ファイナンスの話によると投資家が出資する資本(お金)が どれくらい確実にリターンとして戻ってくるのか? という点が軸になっているように思える。 一方で会計の話によると負債と呼ばれるものは 出資者に対して契約に基づいたリターンを返還する義務を負っているが、 株主資本(自己資本)と呼ばれるものは 本来出資者に返さなくてもいいもの という扱いにされている。 けれどもファイナンスの話では株式投資をする前提の話も出てくる。 何か不思議な感じがしませんか? 低い倍率(PER・PBR・EV/EBITDAなど)と高いリターン率(ROE・ROAなど) に絞った投資を行うことになるだろう。 私も投資先の選定のスタート地点としてこの手法は用いている。 ただこれだけで本当にいいのか?これだけだと 金を返してくれるんだったら投資してやる という発想が前提になってはいないだろうか? まぁ、そういう投資がしたいという人