千葉市若葉区の市動物公園は2日、園内で飼育していた体長120センチの鳥、アフリカハゲコウ1羽(体重6キロ前後)が“脱走”したと発表した。同園飼育課によると、2日午後3時ごろ、園内の屋外放飼場で飼育していたアフリカハゲコウ雌雄2羽のうち、雌1羽がいなくなっていることに飼育担当者が気付いた。職員が周囲を捜したところ、午後6時すぎ、民家の屋根に止まっているのを発見。同園は日の出を待って3日早朝に捕獲作業を始める。 同園のアフリカハゲコウは、脱走防止に片方の翼を切る「仮切り」にしてほとんど飛べない状態だったというが、この日の強風に乗って飛んでいった可能性が高いという。気象庁によるとこの日午後3時の千葉市は8メートルの北西の風で強風注意報が出ていた。 【関連記事】 ・ 鳥インフルにアライグマが感染 国内初 ・ パンダ不在…上野動物園300万人割れ ・ ツヨシに代わり父が婿入り 北海道・釧路