公共図書館員のタマシイ塾(http://t-juku.org/)による交流会@名古屋「非正規で図書館で働くわたしたちの話をしよう」の呟きをまとめました。タマシイ塾はフェイスブック公開版もあります。(https://www.facebook.com/groups/631051906943019/)。
図書館の日常業務を小さな工夫から共有する「図書館100連発」 「図書館100連発」とは,さまざまな図書館が行っている,小さいけれどきらりと光る工夫や事業を,公共図書館の事例を中心に100個まとめて紹介する取り組みである。ニコニコ学会βで行われた「研究100連発」に触発され,たくさんの事例を一気呵成に紹介する発表方式に魅力を感じ,これを図書館についてもやろうと考えた。これまでに,アカデミック・リソース・ガイド(ARG)株式会社が発行している季刊雑誌『ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)』創刊号(2012年11月)と,同じく2012年11月の第14回図書館総合展のフォーラムで発表している。 この企画にあたり考えたのは,次のようなことである。新規開館や大規模リニューアルを機に,図書館が注目されることはある。一方で,図書館員が日常的に行っていることに対しては,なかなか光が当たることはなく,当た
IFLAでベストポスター賞を受賞の鈴木史穂さんにインタビュー 8月にシンガポールで開催された2013年国際図書館連盟(IFLA)・世界図書館情報会議(WLIC)年次大会において,福島県立図書館の鈴木史穂さんの作成した「The Librarians of Fukushima」が,ベストポスター賞を受賞した。受賞の感想やポスターにまつわるお話を鈴木さんに伺った。 ○受賞おめでとうございます。改めて受賞のご感想をお聞かせください。 ありがとうございます。私自身とても驚いています。受賞するとは思っていなかったので,受賞作品発表の日を待たず,ポスターセッションが終わった日にシンガポールから帰国していました。そのため,現地でBest IFLA Poster 2013の発表を見た日本の方から連絡をいただき,はじめて受賞したことを知りました。 他のポスターは,センスのある洗練された作品ばかりでした。国をあ
前の記事の続き。しつこく繰り返しますが、xiao-2が聞きとれて理解できてメモできて、かつ思い出せた範囲。項目立ては適当。誤記・誤字ご容赦。特に質疑の後半は、活発すぎて取りこぼし多数。 再び、講師のお話。 発注者と受注者の意識のズレ 発注側としては、OPACで公開しているものはメッセージも含めて図書館がWebで公開しているもの。なのに、何だか分からないメッセージが入っていることは不満だった。メッセージの一覧を出して欲しいと求めても、「無い」と言われる。 ただ、それはベンダだけが悪いというのではない。今回当館で導入したのは、他館にも入っているシステム。それなのに一覧が無いというのは、これまでのユーザは、そういうものを出せと言ってこなかったということ。つまり図書館自身が、自分たちのシステムを完全に理解せずになんとなく使っている。この状況が、本来は良くない。 打合せはどうしてもベンダ主導になりが
こういうのに行ってきた。 日本図書館研究会第299回研究例会 発表者:米田渉氏(成田市立図書館) テーマ:図書館システムの調達の方法と課題:成田市立図書館第六次システムの経験から http://www.nal-lib.jp/events/reikai/2013/299invit.html 成田市立図書館*1のシステム調達については、過去の記事で触れたことがある*2。今回はその調達の立役者?であった方のお話*3。 会場は30名程度。年齢層は様々。男性がやや多め。図書館系の講演会では珍しい。 以下はいつものとおりメモ。xiao-2が聞きとれて理解できてメモできて、かつ思い出せた範囲。項目立ては適当。なお講演では各ベンダーの社名が出てきて、生々しく興味深かったのだが、ここでは社名は出さないことにする*4。 また今回、皆さんの関心が特に高い話題だったためか、講師のお話の途中でもどんどん質問が出てい
八洲学園大学が、2013年8月17日に図書館司書を目指す方向けのオープンキャンパスを開催すると発表しています。高鷲忠美教授による講演や授業体験のほかに、株式会社図書館流通センター(TRC)と丸善株式会社から、「公共図書館/大学図書館で働くとは」というテーマでの講演も行われるとのことです。 なお、参加にあたっては事前に申込みが必要となっています。 夏の2大イベント開催のお知らせ (八洲学園大学 2013/7/17付けの記事) http://www.yashima.ac.jp/univ/news/2013/07/2.html 「初の試み~図書館司書を目指す方向けのオープンキャンパスを開催~」 (プレスリリースゼロ 2013/7/20付けの記事) http://pressrelease-zero.jp/archives/36469
今回はちょっと?異色なイベントに参加してきました。 日時:2013年6月15日 19:00〜21:00 2013年3月に筑波大学大学院図書館情報メディア研究科を優秀な成績で修了した平山陽菜さんに、同大学院に提出した修士論文「日本の図書館協議会に関する総合的研究」に基づくご講演を頂戴します。 主催:神奈川の県立図書館を考える会 会場:さくらWORKS<関内> 講師:平山陽菜(司書) https://www.facebook.com/events/454853594599551/ Ustreamの録画 http://www.ustream.tv/recorded/34378545 神奈川の県立図書館を考える会第2回勉強会「図書館協議会」(講師:平山陽菜さん) #神奈川県立図書館 - Togetter http://togetter.com/li/518899 おそらく上記をひと通りみれば記録は
“Libraries Changed My Life”というタイトルのTumblrサイトが立ち上がっていました。このサイトは、ニューヨーク市の児童サービス担当の図書館員Ingridさんと、フロリダのシステム担当の図書館員Natalieさんの発案でうまれたものとのことで、人々が自身の図書館についてのストーリを語り、また図書館の価値に疑問を持つ人が図書館のもつ驚くべきインパクトについて見ることのできる場所を作りたい、との願いから、このサイトを立ち上げたとのことです。図書館の利用者にむけ、ポジティブなストーリーの投稿を呼びかけています。 あわせてFacebookのページもたちあがっています。 Libraries Changed My Life http://librarieschangedmylife.tumblr.com/ Libraries Changed My Life; About ht
西尾維新の「化物語」に登場する〈戦場ヶ原ひたぎ〉の名前は、他の登場人物の台詞によると建築関係の用語らしい。建築の辞書などに載っていたら見たい。 「化物語」本文では、正確には「土木関係の用語」ではなかったか、とされていたので当館所蔵の主な土木関係の用語辞典等を検索してみたが、見あたらなかった。 インターネット上の掲示板や個人のサイトでは、各種の説が見られるが、いずれも根拠は記載されておらず、掲示板等の発言者による造語かもしれない。 1 直木説について-土木・建築辞典等で用語として確認できない。 2 したぎ(下木)の江戸なまり説について-江戸なまりでは通常、「ひ」が発音できず「し」になる、とされる。例:火箸-しばし、火の出-しので、と発音。「し」が「ひ」になる、というのでは逆。 3 日田木説について スギは日田市の特産であることが確認できたが、日田木という名称はないか、あったとしても一般的とは
インドのヴァーチャル図書館:公共図書館充実化への挑戦 筆者は国立大学図書館協会の海外派遣事業に採択され,2012年11月にインド共和国で調査を行なった。そこで得た知見の内,本稿では国家プロジェクトであるインドのヴァーチャル図書館(National Virtual Library:NVL)とインドの公共図書館の課題について紹介する。 2012年11月20日付Times of India紙にこのような記事がある。「マウスでクリックするだけですぐに読みたい本にアクセス」。この記事によると,インド文化省の設置した委員会National Mission on Libraries(NML)が100億ルピー(日本円換算約170億円)を投入してヴァーチャル図書館プロジェクトを開始しているという。 それに先立つ5月18日に開催されたNMLの第一回会合の議事録も参考にすると,このプロジェクトは次の様な内容であ
トップ > 福井 > 2月18日の記事一覧 > 記事 【福井】 背中を蹴飛ばしたい→蹴りたい背中 司書の相談体験一覧 Tweet mixiチェック 2013年2月18日 入力中の覚え違い事例を前に「人が覚え違うのは当たり前。このページで検索システムを補いたい」と話す宮川陽子さん=福井市の県立図書館で 「『ぶるる』みたいな旅行ガイドの本はどこにある?」-『るるぶ』JTBパブリッシング発行。「ウサギのできそこないが二匹出てくる絵本」-『ぐりとぐら』。ぐりとぐらは、おりょうりすることたべることが好きな「のねずみ」です。こんな思わず笑ってしまうようなやりとりが、県立図書館のホームページに掲載されている。二〇〇七年から続く人気コンテンツ「覚え違いタイトル集」だ。 「読みたい本を蔵書検索システムで探したけれど、どうしても見つからない」といった相談が、図書館カウンターにはよく寄せられる。検索システムで
Aさんが会社に渡した「雇い止め撤回要求書」のコピー。パート職員の中には、もし超過勤務と認められれば、社会保険に加入できる勤務時間数に達するはずだった人もいた(撮影/写真部・慎芝賢)この記事の写真をすべて見る 東京都足立区の区立図書館で、時給180円という低賃金労働が行われた。指定管理者制度によるコストカットが背景にある。元副館長が告発した。 昨年3月、東京都足立区の区立図書館の副館長だった女性Aさん(50)は2年間働いていた職場を去った。 「信じられない低賃金労働が図書館で行われ、あまりにひどいと抗議したら、契約更新を拒否されました」 Aさんは副館長という重責を担いながらも契約社員だった。指定管理者として図書館の管理運営を区から請け負った民間の会社に雇われていた。 Aさんは、司書の国家資格を持ち、前は別の区立図書館で2年間、パート職員として働いていた。経験を買われて、2010年4月から1年
カナダの公共放送局CBCが、トロント公共図書館のチーフライブラリアンであるJane Pyper氏に行ったインタビュー動画(5分弱)が公開されています。 トロント公共図書館が現代社会の中で意義のある存在とすることおいて、どのようにして成功してきたのかについて、インタビューに応えています。現状として、人々が、人とのコネクションを求めてその場として利用していること等を紹介するとともに、財政面については、厳しい経済状況にある中、図書館が税金以外の収入を得る努力をしていることなどに言及しています。 The business of libraries(CBC 2013/1/22) http://www.cbc.ca/player/News/TV+Shows/Lang+&+O%27Leary+Exchange/ID/2328103964/ Toronto Public Library, World’s
2012年の“I Love My Librarian Award”の受賞者10名が発表されました。推薦書が併せて公開されています。この賞は、Carnegie Corporation of New YorkとNew York Timesの資金援助を受けて、米国図書館協会(ALA)が運営しているものです。2012年は、公共図書館から3名、学校図書館から3名、大学図書館から4名という内訳になっています。 2012 I Love My Librarian Winners http://www.ilovelibraries.org/lovemylibrarian/2012/12winners I Love My Librarian Award http://www.ilovelibraries.org/lovemylibrarian/home 参考: 2012年の“I Love My Librari
先日 ある研修に参加をしました。 その中の小学校部の分科会で ある論議がなされました。 さまざまな意見が出始めたところで おそらく 時間があれば もっと白熱したであろうと思われました。 私自身も もう少し時間が欲しかったと思ったことでした。 というのも 図書の返却に 返却箱を置いていて 子どもたちの返却はラクになったとか 返却箱に返した本を書架に戻すのは 司書と図書委員が中心となってやるが 意外と 返却箱に返ってきた本が そのまま借りられることが多いので 書架に戻す手間が省け そんなに大変ではないとか。 私は 返却箱に反対です。 なので学校図書館において この様子をヨシとしてはいけないと思い すかさず 意見をしましたが 今思えば 大事なことを言い忘れ ちょっと後悔しています。 その大事なこととは 公共図書館と学校図書館の違いのことでした。 公共図書館はサービス業です。 司書の資格を持った者
北佐久郡軽井沢町は、来年4月に中軽井沢図書館を新設して現館との2館体制となる町立図書館の新館長に、元NHKアナウンサーで軽井沢朗読館館長の青木裕子さん(62)=東京都杉並区=を来年1月1日付で任命する。藤巻進町長が6日、町議会全員協議会で説明した。青木さんは町の嘱託職員となる。 青木さんは北九州市生まれ。津田塾大国際関係学科を卒業し、1973(昭和48)年NHKに入った。定年退職した2010年、軽井沢町長倉に私費で軽井沢朗読館を開設した。 青木さんは全協で「びっくりしたが、楽しい夢が広がったので引き受けることにした」と笑顔であいさつ。さらに、朗読活動で全国各地の図書館などを回ってきた経験を話し、「どうやったら人の心をつかむような読み聞かせができるか、聞かせてほしいとも言われた。(新図書館で)研修会もできるといい」とアイデアの一端を披露した。 さらに、新館はしなの鉄道中軽井沢駅前にでき
株式会社図書館流通センター(TRC)がこのたび「TRCスタッフが選んだ本2012」という企画を行い、2012年12月3日付けでその結果を発表しました。 これは、全国の公共図書館で働いているTRCスタッフが、「内容がオススメ」「あまり知られていないけどおもしろい」「表紙・装丁、中の写真などが美しい」といった基準で、2011年に出版されたもののなかから“来館者に手にとってもらいたい本”を投票したものです。有効投票数は2,605票で、投票された図書は1,354タイトルでした。結果については、NDCの0類から9類、文庫、その他といったカテゴリ別の順位のほか、総合順位が公表されています。 いくつかの図書館では投票された図書の展示も行っているということです。 TRCスタッフが選んだ本2012 http://www.trc.co.jp/topics/e_ranking.html 「TRC(図書館流通セン
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く