前回は、企業が運用された状態のPC(デバイス)をサービスとして提供される「DaaS(Device as a Service)」とは、どういうことかということについて、利用者たる従業員に直接提供され、管理者の手を煩わせることなく、継続的に価値の向上(アップデート=デバイスの場合は、リプレース)が図られることであると申し上げました。それ故に、DaaSの利用はサブスクリプションという契約形態が最適です。今回は、ここを掘り下げます。 このサブスクリプションについて、「いつでも解約できるのがサブスクリプションだ。だから、モノがあるとサブスクリプションは成り立たない」という声を耳にします。もちろん、PCがモノである以上、物理的なコストがかかります。使い始めてすぐ利用しなくなれば、PCは中古になってモノとしての価値が半減しますし、送付や返却を繰り返せば配送料もかかります。そのため、ノーペナルティで解約で
![サブスクリプションのよくある誤解--レンタルやリースとの違いとは?](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/6da758ed579fd6dfba516da223aa461b248397cc/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjapan.zdnet.com%2Fstorage%2F2019%2F11%2F18%2Ffb94180a7e47b84217598e06a8c6863a%2Fdaasimage.jpg)