短期間で変化したり消えたりする中央省庁の過去のホームページ(HP)を、保存・公開する事業を国立国会図書館が進める中、防衛省など6省庁がインターネット上での公開を認めていないことが8日、共同通信の取材で分かった。 6省庁以外は国会図書館の求めに応じて公開を認め、過去のHPがネット上で原則自由に閲覧できる状態になっている。防衛省は「認めなかった理由は不明」とし、一転して公開に向け速やかに手続きを取ると説明した。 特定秘密保護法の施行から10日で1年。識者は「懸念を払拭するためにも省庁には積極的な情報開示の姿勢が必要なのに、意識が低い」と批判している。