岡田斗司夫さんと内田樹さんの対談を本にした「評価と贈与の経済学」、面白かった!今まで何となく感じていた資本主義の限界について切り込みつつ、その先の目指すべき姿として「情けは人のためならず」をベースとした評価経済、贈与経済という発想が展開されます。 内田さんのファンである岡田さんがユニークな持論を展開しつつ、内田さんが面白がりながら深めていく、という構図が心地よく、取り扱っているテーマの難しさを感じさせないほどに読みやすくわかりやすい本になっています。 1.今の日本の閉塞感の根っこにあるもの 僕は資本主義がいきなりなくなるとは思いませんが、「お金」というツールはそのわかりやすさ故に必要以上に僕らの生活全般に行き渡った結果、日々の生活から企業の活動に至るまで全ての領域で経済的な指標のみが先行してしまい、本来の人間らしい生活が脅かされているという根本的な問題意識を感じています。 こうした客観的に
2001年に発刊された本書は、10年以上経った今でもコミュニティ運営者にとってのバイブルとしてよく名前が挙がる一冊であり、オンラインコミュニティだけでなく、物理的なコミュニティの両方に適用できるデザインや運用の考え方が示されている。 特に、ソーシャルメディアの活用が盛んになり、「コミュニティマネージャー」という職種・役割が注目されてきたこれからこそ、本書の価値があがってくるはず。 ぜひ復刊を! ■参考: コミュニティ戦略9つの原則 (帯より) ・「目的」を定義し、明確に表現する ・柔軟性と拡張性を備えた集いの「場所」を作る ・意味のあるメンバー「プロファイル」を作り、常に充実させていく ・さまざまな「役割」を準備する ・強力な「リーダーシップ」プログラムを作る ・適切な「エチケット」を奨励する ・恒例の「イベント」を実施する ・コミュニティに「儀式」を導入する ・メンバーによる「サブグルー
まとめ 【140728】「コミュニティマネージャー・ミートアップ_2014夏」 #コミュマネ <2014夏>コミュニティマネージャー・ミートアップ 〜場づくり・仲間づくりに興味ある人々が集い、 コミュニティマネージャーの未来を語る会〜 ソーシャルメディアの利用が急拡大する中で、組織やブランドのソーシャルメディアの 運用を担う「コミュニティマネージャー」という役割が注目を集めています。 また、ソーシャルメディアが普及する以前から存在する家族、同窓会、サークル、NPO、 プロフェッショナル・グループ、ユーザーグループ、患者会、選挙キャンペーン、デモに 集まる人々など、何らかの興味や所属、目的があって生まれるあらゆるグループを運営 する方々も「コミュニティマネージャー」としての役割を担った方々です。 さまざまなコミュニティを運営している人同士の情報交換・交流の場として、有志の実行 委員会.. 7
20代後半から15年ほどSIプロジェクトのリーダー/マネージャーをやってきた経験から。 『 監督とは、 他人が打ったホームランで金を稼ぐことだ。 』 ケーシー・ステンゲル(MLB監督) ●ポリシー 1)全てのメンバーが目的・段取りのわからない仕事をしない/させない。 2)プロジェクトの成功には、短期的な成功と中長期的な成功がある。両方を意識すること。 3)プロジェクトの短期的な成功は、お客さんを満足させることと利益をあげること。 4)プロジェクトの中長期的な成功は、リーダーとメンバーが成長し、また一緒に仕事をしたいなと思い合うこと。 5)リーダーとメンバーがフラットでオープンな関係を築けなかったプロジェクトは、中長期的には失敗する。 6)みんなで得意なことを持ち寄って知恵を出し合ってやってみてダメだったらそれは僕らにはムリな仕事だったということ。 7)人は一人一人別人であり仕事に対するスタ
15年ほどプロジェクトマネージャーをしてる僕が読んだ中でオススメの本をまとめてみました ソフトウェアの開発プロジェクトを人間の集まり的な視点で書かれた名著。「管理者は、チームの一員ではない。・・・管理者は同僚ではないし、グループの一員にもなれない。」 こちらも同じ著者が書いた人間の集まりとしてのチームマネジメントの本。最初から最後まで共感の嵐だった。「プロジェクトが始まったその日から、目標を達成する見込みはゼロである。プロジェクトに関わる人のほとんどは、それを知っていながら何も言わない。」 Internet Explorerなどの開発に参加したマイクロソフトの元プロジェクトマネージャーが書いたプロジェクトマネジメントのバイブル。『あなたに幸運の女神が微笑んだのであれば、プロジェクトは無事に完了し、幸せになれます。とてもとても幸せになれます。多くの人々は、自分では何の失敗もしていないのに、こ
アイデアのタネを探している、セキュリティを高めるための新たな方法を知りたい、次の火消しに取りかかる前に5分だけでも長期戦略を考える時間を取れる――いずれかに当てはまるなら、本稿がきっと役に立つだろう。 多岐にわたるトピックを網羅 楽しみながら読んでほしい CSO Magazine米国版編集部が「CSO Online」にこれまで掲載してきた過去記事にくまなく目を通し、優れたセキュリティ対策を実施するための最も有益なベスト・アイデアを洗い出した。 これらのアイデアには大がかりなものから極めて小さなものまであり、その対象も最新トレンドから長年悩まされてきたジレンマまでとさまざまだ。アイデアを提唱したのはセキュリティ担当者や業界の専門家ばかりではなく、なかには幅広い分野の第一線で活躍する人たちもいる。本稿では、それぞれのアイデアを短く要約して紹介する。最後まで創造力を絶やさずに読めるよう、トピッ
グローバル情報セキュリティ調査 2012。2011年2月10日から4月18日にかけてオンラインによって実施したものであり、CIO MagazineとCSO Magazineの読者、および全世界のPwCのクライアントを対象に調査した。調査結果は、世界138カ国に及ぶ合計9,600人以上の最高経営責任者(CEO)、最高財務責任者(CFO)、最高情報責任者(CIO)、最高情報セキュリティ責任者(CISO)、最高セキュリティ責任者(CSO)、副社長、ITおよび情報セキュリティ役員からの回答に基づいている。 サイバー攻撃への備え サイバー脅威の中でも、APT(Advanced Persistent Threat)攻撃と呼ばれる脅威について頻繁に耳にするようになった。事実、2011年2月10日にGISS 2012の調査開始から、わずか数カ月間に、全世界の主要な企業がAPT攻撃の対象となった。その中には
ITプロフェッショナルに向けたセキュリティ情報サイト。特に標的型攻撃に関する最新情報やトレンド、技術解説を掲載。日経BP社が運営する,ITプロフェッショナル向け総合情報サイト「ITpro」が提供【史上最大規模!サイバー犯罪グループを追う】 [2]DNSの悪用で不正サイトに誘導 世界100カ国以上、感染コンピュータ400万台以上という史上稀に見るサイバー犯罪で悪用されたのは、インターネットに不可欠なDNSの仕組みである。技術的には「DNS Changer」と呼ぶ不正プログラムを使用した。[2012/04/03] 米電子決済サービスに不正アクセス、MasterやVisaの情報流出か [2012/04/02] 【史上最大規模!サイバー犯罪グループを追う】 [1]会社ぐるみのネット詐欺団体、摘発 [2012/04/02] 【セキュリティ・ホットトピックス】 これでいいのか情報セキュリティ予算
人の性の善なるは、なお水の低きにつくが如きなり。(孟子) すべての人間は偉大な存在である。 図表 これからの管理システムのありかた。
4つの創造性 21世紀のグローバル時代の創造活動を先導できるリーダーは、デザイン、テクノロジー、マネジメント、ポリシーの4つの分野の創造性を理解するのみならず、それらを調和・統合することが不可欠です。このような背景のもと、メディアデザイン研究科は、これからの創造性時代を先導する人材、すなわち、「創造性の本質を理解し、創造活動を実践でき、創造的プロセスをマネジメントでき、そして創造的活動の成果を価値に転換する能力をもった人材」の育成を目指します。 具体的には、主としてデジタルメディア・コンテンツの領域や創造力を生かしたデザインマネジメントの領域において、世界を舞台に、デジタル社会を創造し産業界をリードする人材や次世代のメディア領域を創出し社会をイノベートする人材を、また、来るべき文化創造時代において、「知」の創造、編集、流通、利用を促進し、「知」の継承を先導的に担う研究者、教育者、および産業
IPA(独立行政法人情報処理推進機構、理事長:藤江 一正)ソフトウェア・エンジニアリング・センター(以下、SEC)は、アジャイル型開発の適用領域や適用方法を整理するための活動を行い、アジャイル型開発に適したモデル契約書案2種を含む「非ウォーターフォール型開発WG(*1)活動報告書」(以下、報告書)を公開しました。 URL: http://www.ipa.go.jp/sec/reports/20110407.html 現在、日本におけるソフトウェア開発の殆どは、ウォーターフォール型と呼ばれる手法です。この開発手法は、初期にシステムに対する要件を正確に決め、前工程を誤りなく完了させ次に進むことが求められます。しかし現実的には、要件の間違いが後で判明することや、開発着手までに要件を確定できない場合もあり、これらに起因するシステムトラブルや開発の遅れが生じています。 このように、初期段階で顧客ニー
2004年05月16日 マズローの欲求階層説 昨日、ある打合せで「マズローの欲求階層説」を説明しようとして、自分の理解がうろ覚えなことが判明 (^^;)。その場でWebで検索してもいまいちぴったりくるものがなかったので、結局説明はうやむやのまま…。ちょっと悲しかったので外部記憶としてここにエントリしておく。 *出典は、『完全なる経営』/A.H.マズロー。おもに巻末の監訳者(=金井壽宏さん)解説から。 まずは背景となる用語の解説から。 ●完全なる経営(ユーサイキアン・マネジメント Eupsychian Management) --- 完全なる人間、完全なる社会を探求してきたマズローは、1962年の夏に会社という世界にふれ、完全なる経営(ユーサイキアン・マネジメント)という考えにたどり着く。本書で詳説されているとおり、ユーサイキアンとは、彼の造語で、自己実現人を生み出し、自己実現人が作り出して
あなたの会社でも、このような声が挙がっていませんか。「うちの会社にはビジョンがない」「上司のマネジメント力が低い」「エンジニアはコミュニケーション力が低い」。これらの声は、リレーションシップ・クライシスに陥っている会社でしばしば聞かれるものです。 「なんでうちの社員はこうなんだ・・・。みな、バラバラだ」 業績にかげりが見え始めたのは1年前。これまで順調に成長してきた事業だが、先行きが怪しくなってきた。 この数カ月間、各部署の責任者を集め打開策を検討するが、お互いの主張が全くかみ合わず、議論は一向に進まない。「みんな“ああだ、こうだ”と言っているが、結局はやるかやらないかの話だろう! はっきり言って、責任逃れをしているようにしか聞こえない」と、いくら議論を重ねても一歩も前に進まない状況に、社長のイライラは募るばかり。 やがて経営陣の間には埋めがたい溝ができていき、組織は中核からバラバラになっ
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