29日午後5時35分ごろ、福岡県那珂川市の公園で「小学生の女の子が両脚をサルにかまれたようだ」と通行人の男性から110番があった。女児は小学校高学年で、両太ももをかまれ軽傷を負った。 福岡県警春日署によると、女児は公園で友人と遊び、別れて1人で帰宅途中だった。目の前で高齢女性がサルに襲われ、助けようと駆け寄った女児に、サルが向かってきたという。 同市や近接する福岡市南区では、昨年秋ごろからサルによる被害が相次いでいる。
29日午後5時35分ごろ、福岡県那珂川市の公園で「小学生の女の子が両脚をサルにかまれたようだ」と通行人の男性から110番があった。女児は小学校高学年で、両太ももをかまれ軽傷を負った。 福岡県警春日署によると、女児は公園で友人と遊び、別れて1人で帰宅途中だった。目の前で高齢女性がサルに襲われ、助けようと駆け寄った女児に、サルが向かってきたという。 同市や近接する福岡市南区では、昨年秋ごろからサルによる被害が相次いでいる。
中国南部や東南アジア原産で特定外来生物の「ツマアカスズメバチ」が今年に入り福岡県内で相次いで確認された。九州・山口ではこれまで単発での発見にとどまっていたが、今年は産卵する女王蜂が連続して見つかるなど状況が悪化。繁殖力が高く、一度定着すれば根絶は難しいとされており、専門家は「定着の一歩手前の段階で、速やかに巣の駆除を行う必要がある。悪影響が出てからでは遅い」と警鐘を鳴らしている。 「対馬を除けば、これまで見つかった地域では巣などが1、2例確認されただけだった。それに比べ今年はまとまった範囲で何十匹も働き蜂が見つかったうえ、巣も4、5個あると推定される。今までの事例とまったく異なる」。ツマアカスズメバチの調査を続ける九州大大学院の上野高敏准教授(昆虫学)は危機感を強める。 ツマアカスズメバチの調査を続ける九州大大学院の上野高敏准教授ツマアカスズメバチは国内では平成24年に長崎県の対馬で初確認
有明海の資源回復に取り組んでいる農林水産省と福岡、佐賀、長崎、熊本の4県が二枚貝の天敵であるナルトビエイの回遊経路調査に共同で乗り出している。6月から開始し、計50匹に小型発信機などを取り付けて放流、生態の解明に役立てる。 ナルトビエイはアサリやサルボウなどの二枚貝を捕食するエイの仲間。九州農政局によると、有明海では近年、約10万~20万匹が回遊していると推定され、二枚貝の漁獲量の減少に拍車を掛けているという。 今月19日には、福岡県大牟田市の三池港の約2キロ沖合に仕掛けた網で5匹を捕獲。小型発信機や水深、水温などを記録する装置を取り付け放流した。生態解明だけでなく、8月をめどにエイの位置情報などをリアルタイムで漁業者に提供するという。 農水省と4県は2015年度から、二枚貝の資源回復のため漁場環境の改善やアサリの移植、放流などに取り組んでおり、今回の調査もその一環。 =2018/07/2
沖ノ島の世界遺産登録1周年を記念するイベントが地元の福津市、宗像市でも開かれた。福津市白石浜では、市民が保護したアカウミガメの旅立ちを約200人が見送った。 アカウミガメは福津市の海岸で今年1月、寒さで衰弱して動けない状態で見つかった。市民が枯れ草でくるんで保温し、マリンワールド海の中道(福岡市)に送られた。発見時は生きるのが難しい状態だったが、奇跡的に回復した。 光陵高うみがめクラブの生徒の手で浜辺に運ばれたウミガメは、波音のする方にゆっくりと前進。子どもたちから「がんばれ、がんばれ」と声援を受け、沖へ向かって悠々と泳いだ。 宗像市大島の沖津宮遥拝所周辺ではこの日、大学生や市民ボランティア35人が豪雨で大量に打ち上げられたごみを取り除いた。 =2018/07/17付 西日本新聞朝刊=
コウノトリが世界遺産見に来た 福津市の新原・奴山古墳群に飛来 みあれ祭の日「女神の使い?」 [福岡県] 沖ノ島の関連遺産として世界文化遺産に登録された新原(しんばる)・奴山(ぬやま)古墳群(福津市)周辺で今月に入ってコウノトリ1羽が目撃されている。住民たちは「世界遺産の古墳を見に来たのかな」と朝夕、姿を探すのを楽しみにしている。 最初に目撃されたのは1日夕。古墳群入り口そばの電柱に止まっているのを市内の野鳥愛好家が見つけた。足輪が見えることから「放鳥したコウノトリでは」と撮影した。コウノトリの保護、研究をする兵庫県立「コウノトリの郷公園」に画像を送ったところ、「どの個体と断定できないがコウノトリだろう」。 沖ノ島の祭神である宗像三女神を迎える「みあれ祭」の日に来たため、住民たちは「女神さまのお使いでは」と想像をふくらませる。 朝夕、古墳近くの電柱で目撃されており、観光ボランティアの男性は「
もしもしカメよ~♪ 久留米市の路上で外来種のカメが見つかり、久留米署が「落とし物」として保護している。署によると、重さ約1キロ。リクガメの一種で、爪の特徴や甲羅の模様から、ユーラシア大陸に広く生息する「ホルスフィールドリクガメ」ではないかと見ている。 8月31日の昼下がり、歩道をのそのそと歩いているところを通行人の男性が見つけ、市内の国分交番に届けたという。 おっとりした性格で、人にかみつくこともなく、署でもキャベツをもりもり食べているという。国内ではペットとして人気の品種で「どこからか逃げ出してきたのだろうか」と同署。半月ほど預かって飼い主が現れなければ引き取り手を募集するという。 =2017/09/05付 西日本新聞朝刊=
福岡県柳川市沖の有明海で、ぎょろりとした目で人気のムツゴロウが繁殖シーズンを迎えた。 雄が雌の気を引こうと、泥を跳ね上げ、全身が宙に浮くほどの豪快な求愛ジャンプを繰り返している。 ムツゴロウはハゼ科で、体長15センチほど。同市の沖端川河口付近では繁殖期の5~7月、干潟の巣穴付近で背びれを立てたり、大きな口を広げたりと、雄同士の縄張り争いも激しい。
福岡県筑後地方の5市1町のクリーク(農業用水路)で、特定外来生物のブラジルチドメグサが繁殖し、問題になっている。 観賞用に輸入された水草で、国内では1998年頃、熊本県の菊池川水系で野生化が初確認されて以降、九州北部を中心に広がり、筑後川や矢部川水系で大繁殖し始めた。生態系や農業への影響が懸念されており、各自治体は頭を痛めている。 ■熊手や鎌貸し出しも 「水面を覆い尽くすと日光が水中に届かなくなり、生態系が崩れる。放置しておくとクリークの流れが悪くなり、田畑に水が行き届かない。ポンプや水門に絡みつくと故障を引き起こす」。福岡県柳川市水路課の担当者は、こう嘆く。 筑後地方では筑後川や矢部川の水を田畑に引くクリーク網が発達。柳川市、大川市、久留米市、筑後市、みやま市、大木町の5市1町の総延長は数千キロに及ぶ。このうち柳川市では2007年頃に初確認され、現在では930キロあるクリークのほぼ全域に
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