みずほ銀行本店の応接室を舞台に繰り広げられた巨額詐欺事件の初公判が5月27日、東京地裁(安藤範樹裁判官)で開かれた。現役行員の立場と同行のブランド力を利用し、約1億500万円をだまし取ったとして、詐欺罪で起訴された元みずほ銀行審査役・及川幹雄被告人(52)は「(間違い)ございません」と起訴内容を認めた。 起訴状によると、及川被告人は2011年5月20日、当時のみずほ銀行本店2階応接室で、40歳代の男性医師に次のようなウソの投資話を持ちかけた。 出版社のオーナーが、会社経営に興味を失いました。私はM&Aを成功させました。1600億円でみずほ銀行が買収することになりましたが、そのうち400億円分の株については、名義が架空または故人のため、みずほ銀行の子会社であるキャピタル会社(投資会社)は買い取ることができません。 そのため株の名義を投資事業会社に移し、そこからキャピタル会社が買い取るこ
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