We work to address the social, physical and economic conditions that impact upon health, by compiling and disseminating evidence on what works to address these determinants, building capacity and advocating for more action.
放射線というものは、どんなに微量であっても、人体に悪い影響をあたえる。しかし一方では、これを使うことによって有利なこともあり、また使わざるを得ないということもある。 その例としてレントゲン検査を考えれば、それによって何らかの影響はあるかも知れないが、同時に結核を早く発見することもできるというプラスもある。そこで、有害さとひきかえに、有利さを得るバランスを考えて、【どこまで有害さをがまんするかの量】が、許容量というものである。 つまり許容量とは、利益と不利益とのバランスをはかる社会的な概念なのである。 岩波新書「安全性の考え方」*1武谷三男編 P123 引用者が適時改段 ICRP(国際放射線防護委員会)では、当初は放射線被曝と健康リスクについては、閾値があるという立場だったのだけど、次第に武谷をはじめとする日本の核物理学者の提唱した閾値なし仮説(LNT仮説)を採用するようになってまいりまし
ごぶさたのにがにがです。 この間、フアさまはPremio lo nuestroで賞をとったり、FACEBOOKでのQ&Aのイベントが決まったり、いろいろお伝えしないといけないことがあったのですが、さぼっててすみません。 しかも今日はフアさまニュースではなく、シャキーラの記事です。シャキーラもフアさまと同じように、子どもたちのための基金をもってます。その宣伝用の30分の映画です。いしけりししょうtwitterで知りました。 スペイン語なのに、なぜかスペイン語の字幕がついているおかげでいちおう中身を理解することができました。 にがにがのモットーは、「スペイン語がまったく分からなかった自分」のような人がラテン音楽の情報を得られるようにすることなので、映画をみながらとったメモ(要約&逐語訳)を載せますので、みなさんみてねーー。★字幕 事実にもとづいたドキュメンタリーだけど、子どもたちに配慮して脚
前の記事 早送りで見る「天空のガンマ線」:またたくパルサーたち ソマリア海賊が撮影、船上の動画(独占映像) 次の記事 脳の形成に貧困やストレスが影響、記憶力を阻害 2009年4月13日 Brandon Keim Flickr/ActionPixs (Maruko) 貧困のなかで育つということは、単につらい子ども時代を過ごすということだけにはとどまらない。脳にも悪い影響を与える可能性がある。 低所得層および中所得層の学生における認知力の発達を扱った長期の研究で、子ども時代の貧困と生理的ストレス、そして成人になってからの記憶力との間に強い結びつきがあるという結果が発表された。 3月30日(米国時間)にオンライン版『米国科学アカデミー紀要』(PNAS)に発表されたこの論文は、「慢性的に蓄積された生理的ストレスという視点に立つと、貧困がいかに脳に影響し学力を妨げる結果を招くかを解明する、説得力のあ
前の記事 リビア:反政府運動と弾圧をGoogle Mapsでマッピング 幼児教育が人生に与える影響:研究結果 2011年2月23日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) フィードサイエンス・テクノロジー Jonah Lehrer 米軍基地付属の幼稚園で本を読み聞かせるオバマ大統領夫人。画像はWikimedia 政府の財務状況がますます乏しくなる中で、社会にとって有効な公共への投資は何かについての判断が重要になってきている。 シカゴ大学の経済学者でノーベル賞受賞者のJames Heckman(ジェームズ・ヘックマン)氏と、ペンシルベニア大学の経済学者Flavio Cunha氏が2010年7月に発表した論文は、そのような賢い公共投資の例を挙げている。幼稚園教育だ。 研究者たちは広範な調査結果を引用しているが、最も印象的なものは、幼児教育の長期的な影響を追跡した調査だ。例
Masahiro Abe(阿部正浩) @Prof_Abe 本日13時から、獨協大学経済学研究科記念シンポジウム『子供の貧困ーその現実と求められる政策』。今からでも間に合います。キャンパス内は紅葉も綺麗です。是非お出かけ下さい。http://www.dokkyo.ac.jp/news/detail/id/1907/publish/1/ 2010-11-20 09:52:52 Masahiro Abe(阿部正浩) @Prof_Abe 子供の貧困というと、親の貧困問題ではという方がいます。私がこのテーマでシンポジウムをやろうと提案した教授会でも、そのような意見がありました。しかし、子供の場合には「親を選べない」という点で、大人と大きく違います。大人は、自身の努力で問題を解決することできます。(続く) 2010-11-20 09:55:41 Masahiro Abe(阿部正浩) @Prof_Abe
「母子家庭の置かれている深刻な現状への認識をまったく欠いた冷酷無情というほかない政治だ」。十三日の衆院予算委員会総括質問で日本共産党の志位和夫委員長が安倍晋三首相を追及すると、議場が静まり返りました。日本の未来にかかわる“子どもの貧困”問題。その実態に対する認識さえ示さない政府と、明確な打開の方向を示す日本共産党の対比が鮮やかになりました。 貧困の認識 志位「貧困率―OECD諸国平均を上回っている」 首相「再生産される日本にしてはいけない」 志位氏がまず取り上げたのは、OECD(経済協力開発機構)が昨年七月発表した「対日経済審査報告書」。 そこでは、貧困ライン(その国の平均的所得の半分)以下の所得しかない家庭の子どもの割合――子どもの貧困率を各国で比較しています。日本は14・3%。OECD諸国平均の12・2%を上回っており、近い将来、平均の二倍にまで高まる危険があるとしています。 志位 報
厚生労働省は13日、日本の一人親世帯の「相対的貧困率」(2007年)が54・3%に上るとの調査結果を発表した。 母子家庭や父子家庭などの半数以上が貧困状態にあることになり、経済協力開発機構(OECD)の集計では、加盟30か国中で最も高い。同省は10月に国民全体の相対的貧困率を15・7%と発表したが、一人親世帯が貧困率を押し上げていることがうかがえる結果となっている。 相対的貧困率は、国民の所得を順番に並べた時に、真ん中の人のさらに半分の額を「貧困線」と定め、それに満たない人の割合を示したもの。今回貧困線は、07年の国民生活基礎調査を基に114万円とされた。 今回の調査は、世帯主が18歳以上65歳未満で子どもがいる家庭を調べた。一人親世帯の貧困率は1998年の63・1%よりも8・8ポイント、04年の58・7%からは4・4ポイント改善したが、記者会見した山井和則政務官は「労働者全体の賃金が下が
新聞の書評で気になったので借りてみました。 著者は貧困研究者であって現場で働いている人ではないので、個々のケースについては4章でアンケートの記述回答が掲載されているくらいで、あとはとにかくデータです。 日本国内のデータ、他国のデータ、それとの比較。 見えてくるのは格差という言葉では片づけられない貧困が日本にも存在するということ。 それも高齢者の独居世帯などではなく、現役である子育て世代に。 そしていかに日本の貧困対策が遅れているかということ。 日本では親の世代だとまだ戦後で皆が貧しい中で育っていたり、質素を良しとする考え方もあり、貧困と言われて思い浮かべるのは「食べるものがなく死んでいくアフリカの子供たち」だったりしますが、それとは違う「相対的貧困」という考え方が紹介されてます。 以前に新聞で日本はOECD加盟国の中ではアメリカに次いで貧困の子供が多い、というデータが紹介されていま
今年は活動の一年。 ようやく準備が整ったという感じ、いい感じ。 応援してくれる人がいるのが一番心強い。 がんばるよ。 貧困関係の本が続きます。 日本の実態はひどいことになっています。 子どもの貧困―日本の不公平を考える (岩波新書) 阿部 彩 (著) この間テレビで、病院にかかるお金がなく、 学校の保健室が病院代わりになっているという番組をちらりと見ました。 給食費が払えないというのは以前からきいていましたが、 現状はそこまでいっているのかとショックをおぼえました。 そんなときに手に取ったこの本、 タイトルも「子どもの貧困」とそのものズバリです。 「格差」ではなく「貧困」。 著者は、《本書の目的は、日本の子どもの貧困について、 できるだけ客観的なデータを読者に提供することである》 としており、その語り口は冷静ですが、そのことで具体的な事実が よりくっきりとあぶりだされているように感じます。
自分の読んだ本の備忘と紹介を兼ねて綴るブログ。小説は歴史小説・ミステリ中心。実用書は経済・マネー系が多くなると思います。 「貧困大国ニッポン」のエントリでも書いたように、日本においても貧困層は確実に存在する。 そして、そうした貧困が子供にどういう影響を与えるのかを描いたのが本書である。 【目次】 第1章 貧困世帯に育つということ 第2章 子どもの貧困を測る 第3章 だれのための政策か―政府の対策を検証する 第4章 追いつめられる母子世帯の子ども 第5章 学歴社会と子どもの貧困 第6章 子どもにとっての「必需品」を考える 第7章 「子ども対策」に向けて 子供の貧困について論じた本書、正直言うと、岩波的・左翼的なものの見方に彩られており、弱者は無条件で救済されるべきだという、思考停止状態になっているとも言える。 しかし、子供の貧困については、そうした「駄目なものは駄目」的なアプローチが正しいの
子どもの貧困―日本の不公平を考える (岩波新書) 作者: 阿部彩出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2008/11/20メディア: 新書購入: 16人 クリック: 218回この商品を含むブログ (110件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) 健康、学力、そして将来…。大人になっても続く、人生のスタートラインにおける「不利」。OECD諸国の中で第二位という日本の貧困の現実を前に、子どもの貧困の定義、測定方法、そして、さまざまな「不利」と貧困の関係を、豊富なデータをもとに検証する。貧困の世代間連鎖を断つために本当に必要な「子ども対策」とは何か。 404 Blog Not Found:まさかここまでひどいとは - 書評 - 子どもの貧困 ↑で紹介されていたのをみて購入。 僕は自分で子どもを持つまで、「日本の子どもの貧困」なんて、考えたこともありませんでした。 だって、日本で「物乞い
生活に困窮する高校生は、授業料減免措置や奨学金が受けられる。だが、高校生活には交通費などほかにも費用がかかり、不安定な生活も重なって学業に専念できず中退する子もいる。次に待っているのは就職の壁だ。 (安食美智子)
子どもの貧困―子ども時代のしあわせ平等のために [編]浅井春夫、松本伊智朗、湯澤直美[掲載]2008年5月25日[評者]耳塚寛明(お茶の水女子大学教授・教育社会学)■スタートからの格差を克服するには この論文集が扱っているのは、掛け値なしに重要で目を背けることのできない主題である。著者らによれば、未婚の子を含む世帯の貧困率は約15%、とくにひとり親世帯で高く、また1990年代後半から増加している。 執筆陣には、児童福祉研究者のほか、児童養護施設や婦人保護施設など、福祉の実践者が名を連ねる。現場からの報告は、保育料滞納問題、虐待のハイリスク要因としての貧困等を取り上げており、貧困に起因する諸問題の広がりをあらためて痛感させる。 私自身、近年、教育格差に関心を有するため、この本の企図を貴重だと思う。現代社会は業績に応じて富が配分されることを正当だと認める社会である。競争の結果として富の不平等が
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く