普及が進む電子読書を日本で主導するのは間違いなくマンガ。そして、電子マンガの世界は、単行本をデジタルで読む段階から、スマホで新作を毎日読める環境も整備されつつある。マンガ家はそういった環境とどう向き合えばいいのか? 電子書籍元年と呼ばれた2010年から5年が経った。 市場規模が1000億円を超え、普及が進む電子読書を日本で主導するのは間違いなくマンガだ。そして、電子マンガの世界は、単行本をデジタルで読む段階から、スマホで新作を毎日読める環境も整備されつつある。 ではマンガ家はそういった環境とどう向き合えばいいのか? comicoそしてKDPの担当者がマンガ家と向き合った興味深いセミナーが開催された。 2014年が「真の電子書籍元年」だった 京都市とNPO法人NEWVERY トキワ荘プロジェクトが主催する今回のセミナーでは、前半は電子マンガをめぐる団体・各社の取り組みが紹介され、後半は筆者や