「ニセモノ」と「ホンモノ」の違いとは何か。その答えを探るべく、日本を代表する国立の博物館が、がん作やコピー、イミテーションといった偽物にまつわる資料を一堂に集めて紹介しています。 見ているうちに偽物と本物の境界があいまいになり、「偽物=悪」や「偽物は価値が低い」といった見方が揺らぐ、ユニークな展示です。 この企画展は、千葉県佐倉市にある国立歴史民俗博物館が開いています。 会場に入って最初に目に付くのは、一列に並ぶ12枚の大判・小判です(冒頭の画像)。 このうちの11枚は偽物。1枚だけある本物を当ててみる趣向です。 次は、本物であれば高値が付く「安南陶器」と呼ばれるベトナムの焼き物がずらりと並びます。20年余り前に京都の骨とう市で格安で売られていたということで、「発掘風景」の映像まで用意されていましたが、すべて偽物です。 さらに進むと、書画を紹介するコーナーがあります。掛け軸やびょうぶは宴会
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