「いたたた…。なんだ、この本?」 本好きにとってグサっと刺さる言葉が、ページをめくるたびに登場する。 読書は、他人にものを考えてもらうことである 良書を読むための条件は、悪書を読まぬことである。 多くのばあい、我々は書物の購入と、その内容の獲得とを混同している 著者ショウペンハウエル氏は、「あらゆる時代、あらゆる民族の生んだ天才の作品だけを熟読すべき」と説く。 いやぁ、まったくそのとおりなんだけど……、積読本があふれかえった自室をみると、顔を覆いたくなる。 19世紀に書かれた『読書について』。 既読の方も多いだろうが、僕の読書体験とそこから得た学びを記録しておきたい。 ショウペンハウエル著『読書について 他二篇』 読書について 他二篇 (岩波文庫)posted with ヨメレバショウペンハウエル 岩波書店 1983-07 AmazonKindle楽天ブックス どんな本なのか? 本書は、「
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