宮崎県発注事業をめぐる官製談合・汚職事件で、事前収賄と第三者供賄、競売入札妨害(談合)の罪に問われた前知事、安藤忠恕(ただひろ)被告(69)の控訴審判決公判が15日、福岡高裁宮崎支部であり、榎本巧裁判長は懲役3年6カ月、追徴金2千万円の実刑を言い渡した一審・宮崎地裁判決を支持し、被告の控訴を棄却した。 前知事は控訴審で「一審は有罪ありきの審理」と地裁判断を批判。一貫して事件への関与を否認し無罪を主張していたが、判決は控訴審でも覆らなかった。 一審判決によると、前知事は2003年7月の知事選初当選直後、県発注事業の入札で受注の便宜を図る見返りに、東京の設計コンサルタント会社「ヤマト設計」元社長(60)=贈賄罪と競売入札妨害罪で有罪確定=から現金2千万円を受け取り、03〜05年には、元社長から政治指南役だった元国会議員秘書(72)=事前収賄罪と競売入札妨害罪で有罪確定=の口座に、現金約1千
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