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2009年8月17日のブックマーク (1件)

  • 冤罪を見抜ぬこうとする姿勢 | 中山研一の刑法学ブログ

    私自身が弁護団に参加している刑事事件の控訴審の公判に出た際に、裁判官の態度がいかにも形式的で冷たいという感想をもったことは、このブログでも触れました。 その控訴審は、実質的な審理を一切することなく、8月7日に判決を言い渡しましたが、案の定、原審の有罪判決を維持し、被告・弁護側の控訴を棄却するというものでした。その判決文が送られてきましたので、読んでいますが、従来からの型にはまった控訴棄却判決の手法を踏襲したもので、裁判所としては、もう手慣れたものだという印象を受けました。それは、検察官の立証の不十分さをカバーする形で有罪とした原判決をそのまま維持することを前提にして、被告・弁護側の「詳細な控訴理由」には極めて冷たく、最初から理由なしという結論を導くための論理を探して、これを簡潔かつ無難に記述したものにすぎないというのが率直な感想です。 最大の問題は、有罪の証拠と無罪の証拠とが拮抗するような

    冤罪を見抜ぬこうとする姿勢 | 中山研一の刑法学ブログ
    gonzales66
    gonzales66 2009/08/17
    そこには、「冤罪を見抜こうという姿勢」が全く感じられないのです