企業の大失敗の要因を分析していた我々がたどり着いた結論。 それは、驚くべきものでした。 「大失敗は、トップが“名経営者”だからこそ起こる」 それが、我々チームがたどり着いた結論だったのです。 補足するならば、「トップが自らを名経営者であると認識したとき、それが大失敗の始まりとなる」のです。 自らを“名経営者”であると認識する。この危険な自己認識のことを、フィンケルシュタイン教授は「優秀さの幻想」と名づけました。 大失敗を起こすトップに共通する習慣を、以下に「大失敗する人の7つの習慣」として紹介します。 皆さんの組織のトップにこのような傾向がないかどうか、 皆さんご自身にこのような傾向がないかどうか、 是非チェックしてみてください。 その1 自分や自社が環境を支配していると考えて、素直に環境に反応しようとしない。 CEOは、自分の管理能力が会社の浮沈を決めると自負しています。 もちろん、その