インターネット掲示板「2ちゃんねる」が覚醒剤の購入をあおる書き込みを放置したとされる事件で、掲示板の運営会社とされるシンガポールの会社が、2ちゃんねるとは無関係のペーパー会社だったことが、同社関係者への取材でわかった。 運営会社とされるのは、シンガポールにある「パケット・モンスター」社。法人登記簿でただ1人の取締役とされているエフェンディ・アハメド・ハリス・メリカン氏(32)が朝日新聞の取材に応じた。 同氏は「パケット社は完全なペーパー会社だ。自分は登記上の取締役にすぎず、2ちゃんねるなど知らないし関係もしていない」と証言。さらに「自分は造船関係の仕事が本業で、パケット社のように名前だけの取締役を務めている会社が238社ある。ほとんどがペーパー会社だ」とも語った。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方) 無料登録で気軽にお