ロイヤルズを自由契約となった野茂英雄投手(39)の楽天入りが11日、急浮上した。先発要員の手薄な楽天が、若手投手陣の手本として日米通算201勝を誇るベテラン右腕の獲得に乗り出していることが明らかになった。1995年のドジャース移籍以来、実に14年ぶりの日本球界復帰。“野村再生工場”でトルネードが蘇る。 トルネードが日本に帰ってくる。移籍先は楽天だ。米大リーグ関係者によれば「すでに交渉に入っている」という。 今季の野茂はマイナー契約を交わしたロイヤルズでキャンプイン。中継ぎに初挑戦し、4月10日(日本時間11日)のヤンキース戦(カンザスシティー)では、1000日ぶりのメジャー登板を果たした。 だが球威不足もあり、3試合(計4回1/3)で3本塁打を含む10安打9失点の防御率18.69。4月20日(同21日)に戦力外通告を受け、同29日(同30日)に自由契約となり、他球団との交渉が可能になってい
ロイヤルズから戦力外通告された野茂英雄投手(39)の解雇が米国時間の29日決まり、自由契約選手となった。今後は自由に他球団と交渉できる。 野茂の獲得希望球団を募るウエーバー公示期間が29日で終わり、申し出た球団はなかった。ロサンゼルスの自宅で待機している野茂の今後について、代理人の団野村氏は「これから考える。野球に解雇はつきもの。(野茂は)初めてじゃない」と話した。 野茂の獲得を視野に入れて調査を進めていた横浜は30日、佐々木邦昭球団社長が「まずあり得ない。(活躍する)確証に近いものがないと難しい」と獲得を否定した。 横浜は投手陣の不振により開幕から低迷。投手強化が最重要課題となっていたが同社長は「経営者として総合的に判断した」と話した。(共同)
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