アルビレックス新潟はホームで柏レイソルとスコアレスで引き分けた。 試合はJリーグのミスで、ビデオアシスタントレフェリー(VAR)未実施となる珍事件が発生。前半11分、FW鈴木孝司(33)が左CKのこぼれ球に反応し、左足でゴールネットを揺らしたが、ゴール前に詰めていたDF藤原奏哉(27)がオフサイドの判定を受け、決勝点は幻となった。攻め続けながらも1点が遠かった新潟だが、連敗は3でストップ。次節14日はホームで昨季王者の横浜F・マリノスと対戦する。 ◇ ◇ ◇ 新潟はテンポ良くパスを回しながら敵陣深くまで侵入したが、最後までゴールネットを揺らすことはできなかった。90分間で放ったシュートは13本を数えたが、2試合連続の無得点に終わった。松橋力蔵監督(54)は「決めなくては勝ち点3は取れない。上にあがるには相手より多く得点しなければならない」と悔しがったが、連敗を3で止めたことには