火星への旅など、長距離宇宙旅行中に飛行士の食生活を豊かにする3Dプリンタシステム──。米SMRCがNASAの中小企業向け出資プログラムにこのような企画を提案し、NASAに採用された。米QUARTZによると、同社はこのフードプリンタのプロトタイプを製造するための資金としてNASAから12万5000ドルを獲得した。 同社がNASAに提出した企画案によると、このプリンタは3Dプリント技術とインクジェット技術を使い、インクジェットカートリッジに乾燥したタンパク質や脂肪などの主要栄養素や香料などをセットし、例えばピザなど、様々な形や食感の食べ物を出力する。各種栄養素などは滅菌の乾燥したコンテナに保存して直接プリンタに供給するので、長期保存が可能だ。栄養素はプリンタヘッドで水や油と混ぜられる。 このプリンタは宇宙旅行だけでなく、人口爆発によって近い将来起きるとみられる世界規模の食糧難にも役立つとしてい
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、小型ロケット「イプシロンロケット」を8月22日に打ち上げると発表した。 今回の打ち上げは、惑星分光観測衛星(SPRINT-A)を所定の軌道に投入するとともに、イプシロンロケット(オプション形態)の飛行実証を行い、イプシロンロケット打ち上げシステムの開発の妥当性を検証するのが目的。 打ち上げ計画では、8月22日に13時30~14時30分の間、内之浦宇宙空間観測所から打ち上げる。打ち上げ後、第1段とノーズフェアリングが約9分~25分後、第2段が約19分~37分後。 イプシロンロケットは、M-Vロケット、H-IIAロケットで培った技術を最大限に活用して開発した3段式固体ロケット。 ロケットは、打ち上げ後、機体のピッチ面を方位角112度へ向けた後、所定の飛行計画に従って太平洋上を飛行する。第1段を打ち上げ約2分41秒後に、第2段を約10分24秒後に、第3段を約1
Image credit: IMBP 生物実験衛星ビオンM1が19日、ちょうど1ヶ月間の宇宙滞在を終え、ロシアのオレンブルク地域に着陸した。 ビオンM1は先月19日に打ち上げられた衛星で、ネズミや魚などの生物を搭載しており、無重量や強い放射線といった過酷な宇宙環境に晒し、生物にどのような影響が出るかを調べることを目的としていた。 しかし搭載されていた8匹のスナネズミと40匹の魚(ティラピアの一種)はすべて死亡、また45匹のハツカネズミは16匹しか生き残らなかった。15匹のヤモリと20匹のカタツムリ、その他微生物は生き残ったが、死亡率は5%ほどと予測されており、それを遥かに上回ってしまう結果となった。 スナネズミの死亡は装置の故障によって酸素や食料、光や換気が提供されなかったために起き、また魚の死亡も水槽の故障によるものであるとされている。 このような結果になったにもかかわらず、実験を主導す
ホンダの航空機事業子会社であるホンダ・エアクラフト・カンパニー(HACI)は、小型ビジネスジェット機「ホンダジェット」の試験用5号機が初飛行に成功したと発表した。 5号機初飛行の成功は、スイスのジュネーブで開催されているビジネス航空ショー「2013ヨーロピアン・ビジネス・アビエーション・コンベンション&エキシビション(EBACE2013)」で発表した。 5号機は、米国東部時間5月16日15時00分(日本時間5月17日4時00分)に、HACI本社がある米国ノースカロライナ州グリーンズボロ市のピードモントトライアッド国際空港を離陸、高度1万2000フィート(約3660m)を速度300ノット(時速約556km)で順調に飛行した。 60分におよぶ飛行試験では、低速時および高速時の操縦性チェックのほか、アビオニクス各種システムのチェックを行った。 ホンダジェットの開発責任者であり、開発・製造・販売を
サービス終了のお知らせ SankeiBizは、2022年12月26日をもちましてサービスを終了させていただきました。長らくのご愛読、誠にありがとうございました。 産経デジタルがお送りする経済ニュースは「iza! 経済ニュース」でお楽しみください。 このページは5秒後に「iza!経済ニュース」(https://www.iza.ne.jp/economy/)に転送されます。 ページが切り替わらない場合は以下のボタンから「iza! 経済ニュース」へ移動をお願いします。 iza! 経済ニュースへ
宇宙航空研究開発機構(JAXA(ジャクサ))が新型固体燃料ロケット「イプシロン」を8月22日午後に打ち上げると正式発表した21日、発射場の内之浦宇宙空間観測所がある肝付町では、町民らが「いよいよ本番だ」と期待に胸を膨らませた。 同観測所で人工衛星を載せたロケットが打ち上げられるのは、2006年9月23日のM5ロケット7号機の打ち上げ以来、約7年ぶり。今後3か月間、打ち上げ準備が着々と進む。 同観測所の前所長代理で、現在は特任担当として勤務する井手郁夫さん(60)は「前回の打ち上げは早朝だったにも関わらず、約1万人が見学に訪れた。夏休みの日中なので、より多くの人が訪れると予想される。ロケットの打ち上げ準備は順調に進んでおり、今後は見学者を受け入れる準備を町などと協力して進めていきたい」と語った。 07年にJAXA宇宙科学研究所(神奈川県相模原市)を退職するまで約40年間、ロケットの点火や推進
JAXA(=宇宙航空研究開発機構)は21日、新型ロケット「イプシロン」の打ち上げを8月22日に行うと発表した。 小型ロケット・イプシロンは、8月22日、鹿児島県内之浦から打ち上げられると発表された。H2Aロケット以来、12年ぶりの新型打ち上げとなる。 イプシロンは、構造がシンプルな固体燃料型。さらに、人工知能による自動点検や、モバイルパソコン2台による少人数での管制など、最新のIT技術を取り入れた他、打ち上げ費用はH2A型の半分以下となる約38億円と低コスト化を図った。 発射台に設置してから打ち上げまでにかかる日数も1週間と世界最短で、頻繁に小型衛星を打ち上げることも可能となり、今後、商業化が期待される。
国産の新型ロケット「イプシロン」が8月に打ち上げられることが決まりました。最新のシステムが投入され、これまでの3分の1程度の費用で打ち上げることが可能になりました。 JAXAプロジェクトマネージャー・森田泰弘氏:「まさに、これまでのロケットの世界の常識を覆す革命であって、(新技術を)未来のロケットに必要なものとしてイプシロンに投入しようとしている」 JAXA=宇宙航空研究開発機構は、新型ロケットのイプシロンを8月22日に鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げると発表しました。イプシロンは、打ち上げ費用の低コスト化を目指して開発され、人工知能によって機体を自ら点検できるほか、発射時のモニタリングも自動で行うということです。これらのシステムにより、これまで40日近くかかっていた発射の準備作業が1週間で可能になったほか、大幅な人件費の削減を実現し、100億円近くかかっていた打ち上げ費用を約3
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く