九州電力の真部利応社長は26日記者会見し、玄海原子力発電所(佐賀県玄海町)の再稼働を巡る「やらせメール」問題で「社長を一新して看板を取り換えた方が信頼回復を訴えやすい」と述べ、辞意を表明した。辞任の判断は「この冬の(節電による電力の)需給問題の後、1~2カ月後がめど」と明言した。真部社長は同問題を受け、7月に国会で辞意を示した
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印刷 関連トピックス九州電力原子力発電所 九州電力の管内で、家庭や企業を対象にした「5%以上」の節電の呼びかけが26日から始まった。九電の原発が25日までに定期検査ですべて止まり、最大電力に対する供給力の余裕が1%を切っているため。冬の節電で数値目標を設けるのは石油危機の1974年以来となる。 前年より5%以上の節電を求める期間は、年末年始を除く2月3日までの平日午前8時〜午後9時。冬は暖房需要が増える朝と夕方の2回、電力使用のピークがある。家庭にはエアコンの設定温度を下げたり、照明をこまめに消したりするなどの取り組みを求める。 九電や福岡県、福岡市などは、26日午前8時からJR博多駅前などで通勤客らに節電を呼びかけるチラシを配った。 続きは朝日新聞デジタルでご覧いただけます関連リンク九州電力の原発、全基停止 玄海原発4号機が検査入り(12/25)九電の原発、25日に全6基停止 5%
九州電力玄海原発3号機(佐賀県玄海町)でのプルサーマル発電導入をめぐる佐賀県主催の公開討論会(2005年12月)について県の関与を調査していた牟田香副知事は22日、県の担当職員が九電社員による「仕込み質問」を認識していながら容認していたとする報告書を提出しました。一貫して否定してきた県の関与を一転して認めた形です。 報告書は(1)討論会のシナリオ(台本)の作成を担当職員が九電に依頼した(2)九電との複数回の打ち合わせのなかで動員を認識していた(3)担当職員は九電が質問者を準備していたことを知っていた―などとしました。知事や副知事ら幹部には報告されなかったとして、古川康知事の関与は全面否定しました。 県が質問を要請した事実はないとしたうえで、「討論会の目的は専門家による安全性の議論を深めること。会場からの発言は重視していなかった」と述べました。 同原発2、3号機再稼働を狙った今年6月の「県民
印刷 関連トピックス九州電力枝野幸男 27日にあった九州電力の取締役会後の意見交換会で、社外監査役がやらせメール問題をめぐる混乱が長引いていることについて「人心一新を含め、早期収拾を図るべきだ」と指摘していたことがわかった。 真部利応(まなべ・としお)社長ら経営トップの退任を事実上促すもので、役員が顔をそろえた場でも批判が出るなど経営責任追及の動きが広がっている。 複数の九電幹部によると、やらせ問題を話し合う中で社外監査役が「現場は疲弊している」と指摘。枝野幸男経済産業相が九電の対応を繰り返し批判していることなどを踏まえ、国への報告書を大幅に見直すことや経営トップの責任明確化を求めた。 朝日新聞デジタルでは、以下のような関連記事も読めます。登録はこちら九電経営陣の進退に圧力 融資延期/経産相再び批判関連記事九電、「やらせ」再報告先送り 取締役会まとまらず(10/27)〈WEBRONZ
印刷 関連トピックス九州電力枝野幸男原子力発電所 九州電力の松尾新吾会長は22日夜、月内にも経済産業省に再提出する「やらせメール」問題の報告書について「監督官庁の指導には従うが、どこを直す必要があるのか。取締役会で決めたことを覆す理由を直接聞きたい」と語った。週明けにも経産省側と調整に入りたい考えだ。福岡市内で記者団の質問に答えた。 九電が14日出した報告書は、第三者委員会が指摘した佐賀県や古川康知事のやらせへの関与を認めず、枝野幸男経済産業相が厳しく批判。九電は再提出する報告書では第三者委の指摘を受け入れる方針だが、松尾氏は「見解の相違はいまでもある」として、表現などをめぐって社内で検討を続けていることを認めた。 松尾氏は6月26日の原発説明番組をめぐるやらせ投稿の発端について「九電が過剰反応してつくった知事発言メモが原因だ」との考えを改めて示した。第三者委は古川知事の発言が「やら
■編集元:ニュース速報板より「九電会長「日本人が忘れかけている良識を、力を合わせて取り戻そう!」」 1 名無しさん@涙目です。(松本城) :2011/10/17(月) 09:26:11.22 ID:ZvdYbqVa0 ?PLT(33876) ポイント特典 日本に良識取り戻そう 日本会議福岡、松尾会長就任記念大会 松尾 新吾(九電会長、九経連会長、日本会議 福岡会長) 日本の伝統や文化を守り誇りある国づくりを進める「日本会議福岡」は16日、松尾新吾会長(九州電力会長)の就任記念大会を福岡市中央区のホテルニューオータニ博多で開いた。松尾会長は式典で、「日本人が忘れかけている良識を、力を合わせて取り戻そう 」と呼びかけた。 今年5月に就任した松尾会長は、会場に詰めかけた1千人以上を前に、「日本では戦後、経済大国に成長する過程で、従来備わっていた『徳』がおろそかにされてきた」と指摘。「国
これまでご愛顧いただきました「五十嵐仁の転成仁語」を、こちらに引っ越しました。今後とも、よろしくお願いいたします。 呆れかえってしまいました。昨日の九州電力の眞部利応社長の記者会見です。 眞部九電社長は、最終報告書を経産省資源エネルギー庁に提出後、福岡市の同社本店で記者会見して社長続投を正式に表明しました。そこで何と言ったと思いますか。 「無実の可能性が高い方に『あなたが要請しましたよ』と言えないでしょ」と、佐賀県の古川康知事を擁護し、何度も「無実」と繰り返しました。自ら設置した第三者委員会の調査結果に反してまでも、古川知事を守ることを優先したというわけです。 何という、居直りでしょうか。佐賀県知事と九電社長と、互いに身内をかばい合っている姿がこれほど鮮やかに示されるというのも珍しいでしょう。 第三者委員会が先月30日にまとめた最終報告書は、玄海原発(佐賀県玄海町)の再稼働に関して国が今年
九州電力の「やらせメール」問題に関する第三者委員会の調査結果で、またも驚くべき事実が判明した。 2005年のプルサーマル発電を巡る佐賀県主催の公開討論会で、県と九電が事前に進行を打ち合わせ、九電社員が農家になりすまして発言するなど巧妙な世論操作の実態が浮かび上がった。 ◆周到な準備◆ 討論会は05年12月25日、佐賀県唐津市のホテルで開かれた。科学ジャーナリストをコーディネーターに、推進派と慎重派の学者ら6人がパネリストとして参加した。 第三者委の調査結果によると、九電は討論会を成功させるため、県に対する全面的な協力体制を敷いた。事前の県との打ち合わせで質問者の配置を決め、議事録にまとめていたという。 3連休の最終日で、クリスマス当日だったこともあり、来場者が少なくなることを懸念し、社員らを徹底して勧誘。その結果、約700人で埋まった会場の半数を九電関係者が占めた。 6ブロックに分けられた
印刷 関連トピックス九州電力原子力発電所 九州電力が玄海原発のプルサーマル計画を巡る佐賀県主催の公開討論会に社員らを動員していた問題で、九電の担当者が県側に「やらせ質問」を仕込んだことを伝え、質問者の座る場所も事前に調整していたことが、九電の社内調査で分かった。両者の事前協議で使われたと見られる座席配置表が社内に残っていた。 県は、やらせ行為を黙認したことになるが、県幹部は「そうした資料は県にはなく、当時の職員にも事情を聴いていないから分からない」と話している。 九電の調査によると、県が2005年12月に唐津市で主催した討論会で、参加者782人のうち半数近い366人が九電や取引先の社員らだった。九電は動員した上、約40人には手を挙げて質問するよう指示。質問内容は原子力管理部が用意した。実際に討論会で質問した18人のうち、7〜8人が九電関係者だった。 九電関係者によると、佐賀支店(現
印刷 関連トピックス九州電力原子力発電所 九州電力の「やらせメール」問題を調べている第三者委員会の郷原信郎委員長は18日、古川康・佐賀県知事の九電側への発言が問題を誘発したとの見方を変えていないことを明らかにした。知事は第三者委の調査に「やらせは依頼していない」と同日付の文書で答えたが、郷原氏は「(九電側に)影響があった可能性は十分にある」と述べた。 知事は6月21日、九電幹部3人と会談し、玄海原発(同県玄海町)の運転再開を容認する声を経済界から出す必要があるなどと発言。第三者委は知事に対し、会談後に九電幹部が作ったメモの知事発言内容が事実かどうかなどを今月14日付の文書で質問した。 知事は回答書で「確かに当日私が発言した項目について書かれている」と認める一方、「やらせメールを依頼したことはまったくない」と主張。自民党系県議が原発再開を容認するよう支持者への働きかけを九電側に依頼した
佐賀県の古川康知事が九州電力の「やらせメール」を誘発する発言をした問題で、九電幹部が作成した古川知事の発言メモの概要が九電関係者への取材で分かった。九電玄海原発(同県玄海町)2、3号機の運転再開に向け、九電に対し、支持者などを通じて自民党系県議に働きかけるように求め、国主催の県民向け説明番組には賛成意見の投稿を要請する内容になっている。 メモなどによると、古川知事は「自民党系県議に選挙を通じて不安の声が寄せられていることから、支持者にいろいろなルートで働きかけるようにする」「運転再開容認の立場から番組にネットを通じ意見や質問を出す」の2点を求めた。 また▽運転再開に向けた動きを一つ一つ丁寧にやっていくことが肝要▽番組出演者のうち1人は商工会議所専務理事を予定し、反対派は代表者選抜が難しいので普通の参加者を選ぶことになる▽危惧される国側のリスクは菅総理の言動--など具体的な内容が記されていた
印刷 関連トピックス九州電力原子力発電所 九州電力は29日、原子力発電所関連の説明会で社員や取引先らに参加を求める「動員」をしていたことを正式に認めた。調査した6回で計1300人以上の関係者が参加していた。社員と面識がある住民に説明会で意見を述べるよう呼びかけていたことも認めた。 川内原発(鹿児島県薩摩川内市)3号機増設を巡り2010年5月に国が開いた第1次公開ヒアリングでは、経済産業省エネルギー庁担当者から「会場が埋まった方がいい」と九電社員に働きかけがあったことも明らかにした。 玄海原発(佐賀県玄海町)のプルサーマル計画を巡る説明会での九電関係者の参加者数は、2005年2月の九電主催の公開討論会130人(参加者全体574人)▽同年10月のシンポジウム96人(同626人)▽同年12月の公開討論会366人(同782人)。 川内原発の3号機増設を巡る説明会での参加者数は、09年1月2
印刷 関連トピックス九州電力原子力発電所 九州電力玄海原発2、3号機(佐賀県玄海町)の運転再開を巡り、佐賀県の古川康知事は14日の記者会見で、6月末に来県した海江田万里経済産業相との会談以降繰り返してきた「安全性の確認はクリアされた」との発言を留保し、撤回する可能性を示唆した。「ストレステスト(耐性評価)が出てきたので、これまでとは違うフェーズ(局面)に入った」と述べた。 古川知事は「テストの位置付けが明確でない。もう一段高いハードルなのか、確認的に行うという趣旨なのか。どういう手続きで何を目指すのか確認しなければ」と発言。経産相と会談した時点とは状況が大きく変わった、と強調した。 テストの実施は6日に経産相が発表。事実上の新たな安全基準で、原発がテストを受けて運転再開できるまで数カ月かかると見られる。ただし、実施の時期や方法は未定。政府は11日に発表した手順の中で、停止中の原発を対
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