すぐに、欲しいという声が上がり始める。 「何枚かもらえないか、家のBBQパーティで使いたいんだ」 「金は払う、20枚売ってくれ!」 「1枚1ドルで売ってくれ!いや3ドルでもいい」 えええええ~! 全く予期していなかった反応ではあったが、日本の「いきなり!ステーキ」本部は、ニューヨーク店での紙エプロンのリリースを即座に決定したという。 驚きの珍事態だが、「いきなり!ステーキ」本部はNY仕様のオリジナルデザインの紙エプロンをすぐさま作成。スピード最優先のため、デザインは社員たち。そして、アメリカにはそもそも紙エプロン業者がいないため、日本で印刷作成して、社長自らがトランクに入れて飛行機で運び込ぶという荒業もみせた。 「びっくりしたねえ、1枚十数銭の紙ナプキンが、1ドルで飛ぶように売れなんてねえ! 文化のちがう国で商売をするというのは、予想外な反応すべてがじつにおもしろいよね。何が成功するのかウ
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