北海道厚沢部町で車が焼け、生後7カ月〜3歳の4人とみられる遺体が見つかった火災で、4人の父親の棚橋智也さん(24)=函館市=が「車内はごみが散らかり、雑然としていた」と説明していることが3日、道警への取材で分かった。 車は内部から激しく炎上したとみられ、道警はごみに引火して燃え広がった可能性があるとみて捜査。智也さんは「たばこを吸うライターが車内にあったかもしれない」と話しており、関連を調べる。 道警は3日午後、車を検証、出火原因などの特定を急ぐとともに、4日に4人の遺体を司法解剖する方針。 道警によると、4人は智也さんと妻季さん(21)の長女歩夏ちゃん(3)、長男旬汰ちゃん(2)、いずれも生後7カ月で双子の男の子の諒央ちゃん、翔央ちゃんとみられ、確認を急いでいる。 智也さんは「家族で帰省していた。子供は寝ていたので、起こさないように車内に残した。エンジンはかけっぱなしでロックはしてなかっ