「素手で闘う」などと取り決めをして集団でけんかをしたとして、広島県警広島西署などは16日、広島市西区の解体工(16)ら16−17歳の少年12人を決闘の容疑で、同区の配管工の少年(18)を決闘立ち会いの容疑で逮捕したことを明らかにした。 逮捕容疑は、昨年10月22日午後9時ごろ、広島市西区打越町の河川敷で6人対6人で入り乱れ、互いに殴るけるなどして決闘を行った疑い。同署などによると、闘った少年らは暴走族2グループのメンバー。立ち会いの配管工の少年は暴走族のOBだったといい、「まいったと言ったらやめる」などと取り決めをしていたという。 同署の調べに対し、配管工の少年は「ただ見物していただけ」と容疑を否認している。