バングラデシュのヌスラト・ジャハン・ラフィさんは、学校で灯油をかけられ、火をつけられた。その2週間ほど前、ヌスラトさんは校長による性的加害行為を届け出たばかりだった。 勇気ある性暴力の告発と、火をつけられてから5日後の死と、その間に起きたことの全てが、バングラデシュ国民の心を引き寄せた。そして、南アジアのこの保守的な国で、性暴力の被害者がどれだけ弱い立場にいるかに注目が集まった。 ヌスラトさんは、首都ダッカの南約160キロにある小さな町フェニの出身で、当時19歳だった。イスラム教の学校、マドラサで勉学に励んでいた。3月27日に校長室に呼ばれ、校長に不適切な方法で繰り返し体を触られたとヌスラトさんは話した。事態がそれ以上悪化する前に、校長室から走って逃げたという。
三重県を訪問している天皇皇后両陛下は、今月30日の天皇陛下の退位を前に18日、伊勢神宮に参拝する儀式に臨まれました。 17日から三重県を訪問している両陛下は、18日午前、衣食住や産業の守り神がまつられる伊勢神宮の外宮にお一人ずつ参拝されました。 はじめに、モーニング姿の天皇陛下が、外宮の中心の正殿がある正宮の前で、皇位継承の象徴とされる三種の神器の剣と曲玉とともに車を降りられました。 そして、正宮の中に入り、正殿の前で玉串をささげて拝礼されたということです。白の参拝服姿の皇后さまも、玉串をささげて拝礼されたということです。 両陛下は、午後には、皇室の祖先とされる「天照大神」をまつる伊勢神宮の内宮にそれぞれ参拝されました。 天皇陛下は車に乗って玉砂利が敷き詰められた参道をゆっくりと進み、途中、伊勢神宮の関係者や地元の子どもたちが整列して迎えると、会釈をするなどしてこたえられました。 天皇陛下
【読売新聞】 7日に投票された神奈川県相模原市議選の中央区選挙区(定数17)の開票で、最後の1議席に2人の候補者が同じ得票数で並んだため、公職選挙法に基づき、くじ引きで当選者が決まった。 共産党新人の今宮祐貴さん(34)と、無所属新
1996年3月28日、日米合同委員会は嘉手納、普天間両基地の航空機騒音規制措置について、合意した。嘉手納基地では場周経路、訓練時間、エンジンテストなど騒音を軽減するための措置が列挙され、最後に「第18航空団司令官、その部下及び嘉手納飛行場を使用する飛行部隊司令官は、騒音問題及び規制措置について厳重な注意を払う」と明記されている。 ところが、その後、嘉手納町役場が行った行政区ごとの聞き取り調査では「たいへんうるさい」「うるさい」が9割を占めた。そして騒音によって「被害を受けている」と答えた人も9割に上り、合同委員会の合意次項が意味をなしていないことがわかる。 騒音の削減には在来機の飛行に注意を払うだけでは足りない。外来機を減らすことが不可欠であり、新たな常駐機を増やさないことが肝心である。 実際には昨年10月、8機の無人偵察機MQ9が無期限で配備され、今回、さらに期限付きとはいえ大型の無人偵
3月26日、名古屋地方裁判所岡崎支部が下した無罪判決が波紋を呼んでいる。中学校2年生のころから、娘と性交していた父親が「準強制性交等罪」に問われたにも関わらず、無罪となったのだ。判決文からは、彼女の5年間がいかに「地獄」だったかということがうかがえる。 被害女性の美羽さん(仮名)は、実父と実母、弟3人との6人暮らし。実父による性的行為は、中学二年から始まった。美羽さんが寝ていると実父がやってきて、<陰部や胸を触ったり、口腔性交を行ったりするようになり、その年の冬頃から性交を行うようになった>(< >内は判決文の要約)という。 美羽さんが高校を卒業するまで、こうした行為は週に1~2回程度の頻度で行われ、美羽さんは<体をよじったり、服をぬがされないように押さえたり、「やめて」と声を出したりするなどして抵抗していた>が、実父の行為は制止できなかった。本来ならば、助けを求められるはずの実母とも不仲
菅義偉官房長官の記者会見で、1年以上にわたってバトルを繰り広げている女性記者や、擁護する左派メディアなどを一刀両断する本が出版された。フリージャーナリスト、安積明子氏の新刊『「記者会見」の現場で見た永田町の懲りない人々』(青林堂)は、一連のバトルで「国民の知る権利」が逆に侵害されていると指摘し、「反権力ビジネス」の問題点に迫っている。 「『報道の自由』をもてあそぶのはやめてほしい」 安積氏は断言した。 慶応大を卒業後、参院議員の政策担当秘書を経て、ジャーナリストになった。ツイッター「会館の美女★フリーランスのあづみです」での国会情勢報告でもおなじみだ。 彼女の新刊は5章構成で、首相官邸や永田町に拠点を置く各政党が、どんな記者会見を開いているのか、その実態をつぶさにウオッチしながら、記者像やメディアのあり方を考察した。 また、「民進党を壊した女性たち」として、蓮舫参院議員(立憲民主党副代表)
イスラエルに境界を封鎖されて「天井のない監獄」とも呼ばれるパレスチナ自治区ガザ。当地の女性起業家2人が来日し、3月10日、参院議員会館で自身の取り組みについて報告をした。イスラエルとの度重なる戦闘で荒廃した街を復興したい――2人はそんな情熱で溢れている。 ガザは2014年7月、イスラエルの大規模な侵攻を受けた。50日間の軍事作戦でパレスチナ人2200人以上、イスラエル側も兵士ら74人が死亡と過去最悪の状況となった。ガザの経済は一層荒廃して失業率は4割を超えており、女性は約6割、特に15~24歳では約8割と世界最悪のレベルだ。人口約190万人のガザの約8割が支援に頼り、起業に注目が集まっている。
Published 2019/04/17 17:40 (JST) Updated 2019/04/17 18:10 (JST) 紛争にあえぐ荒廃した危険な地―。パレスチナ自治区「ガザ」と聞いて、読者の多くがこんなイメージを思い浮かべるのではないだろうか。メディアで頻繁に登場するガザ地区といえば、相次ぐロケット弾の発射や空爆など、イスラエルとの終わりの見えない対立で苦しむ人々の姿や、国際援助団体が懸命に支援をする様子などがほとんどだ。しかし、「天井のない監獄」とも呼ばれるその地から、新たなイノベーションの息吹が生まれ始めていることはあまり知られていない。 若者の大学進学率が高いガザやヨルダン川西岸地区で設立されたIT系などの企業が2015年時点で約140社と急増。優秀な起業家が続々と誕生しているのだ。 中でも、若き起業家たちの期待の星となっているのが、マジド・マシュハラウィさん(25)。祖父
赤松 良子(あかまつ りょうこ、1929年〈昭和4年〉8月24日 - )は、日本の労働官僚、外交官、政治家。勲等は旭日大綬章。財団法人日本ユニセフ協会会長。筆名は青杉 優子。在ウルグアイ大使、文部大臣を歴任した。女性の政治参画拡大を目指す市民団体「Qの会」代表[1]。 概要[編集] 労働省婦人局長時代、男女雇用機会均等法制定の中核となった[2][3]。細川護熙、羽田孜両内閣で文部大臣を務めた。選択的夫婦別姓制度実現をめざす民法改正運動を行っているmネットの呼びかけ人でもある[4]。 来歴[編集] 生い立ち[編集] 1929年(昭和4年)8月24日大阪市天王寺区に赤松麟作、浅香夫妻の二女として生まれる。父・赤松麟作は、黒田清輝に師事し、関西西洋画壇の大家となった人物。弟子に佐伯祐三らがいる。赤松夫妻は二人とも再婚で、麟作は先妻との間に五男一女がいた。良子がうまれたとき麟作51歳、浅香40歳と
人口の減少や節水によって使用量が減る中、水道管の更新費用が負担となり、経営悪化が懸念される水道事業。運営する自治体はいま、新たな危機と向かい合っている。経費削減のために自前で地下水を使う施設が増え、水道の料金収入が大幅に落ち込む事態が起きているためだ。 静岡県磐田市の大型商業施設は3年前から地下水を使い始めた。衣料品や雑貨、インテリアの店舗のほかフードコートも備え、年間約14万トンの水を使う。その半分程度を地下水に切り替えることで、水道使用量を減らしていた。 一方、市水道局にとっては年1千万円余の減収だ。市の水道料金収入の0・5%前後で、一般家庭約200世帯の1年分にあたる。「市内で一、二を争う大口客。できれば水道を使ってほしかった」と担当者。 今後は老朽化が進む水道管の更新などに多額の経費がかかり、経営は間違いなく厳しくなる。そこに大口客による地下水への切り替えが増えれば痛手になる。 施
日本政府が「福島水産物輸入禁止」に関連する世界貿易機関(WTO)の最終審判断に無理難題を吹っかけている。「日本は敗訴していない」などと我を張るかと思えば、世界貿易機構の粗探しに熱を上げている。国際規約を尊重しなければならない国際社会の一員としてありえない態度だ。 世界貿易機関提訴は日本政府が行った。韓国政府は福島の原子力発電所事故後の2013年、福島と周辺地域水産物について輸入禁止措置をした。国民の安全と健康の責任を負うべき政府として当然しなければならない事をしたのだ。韓国だけでなく50カ国余りが輸入禁止措置をした。それなのに日本政府はこの問題を貿易紛争に持ち込んだのだ。唯一韓国政府だけを相手に提訴をした。それなら世界貿易機関の最終判定に従うのが当然だ。しかし、菅義偉官房長官は世界貿易機関の「韓国勝訴」判断直後に記者会見を行い「我々の主張が認められないのは非常に残念」として、「日本の食品は
秋元 司(あきもと つかさ、1971年〈昭和46年〉10月23日 - )は、日本の政治家。 衆議院議員(3期)、環境副大臣(第4次安倍改造内閣)、国土交通副大臣兼内閣府副大臣兼復興副大臣(第3次安倍第3次改造内閣・第4次安倍内閣)、防衛大臣政務官(第1次安倍改造内閣・福田康夫内閣)、衆議院内閣委員長、参議院議員(1期)、自民党内閣部会長等を歴任。 来歴[編集] 生い立ち[編集] 東京都足立区に生まれる[1][2]。秋元家は江戸時代より昭和中期まで現在の江東区毛利にて[4]代々続いた宮大工の家系。父は不二家に勤務するサラリーマンで転勤族だった[5]。また、本人のツイッターでは「熊本は親父の地元です。たまたま家内の祖父も熊本だったらしい。」とも語っている[6]。 鹿児島市立吉野東小学校、鹿児島市立吉野東中学校、鹿児島県立武岡台高等学校卒業[7]後、1992年4月大東文化大学経済学部入学。学業の
𓅐別班マン𓆃 @beppanman 東京福祉大学とは❓#kokkai 創立者 中島恒雄 強制猥褻罪で懲役2年実刑 学長藤田伍一 長男 藤田幹雄自民党元衆院議員 妹の夫武部新 元幹事長武部勤長男 弟 武部毅ライブドア事件関与疑惑 副学長元社保庁年金管理課長 特任教授元入国管理局で元加計学園 客員教授元公安調査庁長官 〃 秋元司内閣府副大臣 pic.twitter.com/2Ivr6Gm36S 2019-03-16 20:38:58 赤旗日曜版Uスタ @akahatausta 【赤旗日曜版3月31日号】 「4年間やったら120億入る」「そしたらガバチョ、ガバチョ」…… 東京福祉大学の“消えた留学生”問題。大学創設者は学内の会議で大量の留学生を受け入れる“動機”を語っていました。大学を運営する学校法人の理事には秋元司内閣府副大臣の名が。月9万円程度の理事報酬も……。 pic.twitter.
対立する両者の意見 環境副大臣と内閣府副大臣を務め、自民党中堅としてのポジションを確かなものにしている秋元司代議士の周辺が揺れている。 「秋元代議士の政策秘書が逮捕されたという情報がある。聞いてないか」 週刊誌編集部からそんな問い合わせを受けたのは、10月12日の午前中だった。旧知の秋元事務所関係者に問い合わせたところ、「入院治療中で携帯の電源を切っていたことからそんな情報が流れたらしい。捜査なんてないし、秋元先生はいつでも取材に応じる」という返事。逮捕は違っていたが、捜査の可能性は否定できなかった。 12月9日には、『しんぶん赤旗』(日曜版)が、「闇パーティー疑惑」を報じた。 問題としたのは、昨年の衆議院選(10月22日)直前の10月4日と、選挙後の11月29日に都内で開かれた「秋元司君を囲む会」。最初が、約30人の出席者がテーブルに付くスタイルで会費が3万円、2回目が、約50人が出席し
今年2月に発覚した東レの巨額不正取引事件。この事件に関連して、秋元司・環境副大臣が、東レの日覺昭廣社長に1億2000万円の支払いを求める電話をかけていたことが「週刊文春」の取材で分かった。 不正取引事件の舞台となったのは東レの水処理システム事業部だ。 「2016年、東レがバングラデシュで受注した総額約15億円の水処理装置の販売事業が、テロ事件による治安の悪化などで頓挫。すでに水処理装置の製造が進んでおり、決算上の問題で大量の在庫をどう処理するかが喫緊の課題となった」(社会部記者) 不正取引は、この在庫を、東レと取引のある代理店がいったん買い取った後、都内のコンサル会社「O」が引き取るというスキームで行われることになった。一昨年の秋以降、O社は総額5億6000万円で在庫を買い取るが、そこで問題が起きる。 「資金調達が難航し、結局、O社に買い取り資金を出すことになった会社の一つが、L社でした。
慰安婦の渦中に飛び込みドキュメンタリー映画「主戦場」を撮った日系米国人デザキ監督「意味のある議論に移っていくといいなと思っている」 戦時中の慰安婦たちは本当に日本軍の「性奴隷」だったのか。官憲による「強制連行」は本当にあったのか。なぜ元慰安婦たちの証言はブレるのか。日本政府に法的責任はあるのか―。そんな疑問を抱き、慰安婦問題を巡る論争の中心人物たちを訪ね回ったドキュメンタリー映画「主戦場」(122分)が20日から東京・渋谷のシアターイメージフォーラムで上映される。日韓を中心とする激しい論争の渦中に飛び込んだのは、日系米国人のドキュメンタリー映像作家、ミキ・デザキ氏(35)。約2年半に渡って日本、韓国、米国の識者、論客らの主張に耳を傾けて、見えてきたものは何か。デザキ氏にインタビューした。 (構成・甲斐 毅彦) 慰安婦問題は日韓のみならず、サンフランシスコ市で慰安婦像の設置が論議を呼んだこと
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