■ 脱「脱官僚」の動きはどこまで広がるか 斉藤元財務事務次官が日本郵政の社長に就任されることになりました。そして人事官には人事院総裁就任含みで前厚生事務次官の江利川氏が就任されることになりました。これは天下りではないとのことですが、選挙前の「脱官僚」の主張が国民の支持を受けたことを考えると、「?」という思いを禁じえません。 先日の国会での答弁によると「役所によるあっせんでなければ天下りではない。」とのことですが、独立行政法人の幹部は公募で募集するとのことですので、結果的にかなりの霞ヶ関OBが入った場合でも、公募であり斡旋ではないから天下りではないということになるのでしょうか。 政権についた経験がないので霞ヶ関OBを起用することはやむをえないとは思いますが、政治主導、政策の大方針を政治家が決めていくことは何とか維持していって欲しいと思います。 ■ キャリア官僚OB名簿が廃止されました。