特集 オープンソースで作るJava+DB 第1回 PostgreSQLで学ぶSQLデータベースの操作 (5/15) テーブルの作成 リレーショナルデータベースでは、データをテーブルに保存する。そのため、まずは、テーブルを作成することが不可欠だ。 リレーショナルデータベースに詳しくない人のために説明しておくと、テーブルとは、「列」と「レコード」からなる表形式のデータだ。リレーショナルデータベースでは、データをレコードとして格納する(Fig.2)。
来年はじめのリリースを目指して開発中のPostgreSQL 8.4の姿が見え始めてきた。今回は8.4の新機能の目玉の一つである「再帰SQLのサポート」を中心にお話しする。 開発にあたっては,PostgreSQLの大規模利用ユーザーである住友電工情報株式会社がリソースを提供し,筆者の勤務するSRA OSS日本支社がPostgreSQLコミュニティとの調整および実装を担当した。最終的にはPostgreSQLコアメンバらの協力で実装がブラッシュアップされ,8.4への取り込みが確定した。 プログラミング言語における再帰処理 再帰処理はCやJavaなどの通常のプログラミングでは普通にサポートされており,うまく使うと効率のよいプログラムをきれいに書くことができる。再帰処理は再帰的な構造を持つデータ,例えば木構造やリスト構造を処理する際に良く使われる。 データベースにおける再帰処理 再帰SQLとは,文字
CONTENTS: 1. General consideration 2. Elementary features 3. Transactions 4. Programming in DB 5. Administration 6. Portability and Scalability 7. Performance and VLDB 8. Application development and interfaces 9. Reliability 10.Commercial issues 1. GENERAL CONSIDERATION: ---------------------------------------------------------------------------------------------------- Category P
cseはつみきウェブで配布されているフリーのSQL実行環境です。Oracle、PostgreSQL、MySQLは、ネイティブ呼び出しが出来ます。また、ODBCでの接続も行えるため多くのデータベースで利用が出来お勧めです。 PostgreSQLからネイティブ接続するためには、libpq.dllが必要になります。このlibpqですが、日本語Windows版 libpqが有名です。が、PostgreSQL 6.5から更新されていないため、md5認証に未対応かつ、長いSQLが実行出来ません。 そのため、PostgreSQL 8.2.4のソースからlibpq.dllを作ってみました。ただし、SSL未対応です。 しかし、cseでPostgreSQLへ接続する時にデータベース名を「"」で囲って呼び出しを行っているためそのままではデータベースへ接続出来ません。そのため、データベース名が「"」で囲まれている
オレオレ言語全盛期の炎暑の候、いかがお過ごしでしょうか。 オレオレSQLの作り方〜PostgreSQL編〜という事でPostgreSQLに、自作のSQL関数を組み込むやり方を紹介します。 簡単に言えば select oreore(); select oreore(column1, column2) from table1; 自分で定義したC言語のoreore関数をDBに組み込んで使おうという事です。 固定値を返す関数 早速、固定で999を返す関数を作ってみます。 ※バージョンはpostgresql8.1です。インストール等は省略します。 #include "postgres.h" #include "fmgr.h" PG_FUNCTION_INFO_V1(oreore); Datum oreore(PG_FUNCTION_ARGS) { // 固定で999を返します PG_RETURN_I
今回は本連載で解説するPostgreSQL運用のための前提環境を構築します。すでに実運用でPostgreSQLを使っている方は、基本のおさらいとしてご一読ください。 >>> 本連載の前提環境 データベース:PostgreSQL 8.3.1 OS:CentOS 5(Linux kernel 2.6 ) シェル:bash CPU:Intel Xeon 3060 2.40GHz HDD:73.4GBytes/15,000rpm/SAS 16MBytes RAM:PC2-5300 8GBytes 本連載で運用方法やチューニングの学習をしてみたいという方は、本稿を参考に環境を設定し、次回以降の連載を読み進めると理解しやすいでしょう。運用方法およびチューニング方法の詳細は次回以降で解説していきます。なお、本連載での前提環境は右リストの通りです。以降、連載中のパフォーマンス検証などはこの環境での値となり
PostgreSQLを遅くしている犯人はどこだ?:Linuxトラブルシューティング探偵団(3)(1/3 ページ) NTTグループの各社で鳴らした俺たちLinuxトラブルシューティング探偵団は、各社で培ったOSS関連技術を手に、NTT OSSセンタに集められた。普段は基本的にNTTグループのみを相手に活動しているが、それだけで終わる俺たちじゃあない。引き続きOSSに関するトラブルの解決過程を@ITで連載していくぜ。 ソースコードさえあればどんなトラブルでも解決する命知らず、不可能を可能にし、多くのバグを粉砕する、俺たちLinuxトラブルシューティング探偵団! 助けを借りたいときは、いつでもいってくれ! OS:高田哲生 俺はリーダー、高田哲生。Linuxの達人。俺のようにソースコードレベルでOSを理解している人間でなければ、百戦錬磨のLinuxトラブルシューティング探偵団のリーダーは務まらん。
図1●オープンソース・ソフトウエアの採用によってコスト削減と高い信頼性を両立 24時間連続運用を行う外貨取引システムという,高い信頼性が要求されるシステムにオープンソース・ソフトウエアを全面的に採用,コスト削減を図った。Web/APサーバーはTomcatおよびSeaser,DBMSはPostgreSQL,OSはLinuxといずれも無償のオープンソース・ソフトウエアを使用。OracleやWebLogicなどの代表的な商用ソフトウエアに比べ,数百万円以上のコスト削減になった。 マネースクウェア・ジャパンは2003年4月,インターネット外国為替取引システム「iFX Style」を稼働させた。100万円単位で外貨を取り引きする「きわめて高い信頼性と可用性を要求される」(マネースクウェア・ジャパン 代表取締役社長 山本久敏氏)システムでありながら,DBMSのPostgreSQL,Webアプリケーショ
PostgreSQL Global Development Groupは1月7日(現地時間),PostgreSQLのセキュリティ・ホールとそれに対する修正リリースを公開した。影響を受けるのは8.2, 8.1, 8.0, 7.4 7.3系列で,深刻度は「critical(高)」。PostgreSQL Global Development Groupでは,データベース管理者に対しアップデートを呼びかけている。 公開されたセキュリティ・ホールは以下の通り。 index関数の権限の昇格(CVE-2007-6600):PostgreSQLにはユーザーがインデックスを作成できる「expression indexes」として知られる機能が存在する。この機能に関し(1)VACUUMとANALYZE実行中にスーパーユーザーとして実行されてしまう。(2)index関数の中でSET ROLEおよびSET SES
Tritonn、Ludia、そしてSennaとは…… 昨今のWeb 2.0と呼ばれるようなWebシステムでは、一般的に大量のコンテンツデータを内部に保有しているのではないでしょうか。大量のコンテンツから目的のコンテンツをユーザが選び取る手段の一つとして全文検索が挙げられます。全文検索とは、検索対象コンテンツの中身すべてに対して検索を行うことを指します。たとえば、タグやタイトルを対象にした検索だけでは、目的のコンテンツを発見できないような場合に有効な検索です。 データベースに保持された大量のデータを簡単に全文検索したい、という場合も多いことでしょう。本稿では、それを実現にする全文検索システムとして、次の2つを取り上げて紹介します。 Tritonn Ludia これらはそれぞれ、Tritonnは「MySQL」、Ludiaは「PostgreSQL」という、Webシステムを開発する上で人気の高
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