ウクライナ軍は同国南部ザポリージャ州と東部ドネツク州の前線で暗闇を支配している。最近始まったウクライナ軍の反転攻勢が3週目に入り、同軍の攻撃はますます夜間に行われるようになっている。 夜間作戦への移行は、同盟国から数百両の近代的な戦車や戦闘車両が届き始めた1月までは不可能だった。受け取った車両がロシア軍のものより最も優れている点は、完全な暗闇でも数キロ先の敵を見つけられる赤外線暗視装置などの光学機器だろう。 あるロシア人軍事ブロガーは「輸入された装備は優れた暗視装置を備えている」とSNSに書き込んだ。「ウクライナ軍はいつでも監視を行い、狙いを定めて砲撃の精度をコントロールすることができる。それゆえに、敵は夜を選ぶ」とも指摘した。 ウクライナ軍の反攻は6月4日夜に始まった。それから数日のうちに、戦況を注視するロシア人のブロガーらはあるパターンを指摘した。「ウクライナ軍は夜間に攻撃的な活動を行
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