12月3日、インド政府は単位当たり国内GDPに対して排出される二酸化炭素の量を、2020年までに05年比20─25%削減へ。写真はムンバイにて煙霧の中を歩く人々(2009年 ロイター/Arko Datta) [ニューデリー 3日 ロイター] インド政府は3日、単位当たり国内総生産(GDP)に対して排出される二酸化炭素(CO2)の量を、2020年までに05年比20─25%削減するとの目標を示した。 7─18日にコペンハーゲンで行われる国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)を4日後に控え、主要排出国としては最後の目標提示国となった。 ラメシュ国務相(環境・森林省担当)は議会で「インドは井の中の蛙でいるわけにはいかない。インドは国民に対して指導力を発揮し、行動を示さなければならない」と述べた。 インドはCO2排出量で世界第4位で、この目標水準では排出量が増え続ける計算になる。ラメ