世界にはさまざまな事情から適切な形で十分な教育を受けられない子どもがいるが、そんな環境でもなんとか彼らに基礎的な知識を与えようと奮闘する教師もいる。 農村地帯で情報通信にまつわる科目を教えるこちらの教師もその中の一人だ。なんと彼はパソコンが1台もない学校で、生徒にMicrosoftのWordを教えていた。 チョークを駆使し、Wordの画面をそっくりそのまま黒板に描いて授業をすすめるガーナの教師。 この画像は先月半ばにシェアされて以来、ネット上で大きな反響や議論を呼んでおり、善意の人の寄付も相次いでいるという。 パソコン無しでソフトウェアの授業だと? Word文書を学ぶのであれば、まずパソコンがあるのが前提だ。欲を言えば生徒1人が1台ずつのパソコンに向かっていればもっと良いだろう。 しかし、設備や資源が足らない農村にあるその学校にはパソコンがなかった。 そこで教師のオウラ・クワドォさんはビジ