イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の制圧下にあるシリア北部ラッカへの進攻中、ユーフラテス川沿いのダム湖、「アサド湖」を解放したクルド人とアラブ人の合同部隊「シリア民主軍(SDF)」の兵士ら(2017年4月29日撮影)。(c)AFP/DELIL SOULEIMAN 【5月11日 AFP】シリアで米軍の支援を受けるクルド人とアラブ人の合同部隊「シリア民主軍(SDF)」が10日、北部の要衝都市タブカ(Tabqa)と近くのダムをイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」から奪還した。 SDFは、数週間にわたる激しい戦闘の末、タブカと隣接するダムが「完全に解放された」と発表した。SDFのタラル・セロ(Talal Sello)報道官はAFPの取材に対し「タブカを確実に解放するために合同掃討作戦を行っている」と述べた。 ユーフラテス川(Euphrates River)沿いにあるタブカは、戦略的に重要