岐阜市で5日に始まった「ぎふ信長まつり」は6日、最終日を迎え、俳優の木村拓哉さん(49)らが出演して「信長公騎馬武者行列」が行われた。観覧エリアの抽選に外れた人も含め、多数が来場。市と岐阜県警は、大規模な交通規制を敷き、JR岐阜駅周辺の階段を一時封鎖するなど、「群衆雪崩」の回避に向け、最大級の態勢で警備に当たった。 キムタク出演で厳戒の「信長まつり」 岐阜市は来場者分散に腐心 木村さんと、岐阜市出身の俳優、伊藤英明さん(47)は午後1時半ごろ、武者行列に合流。市中心部の金華橋通りを、馬に乗って約30分間、ゆっくりと練り歩いた。ビッグスターの登場に、見物客らは一斉に歓声を上げ、スマートフォンで撮影した。 「信長公騎馬武者行列」で織田信長役を務める木村拓哉さん=6日午後、岐阜市 観覧申し込みには定員の約64倍となる96万人超が応募。市は雑踏事故防止のため、観覧エリアを16に分け、見物客の移動を
カタールのドーハで、サッカーW杯のモニュメントを見物する人々(2022年11月5日撮影)。(c)Jewel SAMAD/ AFP 【11月6日 AFP】今月開幕するサッカーW杯カタール大会(2022 World Cup)の主催者が、各国のファンを雇ってカタールとそれぞれの国を応援させようとし、一部のサポーターからひんしゅくを買っている。 サポーターの説明やAFPが確認した資料によると、ファンはホテルの無料宿泊や試合の観戦チケット、日当を受け取る代わりに、開会式を盛り上げ、開催国カタールについて好意的なコメントをSNSに投稿するよう求められている。 大会主催者も、出場32か国のファンに見返りを支払ってW杯に参加してもらおうとしていることを認めたが、「組織的なプロモーション」のためだという報道は「まったくのでたらめ」だと否定した。 カタールは、多数のサッカー系ブロガーとインフルエンサー、ファン
17位・清水エスパルスと、18位ですでに降格が決まっていたジュビロ磐田。勝利(勝ち点3)が必須な清水は、最終節、北海道コンサドーレ札幌とアウェーで、打ち合いを展開していた。 後半33分、ホナウドのゴールで清水が2-3とリードした時、磐田は清水と降格を争う京都サンガをホームに迎え、0-0のスコアで踏ん張っていた。このまま終われば、清水が昇格プレーオフ(モンテディオ山形対ロアッソ熊本の勝者)を戦う16位で、京都が磐田とともに自動降格となる。 ところが清水は、そこから札幌に4-3と逆転を許す。結局、京都戦を0-0で終えた磐田とともに、J2に降格することになった。 最終節でJ2降格が決まり、呆然とする清水エスパルスの選手たちこの記事に関連する写真を見る 磐田はシーズン当初から、降格が危ぶまれていた。サッカーの中身がJ1のレベルに達していないことは、開幕して何試合か見た段階で明らかになっていた。この
聖天宮の前殿と楼閣。絢爛豪華な宮殿のような建物が住宅地の一角に突如現れる=埼玉県坂戸市(中村智隆撮影) 埼玉県のほぼ中央にあり、のどかな田園風景が広がる坂戸市。その住宅地の一角に突如、強烈な〝異国感〟を漂わせる絢爛(けんらん)豪華な宮殿のような建物が現れる。その名は「五千頭の龍が昇る聖天宮」で、国内最大級の台湾の道教のお宮という。至るところに龍の装飾が踊り、黄色や赤色などの極彩色をまとった建物に足を踏み入れると、かの地にワープしたかのよう。なぜ、坂戸に台湾があるのか-。 東武東上線若葉駅(坂戸市)から北東に約2・5キロ。住宅地や農地が広がる一角に聖天宮はある。約2万3千平方メートルもの広大な敷地に、華美な装飾が施された巨大な天門がそびえたち、周囲ののどかな雰囲気とのギャップに思わず目を見開いてしまった。 天門をくぐると、そこはまさに台湾。石畳の前庭が広がり、奥には天門よりさらに大きく立派な
中国のチベット自治区の区都ラサ市内で10月下旬、中国政府による厳しい「ゼロコロナ政策」に抗議する異例の大規模デモが発生し、当時の状況を撮影したとみられる映像が明らかになった。ラサでは2008年にチベット族による激しい暴動が起きたが、今回のデモ参加者の大半は漢族(中国人)の出稼ぎ労働者で、「ただ、故郷に帰りたいだけだ」などとの悲痛な叫びを上げている。BBCが報じている。 BBCが入手した中国SNS「微博(ウェイボー)」の複数の動画には、数百人が市内をデモし、警官隊と衝突している様子が映っている。 別の動画では、当局者らが道路の片側を封鎖。当局者の1人は拡声器で、人々に冷静になるよう促し、「分別をもって帰ってください」などと呼びかけている。 しかし、この抗議デモについて、いまのところラサ市政府などによる公式コメントは出されておらず、国営メディアも報じていない。 ラサは新型コロナウイルスの感染対
バイオリニストたちにいわせると、ストラディバリウスのような音は他にはないという。この名工の作品は世界でわずか数百丁しか出回っておらず、バイオリン製作者たちは何世紀にもわたり、これを再現し同じような音を出そうと試み続けている。しかし、ストラディバリウスのバイオリンを理解する探究の旅に参加した科学者たちは、何がこの楽器を特別なものにしているかを理解するまであと一歩のところまできている。 複数の研究グループが材質、デザイン、音響、ニス塗料など、この楽器を他のバイオリンから際立たせている可能性のあるあらゆるものを研究してきた。そしてこのほど、イタリアの研究チームが、ニスの下に塗られたコーティングの層に注目することで、謎の解明に一歩近づいている。 彼らは、ストラディバリウスのニスの下にコーティング層があることをすでに知っていたが、それが何からできているかを知ることは非常に困難だった。コーティングの目
10月11日、入国者数の上限が撤廃されるなど、新型コロナウイルスの水際対策が大幅に緩和された。各地の観光地で、かつてのにぎわいが戻ることへの期待が高まるが、これを手放しでは喜べないとするのが、星野リゾート代表の星野佳路氏だ。星野氏は「インバウンドは、コロナ前の2019年の状態が決してベストではなかった。コロナ禍後に向けては、単に数字を戻すのではなく、これまでの観光課題を解決しながら無理なく成長していくことが大事だ」とする。 旅行需要が大きく戻るであろう今後に向けて、観光課題解決のためにどのような対策をとるべきか等について星野氏に聞くとともに、横浜、鎌倉、箱根などの大観光地を県下に抱える神奈川県での取り組みについて、神奈川県観光協会の望月淳会長に聞いた。 オーバーツーリズムとインバウンド格差 2019年時点での観光課題として真っ先に頭に思い浮かぶのは、オーバーツーリズムの問題であろう。
中国南部や東南アジア原産で特定外来生物の「ツマアカスズメバチ」が今年に入り福岡県内で相次いで確認された。九州・山口ではこれまで単発での発見にとどまっていたが、今年は産卵する女王蜂が連続して見つかるなど状況が悪化。繁殖力が高く、一度定着すれば根絶は難しいとされており、専門家は「定着の一歩手前の段階で、速やかに巣の駆除を行う必要がある。悪影響が出てからでは遅い」と警鐘を鳴らしている。 「対馬を除けば、これまで見つかった地域では巣などが1、2例確認されただけだった。それに比べ今年はまとまった範囲で何十匹も働き蜂が見つかったうえ、巣も4、5個あると推定される。今までの事例とまったく異なる」。ツマアカスズメバチの調査を続ける九州大大学院の上野高敏准教授(昆虫学)は危機感を強める。 ツマアカスズメバチの調査を続ける九州大大学院の上野高敏准教授ツマアカスズメバチは国内では平成24年に長崎県の対馬で初確認
「今年も最終節まで十分に楽しませてもらえました。サポーターとして、優勝してほしいのは当たり前だけど、それが全てではありません」 京浜急行電鉄の川崎大師駅を降りると目の前にある「ごりやく通り」。大師駅前商栄会に属する銭湯「寿恵弘湯」の店主、星野義孝さんはアルバムをめくりながら懐かしむ。 「当時からすれば、今の状況は夢みたいなものです。チケットが完売? 想像すらできませんでしたし、有り得ませんでしたよ」(星野さん) 昨日のJリーグ最終節の結果、惜しくも2位に終わった川崎フロンターレ。J1リーグ3連覇の夢はまたも叶わなかった。ただ、優勝争いが盛り上がるのは、トップを走るクラブと僅差のクラブが存在してこそ。近年のフロンターレの躍進は目覚ましく、サッカーファンであれば知らない人はいないであろう。その強さの秘訣はどこにあるのだろうか。クラブの歴史と共に紐解いてみたい。 「プロスポーツ不毛の地」川崎 1
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く