一般の方にとっては、「薬の商品名というと、カタカナが並んでわかりにくいもの」というイメージがあるかもしれません。こんな記事を見ると、余計にそう思えるかも知れません。 朝日新聞;アルマールとアマリール 薬の取り違え多発 改名へ 血圧を下げる薬の「アルマール」と、血糖値を下げる薬の「アマリール」。販売名が似ているため、医師や薬剤師が薬を取り違える事故が後を絶たないとして、アルマールを製造販売する大日本住友製薬は、名称の変更を厚生労働省に申請した。早ければ6月に新しい名称で売り出される。 アルマール(大日本住友製薬、主成分 アロチノロール塩酸塩)というのは、高血圧や狭心症、不整脈の治療に用いられる薬です。一方、アマリール(サノフィ・アベンティス、主成分グルメピリド)は、糖尿病の治療薬で血糖値を下げる薬です。この2つの薬の名前が似ているため、お医者さんや薬剤師さんが薬を取り違え、本来アルマールを処