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ブックマーク / mitsuhiro.exblog.jp (6)

  • 日本の学術科学の世界は国内市場なので | 生きるすべ IKIRU-SUBE 柳田充弘ブログ

    きょう帰国ししました。よく寝たせいか疲れは感じません。この一週間寒かったらしく、雪もすこし残っています。あすは早朝沖縄にでかけます。 関空で買った読売新聞に野依先生が日にとって科学がどれくらい大切かを述べた記事が出ていました。はじめからおわりまで同感でした。ただこう格調たかくは言えません。 その中ですこし違うかなと思ったのは今の若者の海外志向が減っていることをどの程度の危機とかんじるかですが、わたくしはしかたないというあきらめ感も含めてあるがままを受けとめる気持ちが最近は強いです。たとえば米国の若者ですが海外志向は余りありません。自国で十分と思っているのでしょう。日の若者もそんな感じなのかもしれません。 日の学術科学の世界は国内市場であると見抜いているのでしょう。講義も会議も日語、研究費申請も日語ですから、外国人参入はかけ声はあっても実現は難しいし、国内競争で勝てれば充分というか

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  • 科学・技術か科学技術か、予知能力のないマスコミは国民のお荷物 | 生きるすべ IKIRU-SUBE 柳田充弘ブログ

    総合科学技術会議あたりでのいろいろな文書が科学と技術のあいだに点をいれて科学は技術の修飾ではないとしていたのでしょうが、これからはおおむね中点なしで科学技術と表現するのだそうです。 わたくしは、しかたないというか、政府主導の会議では当然かなとおもいます。ただ英語ではどう表記するのか。Science and Technologyなのかそれとも別な表現があるのか、そこのところを知りたいとはいちおうおもいます。中点があったほうが基礎科学をより重視しているとかいう議論もあるようですが、あまりピンときません。短い期間で国民の米びつになるようなものは技術に力点がかかるのはしかたないのでしょう。 ただ、科学の成果は楽しみとか世界共通の娯楽という点もあります。サッカーで世界一になろうとするのなら、同じように世界の人々に喜びをもたらす、科学の世界でも一番になろうという気持ちがほんとうに大切でしょう。それゆえ

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  • 無事終了、フツーの基礎研究者の窮状 | 生きるすべ IKIRU-SUBE 柳田充弘ブログ

    けさ無事ワークショップ終わりました。 充実した日々でした。オーガナイザーとはいえなにもかもやってもらっていました。申し訳ない。 参加したみなさんも大変喜んでいました。 ラボメンバーが大奮闘のおかげです。 昨日は午後に琉球村と新キャンパスに行きました。琉球村おもったよるずっと良かったでした。昔からの沖縄の家が移築保存されています。新キャンパスもいよいよ姿を現してきて、来年のラボの移動が現実感となりました。 あさ空港への車中で京大のAさんといろいろ雑談をしまして、啓発されました。昨今の京大のようすとか、昔のわたくしの古巣の学部というのか研究科の様子も知りました。目に浮かぶようです。 いま空港でまもなく飛行機に乗ります。 もうすこし書きたいことがあったので、あとでまた投稿したいとおもいます。 多くの基礎生命科学者にとって今の日の現状、「世も末」としかいいようのない感情に支配されているでしょう。

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  • 日本国民の求める日本の科学技術研究のレベル、 | 生きるすべ IKIRU-SUBE 柳田充弘ブログ

    午後3時くらいから雨となり、外での作業もできなくなり、家の中に入りました。 11月末でもまだ植物は成長し、その植物のなかには雑草も含まれます。アーティチョークが6みな立派に育ったのですが、これらがどう冬を過ごすのかわたくしがよく分かっていません。 日の国民は一般的に自国の科学技術水準がどの程度であることを強く願っているのでしょうか。 わたくしにはよく分かりません。 なにも強く願っていないのかもしれません。 ただ言えることは、いまだったらアジアの中で相対的にベストである。これは間違いないでしょう。しかし、世界の中では人口あたりで見るとかならずしもトップクラスつまり世界の5位とかになるとかいうと、疑問があります。このあたりの認識もいいのでしょうか。 スイスは人口がだいたい九州くらいで、面積もそれくらいです。スイスと九州の生命科学を比較すればスイスがずっと上でしょう。首都圏だと東京の半分くら

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  • 35才問題 | 生きるすべ IKIRU-SUBE 柳田充弘ブログ

    きょうも入れてまだ二日も休日があることにびっくり、あきれています。日人大丈夫でしょうか,こんなに休日とって。 わたくしは,ラボには行きませんが,しかし激しく(?)デスクワークしているので、休みを取っているという意識はありません。ただ畑にでて一日に何度か働けるのでありがたいです。それと明日は、休みをとって、姫路まで長男夫婦の住むところまで遠征します。もちろん孫にも会いにいきます。収穫物も相当数持っていきますので車なので、世間でいま話題になっている大渋滞に巻き込まれるかもしれません。 きょうはラボではしばしば話題にしている日の35才問題なるものにちょっとだけ触れてみたいとおもいます。ラボメンバーは耳にタコでしょうが、ブログでは初めてでしょう。 要するに、研究の世界もかつては終身雇用制的な色彩が濃かったのでした。万年助手という言葉がかつてあったとおり、50代半ばで大学の助手なんてざらでした。

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    hiromark
    hiromark 2009/09/24
    どの世界で仕事をしても同じような状況なのだな、と思った。
  • また下がった株価、研究稼業は知的格闘、けものみちのような道 | 生きるすべ IKIRU-SUBE 柳田充弘ブログ

    株がまたまたどんどん下がっているようです。 世界中ですが、それほど影響がないと言われた日もひどく下がっています。なけなしの財産を株に投入して老後の生活費にとおもっていた人々がいれば、相当なショックでしょう。円高なので、日の経済全体にノーを突きつけられてはいないようなのですが。韓国は株も下がるし、通貨もさがるし、かなり暗いようです。これから、どうなるのでしょう。まだまだ株はどんどん下がって、いまの半分くらいになるのではないか、なんとなくそう思います。理由はありません。株の将来は誰もあてられないようなので、予測は気楽にできます。 さいきん研究者稼業は知的格闘業だなと、またよく思うことが多いです。 来は研究は自分の興味にもとづいて好きなようにやるのが理想ですが、三度のごはんをべて家族を養うためには、生きるための格闘の連続だなとおもうのです。 特に論文書きなどは、その感が深いです。 当は

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    hiromark
    hiromark 2008/10/24
    (アカデミックの世界の) 研究者の生きる道も「けものみち」のような感じ。
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