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Studiumと経済に関するhokusyuのブックマーク (5)

  • 18世紀からの遺産 発電と蒸気機関

    2004年7月、ノイハルデンベルクで行われた政府首脳の会談が行われ改革継続についての方針が話し合われたが、改革の一角を構成する職業仲介制度改革も新たな段階に達した。Hartz-IV法と呼ばれる法律が、それを規定しているが、ドイツの労働市場対策は将来どのように変化するのか。ここではいくつかのポイントをいくつか紹介する。 失業保険給付金 II (Arbeitslosengeld II) 就業可能な(erwerbsfähig)長期失業者は、これまで支給されていた失業手当・生活保護手当(Arbeitslosen- und Sozialhilfe)ではなく「失業保険給付金 II」と呼ばれる扶助を受給することになる。これによって、家族の資産が支給額の計算に加味されるため、結果的に額は低減されることになる。 ちなみに「就業可能な」とは、通常の条件で毎日3時間以上働けるということを意味する。 職業紹介 長

  • コラム:デンマークのフレキシキュリティと我が国の雇用保護緩和の議論/労働政策研究・研修機構(JILPT)

    情報解析部情報管理課長 松淵 厚樹 我が国では、国際協調を軸とした経済政策[1]を講じていく中で発生したバブルとバブル崩壊後の不良債権の発生や財政赤字の拡大による、見方によっては特殊な事情による長期停滞経済を経てきた。こうした中、以前は経営者でも声高には議論することはなかった雇用保護の緩和を中心とする労働市場改革に関する議論が最近頻繁に聞かれるようになった[2]。 先般、当機構の招聘研究員であるオルボー大学(デンマーク)のラーセン教授とブリッドガード助教授から「フレキシキュキリティ (Flexicurity)[3]」政策についてお話を伺う機会があったので、簡単に紹介するとともに、我が国での労働市場改革の議論との関係で考えてみたい。 デンマークの労働市場の特徴 まず、デンマークの労働市場の姿を統計的な面から見れば、失業率は 4 ~ 5%程度とEU内では低く、就業率は約 75%と高水準であり、

  • 食糧第一:世界飢餓にまつわる12の神話

    <原文> 12 Myths About Hunger Institute for Food and Development Policy Backgrounder Summer 1998, Vol.5, No. 3 http://www.foodfirst.org/pubs/backgrdrs/1998/s98v5n3.html 飢餓は神話ではなく現実だ。しかし神話が飢餓を温存させている。 今日少なくとも7億人が糧不足に苦しみ、毎年1,200万人の子どもが死亡している。 なぜ、飢餓はなくならないのか? 私たちはどうすれば良いのだろうか? この問いに答えるためには、まず今まで飢餓について教えられてきた固定概念を白紙に戻すことだ。根強くはびこる「神話」から自らを解放して初めて飢餓問題の当の原因を理解することができる。そこから初めて飢餓問題の解決に取り組むことができるのだから。 神話その1

  • 「潜在能力アプローチ」と環境問題

    「潜在能力アプローチ」と環境問題 はじめに いま世界をみると、「豊かな国」と「貧しい国」の経済的格差が広がる一方で、「豊かさ」を求める開発が世界的な規模の環境問題を引き起こしている(1)。そこで問われべきは、「豊かさ」と「貧しさ」とは何かである。「豊かな国」は真の意味で「豊か」になっているのか、「開発」によって求めているのは、真の「豊かさ」かが問題となる。生産された商品の価値で計る「豊かさ」が何ゆえに問題で、「豊かさ」は何で計られるべきか、「開発」との関係いかんという基的問題に行きつく。 そこで注目されるのは、社会的選択論から経済倫理学(2)、「飢餓の経済学的研究」(3)などで重要な問題提起を行ってきた、アマルテア・セン(インド出身の経済学者、現ハーヴァード大学教授、前アメリカ経済学会会長)の「潜在能力アプローチ」である。さきの問題に応えるべく、A.センは「潜在能力拡大」として「開発」を

  • サミール・アミン 『マンスリー・レビュー』 2003年10月号論文 翻訳:脇浜義明 - 世界貧困化と資本蓄積(前編)

    貧困撲滅とまではいかなくても、その規模を縮小しようという談話は、今や世界のトレンドとなっているようだ。しかしそれは19世紀的慈善談話で、 貧困を生み出すメカニズムを理解しようとしないものだ。今や科学テクノロジーの発達のおかげで、貧困撲滅は可能であるのに。 ◆資主義と新農業問題 近代以前の社会はすべて農業社会であった。その生産が様々な個別制度や考え方などの制約下にあったが、投下資に対する最大リターンというような資主義市場を支配する制約はなかった。 近代資主義制農業―大規模で豊かな家族制農業と農業関連企業の両方を含む―が今、第三世界の小農による農業生産に大攻勢をかけている。このゴーサインは2001年11月カタールのドーハで開催されたWTO(世界貿易機構)で出た。大攻勢の犠牲者は多く、そのほとんどは、人類の半分を構成する第三世界の小農である。 投下資に対する最大リターン原則に支配

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