米ゴールドマン・サックス・グループがアップルと共同開発した「アップルカード」の利用限度額を決定するアルゴリズムが、女性に差別的ではないかと指摘された問題で、アップルの共同創業者が10日、政府関与を求める発言を行った。 アップルカードのユーザーでもあるスティーブ・ウォズニアック氏はインタビューで、不透明な技術に企業が依存し過ぎているとして、政府が規制に乗り出すべきだと主張した。 「こうした不公平さは真実性の原則に反し、とても気になること。企業が設定・運用する方法について、われわれは透明性を持たない」とし、「政府は規制の問題で弱腰だ。大企業が追求するのは自社のことのみであり、消費者を代弁できるのは政府しかない」と同氏は訴えた。 ウォズニアック氏は、自分と妻は銀行やクレジットカードの口座を共有しているにもかかわらず、アップルカードの自分の利用限度額は妻の10倍だと明らかにし、他の金融機関では自分