若い女性から圧倒的な支持を得るアパレルブランドを展開するファッションデザイナー「ハヤカワ五味」こと稲勝栞。若手女性起業家の彼女が創業から丸4年を経て得た、起業家としての素養、ブランドの育て方などについて聞いた。(全3話) 「青春経営コメディ」から「仕組みで結果を出す」フェーズへ ——ブログでは、これからが「第二章」だと発言されていました。その意味についてお教えください。 これまで(第一章)は、色々失敗して、ハチャメチャして、たくさん学んだフェーズでした。このフェーズの成果発表として、ラフォーレ原宿への出店があったと思います。第一章のタイトルをつけるなら「ハチャメチャ青春経営コメディ」みたいな感じでしょうか。(笑) とはいえ、ひとりの力で運営していては、絶対にどこかでブランドは終わってしまいます。今のブランドにお客様がいる限り続けていきたいと考えた時に、半永久的に継続して自然にブランドが回る