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読み物とSEに関するheppokonekoのブックマーク (5)

  • 人形つかい(終) エピローグ:Press Enter■:エンジニアライフ

    ふつーのプログラマです。主に企業内Webシステムの要件定義から保守まで何でもやってる、ふつーのプログラマです。 2月1日午前9時、「承認くん」は無事に番稼働した。 橋さんが電話してきたトラブルはたいした問題ではなかった。ログに出ていた、 java.lang.OutOfMemoryError: Java heap space のメッセージを見ただけで原因は明らかだった。APサーバのJVMパラメータを確認すると、案の定、-Xmx128m になっていた。これはテスト環境用のパラメータだ。-Xmx2048m に修正して再起動することで、問題はあっさり解決した。 東海林さんとぼくは、高杉さんの言うとおり、午前10時まで待機していたが、まだ利用者が少ないこともあって、システムが止まってしまうような深刻な問題は発生しなかった。東海林さんはその間に、予備環境としてtomcatをインストールし、「承認く

    人形つかい(終) エピローグ:Press Enter■:エンジニアライフ
    heppokoneko
    heppokoneko 2011/10/25
    おわっちゃったー。面白かった
  • 人形つかい(22) それでも、生きてゆく:Press Enter■:エンジニアライフ

    ふつーのプログラマです。主に企業内Webシステムの要件定義から保守まで何でもやってる、ふつーのプログラマです。 お許しをもらったぼくたちは、一度、港北工場の敷地から出た。数千人が勤務する工場なので、近くには喫茶店かレストランがたくさんあるだろう、と思っていたが、意外に数は少ない。たぶん工場内に――社員には――安い堂が完備されているためだろう。 「何にもないですねえ。あそこのミニップ行きますか?」 「ミニップって何だ?」 「ミニストップのことに決まってるじゃないですか」 「知るかそんなもん。お前、何でもかんでも略して話せば、若く見えるとでも思ってるのか?」 「ぼくは若く見えるじゃなくて、実際に若いんです」 結局、道路を渡ったところにあるココス・レストランに入ることにした。午前7時から朝バイキングをやっていたのだ。店内はこんな早い時間にしては混んでいたが、ぼくたちは運良くボックス席に座るこ

    人形つかい(22) それでも、生きてゆく:Press Enter■:エンジニアライフ
    heppokoneko
    heppokoneko 2011/10/18
    喫煙所の秘密話。
  • 人形つかい(21) 4で割り切れる年:Press Enter■:エンジニアライフ

    ふつーのプログラマです。主に企業内Webシステムの要件定義から保守まで何でもやってる、ふつーのプログラマです。 プロセス3は、予定より7分ほど遅れたものの、無事に完了した。橋さんは以降のプロセスの予定に合わせるために、結果チェックを5分で終わらせると、すぐにプロセス4を実行した。プロセス3からプロセス9は、同じプログラムを対象年度のパラメータを変えて実行するだけなので、紆余曲折あったものの、プロセス3が無事に完了したことで、残りの実行結果に楽観的になっているらしい。 それに先立ち、ぼくは値引率の精度チェックプログラムを組み上げ、東海林さんにチェックしてもらった後、実行していた。単純に申請レコードを読んで、チェックしているだけなので、処理速度は速い。全件のチェックが終わったのは、プロセス4を開始して5分後だった。幸いなことに、小数点以下のケタ数が5ケタを超えるようなデータは存在していなかっ

    人形つかい(21) 4で割り切れる年:Press Enter■:エンジニアライフ
    heppokoneko
    heppokoneko 2011/10/11
    タイトルですでにこわい
  • 人形つかい(19) 夜の途中:Press Enter■:エンジニアライフ

    ふつーのプログラマです。主に企業内Webシステムの要件定義から保守まで何でもやってる、ふつーのプログラマです。 K自動車港北工場の正門前には、橋さんが待ち構えていた。K自動車のビルや工場に部外者が入るには通常、事前入館登録も含めて面倒な手続きがいろいろあるが、橋さんが臨時の入館証を用意しておいてくれたおかげで、ぼくたちはスムーズに正門を通過できた。 エースシステムの人たちが作業しているのは、サーバルームに隣接したオペレーションルームで、10台ほどのPCやワークステーション端末が並んでいる。電源が入っているのは奥の方の3台。うち1台の前にエースシステムのエンジニアらしい人が頭を抱えて座っていた。 その後ろの壁に、高杉さんが腕を組んで、害虫でも見るような険悪な視線を、部下の背中に照射している。ぼくたちが入っていくと、高杉さんは露骨に安堵した表情を浮かべた。 「わざわざすみません」 「いえ」

    人形つかい(19) 夜の途中:Press Enter■:エンジニアライフ
    heppokoneko
    heppokoneko 2011/09/26
    きゃー
  • 人形つかい(14) 冬がやってくる:Press Enter■:エンジニアライフ

    ふつーのプログラマです。主に企業内Webシステムの要件定義から保守まで何でもやってる、ふつーのプログラマです。 月曜日。零号デモの2週間前。 睡眠のおかげで、蓄積していた疲労を少しは減らすことができたようだった。ぼくは少なくともうわべだけでも人間らしさを取り戻したような気分で、エースシステムの開発室に入った。 入った途端に、何か違和感をおぼえた。その正体がすぐには分からなかったが、いつものようにライズの人たちとあいさつを交わしたときに判明した。リーダーの石川さんがいないのだ。 ――珍しく休みかな。 石川さんはライズのリーダーという立場からか、会社が徒歩で数分の場所にあることからか、毎日、真っ先に開発室に来ているのが常だ。休むときには、必ず前日に予告していた。 自分の席に座ると、先に来ていた東海林さんが、困惑した顔で言った。 「石川さん、しばらく来られないってさ」 「え?」 「インフルエンザ

    人形つかい(14) 冬がやってくる:Press Enter■:エンジニアライフ
    heppokoneko
    heppokoneko 2011/08/22
    下手なホラー映画よりこわいんだけどこれ
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