「因果関係ない!下請けは関係ない」〜一本気の男に怒りの火をつけた東電コメント →「あるくラジオ」原発労働のいま/アーカイブ(67分) 1月22日のネットラジオ「あるくラジオ」で原発労働者のあらかぶさん(44歳・鍛冶職人・北九州市/写真)さんは、縦横無尽に現場の実態と思いを語った。180センチでがっちりした体格のあらかぶさん。いまは治療がうまくいき落ちついている状態だ。だが、かれは福島第一の収束作業で被ばくし「急性白血病」を発症し、生死を彷徨う闘病生活を送ってきたのだ。ラジオでの話では「4クールの抗ガン剤、骨髄移植、治療のために歯を10本抜かれたり、輸血も60回はした」という。90キロあった体重も当時は60キロまでになった。 なぜフクイチに行ったのか? あらかぶさんはまさに一本気な「九州の男」。福島の津波の大被害をみて「東北のために福島のためになにかしたい」と思い、家族の反対を押し切って15