「絶滅危惧種」がずっと数百円で食べられている。 「輸出が原則禁止され、日本に出回らないはずのウナギが大々的に宣伝され、格安で提供されている。誰がどう考えてもおかしい」 ウナギの生態研究に携わる北里大学海洋生命科学部の吉永龍起講師は、あきれたように指摘する。 国内に出回るウナギは、ニホンウナギとヨーロッパウナギの2種がほとんど。ニホンウナギは今年2月、環境省が「絶滅危惧IB類」に指定した。ヨーロッパウナギは国際自然保護連合(IUCN)が絶滅の危険性が最も高い「近絶滅種」に指定、2009年からは国際取引が規制されている。 だが今年も大手牛丼チェーンのうな丼にはヨーロッパウナギが使われていた。吉永講師は毎年、土用の丑(うし)の日を前に飲食店やスーパーのうなぎをDNA鑑定し、種を特定している。「その牛丼チェーンに流通経路などを問い合わせたが、回答はない」 流通するウナギは99%以上が養殖
喫茶EARTHにいるカイコ=大阪市西成区太子1丁目 蚕を見ながらお茶を楽しむ「おかいこさまカフェ」が、大阪市西成区の喫茶店で開かれている。出迎えてくれる22匹の蚕が、繭になる2月末まで。無休。 喫茶は、同区太子1丁目の「EARTH(アース)」。常連客の陸奥賢(さとし)さん(34)が、生活に身近な絹を生む養蚕文化に触れるプロジェクトとして企画した。 蚕は3センチほどだが、見た目はモスラのよう。陸奥さんは「モソモソと動く姿に癒やされます」。ネコやメードがもたらした癒やしブームに続けるか? 関連リンク養蚕に思い、まゆのひな人形 熊本・山鹿(1/16)飾り物がずらり、繭玉市にぎわう 栃木・足利の徳正寺(1/14)養蚕の「守り神」ネコの絵馬 宮城・村田で120点展示(1/13)大阪府のニュースは地域情報ページでも
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