、嘘くさくも懐かしい奇妙な昭和の時間が、時には幻想的に、時にはマンガ風に、立ちあらわれては流れ去ってゆきます。その流れが行き着く果てにあるものは、さて何だろう。 手法として

    genesis
    genesis 2008/03/08
    曰く,「あったらいいな、忙しい現代人のための「ライトノベル式『百年の孤独』。だがそんな便利なものがあるわけ……あった!」
  • 楽天ブックス|著者インタビュー 桜庭一樹さん『私の男』

    ■桜庭一樹さん (さくらば かずき) 1971年島根県生まれ、鳥取県育ち。1999年「夜空に、満天の星」で第1回ファミ通エンタテインメント大賞佳作入選。『AD2015 隔離都市 ロンリネス・ガーディアン』と改題した同作で作家デビュー。「GOSICK」シリーズなど少年少女向け小説を経て、一般向け小説に。2007年、『赤朽葉家の伝説』により第60回日推理作家協会賞受賞。08年、『私の男』で第138回直木賞受賞。そのほかの主な作品に『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』、『少女には向かない職業』、『ブルースカイ』、『少女七竈と七人の可愛そうな大人』、『青年のための読書クラブ』ほかがある。 直木賞受賞の実感は? −−直木賞受賞おめでとうございます! 発表から二週間がたちましたね。 桜庭さん ありがとうございます。今回が2回目の候補で、1回目は「うわー、落ちたー」ってしみじみ感じたんですけど、今回は発表

  • かさぶた。 - 男らしく読め 『桜庭一樹読書日記』

    桜庭一樹読書日記(桜庭一樹) サクラバカズキがどれだけ編集から愛されているかがすごくわかる。 もちろん僕も大好きだ。たぶん多くのファンも、この変な女が大好きなはず。作品以上に人が愛されている作家だと思う。売れてなかった時代にも、あとがきの面白さには定評があった。そのサクラバが書いた読書日記、面白くないはずがない。 サクラバは外見に似合わず、空手道場に通って、けっこう強い。筆名からして男っぽいが、動揺すると一人称が「俺」に戻る。しょっちゅう実家に帰って、一年の半分を新宿歌舞伎町で、もう半分を鳥取で過ごしているようであり、日記のほとんどは編集にいじられたり、両親の言葉に翻弄されたり、変な友人と遊びに出かけた話で構成されている。 あっ、もちろんの話がかなりの比重を占めている。ちゃんと読書日記している。彼女の好きは文章の隅々から伝わってくるし、だからこそ編集から愛されてもいるのだと思う。

    genesis
    genesis 2008/02/18
    曰く,「多くのファンも、この変な女が大好きなはず」,「作品のキャラより萌える作家は希少である。」
  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    台北市立動物園と迪化街めぐり 子連れ台湾#5 年越し台湾旅行5日目、レジャーや友人との事を楽しむ日です。前日の様子はこちら www.oukakreuz.com 台北市立動物園へ パンダ館 パンダが見られるレストラン 迪化街へ 林茂森茶行でお茶を購入 小花園で刺繍グッズを購入 黒武士特色老火鍋で夕 台北市立動物園へ 松…

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    genesis
    genesis 2008/02/11
    曰く,「桜庭さんはあいかわらず、大人しい少女と飄々とした老婆が同居したような雰囲気」
  • 富士見ミステリー文庫 作家連載コラム 第8回 桜庭一樹 「今明かされる『GOSICK』執筆秘話!」

    永らくご愛顧いただきました、富士見ミステリー文庫サポーターズ・クラブ(F.M.S.C)会員ページはHP運営に関わる、諸般の問題によりサービスを終了させていただく事となりました。 今まで多大なる応援お言葉をいただき真にありがとうございました。 WEB上で皆さんの声をお届けする事は一旦終了させていただきますが、今後は富士見ミステリー文庫をお届けする事で、それに代えられればと思っております。 今後とも変わらぬ富士見ミステリー文庫への応援をよろしくお願いいたします。 みなさん、こんにちは。富士見ミステリー文庫で『GOSICK』シリーズを書いている小説家の桜庭一樹です。『GOSICK』三巻が10月9日に発売されるほか、11月10日に新作『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet』も発売されます。よろしくです。 えー、で、今日は一発、『GOSICK』執筆秘話

  •  桜庭一樹、北村薫を語る。 - Something Orange

  • SSMGの人の日記 - 『青年のための読書クラブ』 桜庭一樹/新潮社

    『赤朽葉』もまだ読んでいないし、『荒野の恋』の最終巻が出るまでちょっとした抗議の意味も込めて買わないつもりだった。しかし、出先で中途半端に時間が空いて、冷やかしのつもりで入った書店でこれを見つけたのがよくなかった。試しにパラパラと冒頭部分をめくってみる。……。…………。…………………………。気が付いたら、足がレジに向かっていた。そういえば、『赤朽葉』を購入した時も似たような状況だったなあ。桜庭一樹の諸作品は、どれも冒頭の掴みがうまくて困る。いずれは購入しただろうから衝動買い、というのもまた違うし、後悔はしてないんだけど、なんかこう、何かに負けた気分だ。隣に並べられてた『読書日記』(asin:4488023959)は踏みとどまったのが救いか。あんなの読んで見知らぬ名作を知って、今以上に積読を増やしたくない。 彼女のまっすぐで善良な解釈は時に凛子の意地悪な嘲笑を浴び、時に凛子をはっとさせた。凛

    SSMGの人の日記 - 『青年のための読書クラブ』 桜庭一樹/新潮社
    genesis
    genesis 2007/09/24
    曰く,「美しいものに対する醜いもの、という『マリみて』……というかライトノベル全般...が意図的にあんまり見せないようにしている面を描いているのも印象的」
  • さあ? この1冊で「化けた」作家 『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』

    砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない(桜庭一樹) 「の紹介」カテゴリーがついに100エントリー目!! 50回目と同じく、今回も桜庭一樹を取り上げます。 桜庭一樹といえば、第137回直木賞の候補になったことで、話題になってましたね。ていうか選考会は明日ですか。今回は下馬評としては、ベテラン北村薫が受賞すると言われてますが、候補にあがっただけでもビックリです。 芥川、直木賞候補決まる 『赤朽葉家の伝説』は確かに傑作ですが、この大躍進ぶりは『GOSICK』の1巻を書いてた頃からは、誰も想像つかないんじゃないかな。率直にいって、桜庭一樹って、そんなに売れてなかったし、人気も高くない作家だったはず。 経歴は意外と長いし、その分多作ではあるんだけど、逆に言うとどれもパッとしない状態が長く続いていました。クスブリと言うと失礼ですが、ホントに売れてなかったんだよな。 Wikipedia「桜庭一樹」 1993年、

    genesis
    genesis 2007/08/17
    曰く,「この本をオススメするのは、作家が〈化けた瞬間〉を目撃する希少な機会だからに他なりません」
  • Amazon.co.jp: 少女七竈と七人の可愛そうな大人: 桜庭 一樹: 本

    Amazon.co.jp: 少女七竈と七人の可愛そうな大人: 桜庭 一樹: 本
  • 後天性無気力症候群 :: 『赤×ピンク』以降の桜庭一樹作品を〈ゲーム的リアリズム〉の実現方法から分類してみる

    野性時代Vol.26 http://www.kadokawa.co.jp/sp/200310-02/ の特集「大人のためのキャラクター小説ライトノベルのその先へ」に掲載されている桜庭一樹さんのインタビューを読みました。なかなか興味深いことが書かれています。インタビューによると 「赤×ピンク」の3人の主役は、元々1人のキャラクターを3つに分割して作ったものである。 同じ手法を「赤×ピンク」以降も使っている。 とのことなのですが、これは 桜庭さん曰く「マルチエンドを全て含めて1つの話を作りたい」「それがゲーム的にとらえられるかも知れません」 京フェス「リアル・フィクションとは何か?」レポ http://d.hatena.ne.jp/giolum/20051012#1129053212 と同一線上にある発言ですね。もう私はほぼ確信しているのですが、桜庭一樹さん作品は、東浩紀さんが唱えている「複

    後天性無気力症候群 :: 『赤×ピンク』以降の桜庭一樹作品を〈ゲーム的リアリズム〉の実現方法から分類してみる
    genesis
    genesis 2006/01/07
    桜庭の発言 「『赤×ピンク』の3人の主役は、元々1人のキャラクターを3つに分割して作ったものである」からの敷衍。
  • 桜庭一樹『赤×ピンク』 - 積読自慢はカッコワルイと思います。

    赤×ピンク (ファミ通文庫) 作者: 桜庭一樹,高橋しん出版社/メーカー: エンターブレイン発売日: 2003/01メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 47回この商品を含むブログ (99件) を見る 躁の激しいまゆ、魅せることに喜びを感じるミーコ、女にモテるが女嫌いの皐月。三人の女性は地下キャットファイトクラブの檻の中で観客にショーファイトを見せている。それぞれが秘めた思いを抱きながら…… という、いわゆる桜庭一樹お得意の戦う少女(この作品の場合は女性)の物語。作者の描く戦いとはたいてい現実との戦いであり、作も根底ではその通りなのだが、表面上は実際に戦う。檻に囲まれたリング上で。この閉塞状況を現実世界、つまり、彼女たちの実生活における深刻な問題の比喩と取るのは簡単だ。実際に問題の解決(のようなもの)がみられた女性はキャットファイトを辞めてしまう。だが、はたしてその捕らえ方は正しい