YouTube でお気に入りの動画や音楽を楽しみ、オリジナルのコンテンツをアップロードして友だちや家族、世界中の人たちと共有しましょう。
続き:https://www.youtube.com/watch?v=5Oz9yoFNlSg&list=PL_Ri_fM48TtgWAZpgh1r3APqdsJnJ5yNH&ab_channel=_JILOW この進行縛りでmixも作ってます。作業用BGMにどぞ https://www.youtube.com/playlist?list=PL_Ri_fM48Tti2IKYq0VyPkaT-7Upih-uK この進行だけでマッシュアップもやってます。ご興味あったらどぞ https://www.youtube.com/playlist?list=PL_Ri_fM48Ttj3jksDpPV5twQSEtozUWLL この進行だけのマッシュアップで重点的な曲解説もはじめました。どぞ https://www.youtube.com/playlist?list=PL_Ri_fM48Ttj_lN1
今回は10世紀頃までの西洋音楽の歴史について勉強しましょう。 現代の我々がイメージするあの「音楽」は、どのような紆余曲折を経て現在の形になったのか。その辺りを中心に解説いたします。 冒頭から恐縮ですが、この辺りの時代については本によって書かれていることが結構異なっており、私もどれを信じればいいか分かっていないということを最初にお断りしておきますw 音楽理論の基礎(旋法や音程など)は、古代ギリシアで作られました。詳細はこちら「古代ギリシア音楽 前編」をご覧ください。 とても紀元前の人が考えたとは思えない高度な理論ですね。 この理論はローマ帝国へと受け継がれます。ローマ人は金管楽器の発展や大型劇場の建設など、演奏面で多大な貢献をしました。 一方、ローマ人は数学や哲学は苦手だったらしく、理論面での発達はありませんでした。(発達したけれど資料が残っていないだけ、との説もあり) その後、395年にロ
今日のテーマはアラブ音楽です。 アラブ音楽とは、簡単に言えばアラビア語を話す国々で奏でられている音楽です。 地図で言うとこの辺。 トルコとイランはアラブ世界には含まれませんが、音楽的には影響しあっている点もあり非常に似ていて、親戚みたいな関係です。 歴史 まずは歴史を軽く説明すると、アラブ音楽の起源はシャーマンらしいです。 つまり、シャーマンがご神託をリズムに乗せて朗唱していたのです。 アラブ音楽には「歌がメインで楽器は補助的」「即興重視」などの特徴がありますが、それらは呪術起源であることが理由なのかもしれません。 7世紀にイスラム教が興ると、チャラチャラした音楽は禁止され、伝統的な曲や信仰のための音楽のみが奏でられるようになります。 アッバース朝時代(750年~1258年)には古代ギリシアの理論「古代ギリシア音楽 前編」が入り込み、調性や旋法の概念が確立します。 ここで育まれた理論の一部
フォーグラーがローマ数字によるディグリー記法の礎を作った人物であることも、リーマンの歴史話の中で既に軽く触れました。ローマ数字記法が一般的と言えるレベルまで普及したのは、彼の死後ずっと後のことで、彼の志を継いだゴットフリート・ヴェーバーやジーモン・ゼヒターらによって少しずつ広まっていったのでした。 これはフォーグラーの死後50年経った頃の理論書。I7を利用して下属調へドンドン転調していく説明だと思うのですが、2個めの和音では「♭5 6」と単に度数の堆積が表されているだけで、ディグリーがないせいで起きていることが分かりにくいですね。 フォーグラーはこの状況を「どげんかせんといかん」と立ち上がった黎明期の重要人物ということで、現代の私たちもその恩恵を大いに授かっています。 Mehrdeutigkeitを英訳する この記事ではこの「Mehrdeutigkeit」について本格的に扱うわけですが、ち
今日のテーマは、ピッチクラスセット理論です。 「セット」「ピッチセット」など、他にも様々な言い方があるようです。 12音技法「12音技法について」と同様、無調音楽体系化に対するアプローチの一つです。 アレン・フォート著「無調音楽の構造 ピッチクラス・セットの基本的な概念とその考察」に書かれている理論なのですが、残念ながら楽天では扱っていないようなので表紙の画像のみでご容赦くださいw 音程 まずピッチクラスとは、ド音を0として、そこから半音ごとに1 , 2 , 3…と番号を振ったものです。 「音程」の発展形と言えるかもしれません。 この番号は異名同音に対しても同様です。 例えばシ#やレのダブルフラットも0番だし、ミ♭も3番となります。 オクターブ上のドから先は、また0 , 1 , 2…となりますが、移高を分かりやすくしたい場合などは、稀に12 , 13 , 14…と書くこともあります。 また
続いてはミクソリディア旋法です。 「ミクソリディアンスケール」「ミクソリディアンモード」「ソの旋法」などと呼ばれることもあります。 このように「ドレミファソラシド」をソから始めた旋法を指します。 上譜例はG音から始まるミクソリディア旋法なので、これを「Gミクソリディア旋法」もしくは「Gミクソリディアンスケール」などと言います。 ちなみに「ミクソ」とは「mix」という意味です。 古代ギリシアでは、歴史的にまずドリア・フリギア・リディアの3種類の旋法があって、後からこの旋法を追加することにしたらしい。 (古代ギリシアの旋法は、現代とは開始音が異なります) この新しい旋法は構成音がリディアの隣だったため「ミクソリディア」という適当な名前を付けられてしまった…ということらしいです。 だったら「ネクストリディア」みたいな名前でも良かったのではないかと思うのですが、なぜ「ミックス」なんでしょうねw 特
今日のテーマはドリア旋法です。 「ドリアンスケール」「ドリアンモード」「レの旋法」などと呼ばれることもあります。 ちなみに今回は「アドリブ時にどのコード上で使えるか」みたいな話ではなく、ドリア旋法の作曲についての解説です。 ドリア旋法とは、このように「ドレミファソラシド」をレから始めた旋法を指します。 上譜例はD音から始まるドリア旋法なので、これを「Dドリア旋法」もしくは「Dドリアンスケール」などと言います。 特徴 ドリア旋法をC音から始めると下のようになります。 長音階と比べて♭が2つ増えた形、短音階と比べると♭が1つ減った形です。 もしくは、長2度下のメジャーキーと同じ音階だと覚えてもいいですね。 つまりCドリアンはB♭メジャーをドから始めた形。GドリアンだったらFメジャーをソから始めた形、B♭ドリアンだったらA♭メジャーをシ♭から始めた形です。 Cマイナースケールのラの音は♭ですが、
音楽理論の事を書きたくなったので書きます。思いたったが吉日っつー事で。皆さんモードってご存知でしょうか?知ってる人は置いといて知らない人にざっと、メロディを作る時の音階の事です。いくらなんでもドレミファソラシドくらい知ってますか?知らない?よし!小学校からやりなおそう!人生長いです。100年!2000万円の貯金は忘れずに。知ってる人はそれです。モードです。イオニアンと言う名前です。他にも色々モードがあってそれぞれを使うことによって様々な雰囲気を作り出すことができます。モードの作り方、と言うか発想方法はドレミファソラシドの始める音をずらすのが一般的です。例えば上の譜面の二小節目のミクソリディアンと言うモードはファから始まるドレミファソラシド(つまりファソラシドミファだけどシは♭をつけないとドレミファソラシドには聞こえません、何故かと言われても聴きゃわかります、百見は一聞にしかず。)をドの音か
今日のテーマは中心軸システムです。 バルトークの曲によく使われている技法なのですが、本人が「私はこのような技法を使って作曲している!」と言ったわけではなく、エルネ・レンドヴァイという理論家がバルトークの音楽を研究していて発見した法則らしいです。 バルトークの作曲技法 [ エルネ・レンドヴァイ ] 価格:2200円(税込、送料無料) (2020/6/9時点) 楽天で購入 T・S・D 突然ですが、ハ長調のスリーコードであるF・C・Gは、それぞれどのような機能を持っているでしょうか。 これは簡単ですね。Fがサブドミナント、Cがトニック、Gがドミナントです。 では同じくハ長調で、Dm・Am・Emはどのような機能でしょうか。 これも先程と同じですね。Dmはサブドミナント、Amはトニック、Emは厳密に言うと二つの機能を持っているのですが、ここでは便宜上ドミナントとします。 これを5度圏で表すと上のよう
さて、VIII章はいよいよ古典派クラシック理論とモダンジャズ理論のどちらにもあてはまらない特殊理論や、流派を超えた和音の解釈といった、研究的要素の強いマニアックな領域へと進んでいきます。ここでは、それにさしあたって極めて重要となる理論を先に紹介したいと思います。 1. メタ音楽理論 「メタ○○」という言葉があります。「次元が上の─」とか「超─」といった意味を持つ接頭語です。 アニメ「くまのプーさん」に登場するネズミのゴーファーは、「俺は原作には登場しないんだけどな!」といった自虐ネタを言うことでおなじみです。アニメの中のキャラクターが“原作”という“外の視点”を理解している構図が面白いわけですが、このときゴーファーは「アニメの世界」という次元を超越して、私たちと同じ現実世界の立場からコメントをしています。この「次元が上」の発言を、「メタ発言」といいます。 「メタ」という言葉にはこんな風に、
本日はテトラコルドについて解説いたします。 テトラコルド(テトラコード)とは、その名の通り4つの音(弦)を一つのまとまりとする考え方のことで、一般には音階・旋法をさらに細分化した単位として使われます。 オクターブを分割 では実際に見てみましょう。 このように、4つの音を並べたものをテトラコルドと言います。 この「ドレミファ」の各音程に注目してみましょう。「全→全→半」というインターバルで構成されていますね。 この「ドレミファ」のテトラコルドの隣に、ソから始まり、且つ同じ「全→全→半」というインターバルを持つテトラコルドをくっ付けてみましょう。 はい、長音階が出来上がりました。 つまり長音階は、「全→全→半」という音程から成る2つのテトラコルドで構成されていると考えられるのです。 スポンサーリンク 連接・離接 テトラコルドには、今説明したような並べ方と、1つの音を2つのテトラコルドで共有する
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く