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ブックマーク / totodaisuke.asablo.jp (5)

  • 新人研修中の皆さんへ: 生命保険 立ち上げ日誌

    4月からライフネット生命にも新入社員が2名入り、1月入社(海外の大学卒業)の1名と合わせて3名となった。新卒入社者は、文字通り「純粋培養」ということで、今後、会社のDNAを背負って、中長期的に会社をけん引していく存在として成長していくことを期待したい。 さて、我々のように中途入社が9割5分を占める会社は、確立した研修プログラムがある訳でもなく、お互い試行錯誤をしながらやっていくことになる。 当社の新人に話した内容は、新人研修中の他社の皆さんにも大切だなと思ったので、ここでメッセージとして伝えたい。 ● 「新人研修、超楽勝だぜ~」 と言っている人がいたら、それは you've got it totally wrong! と言いたい。 研修は、誰のためにあるのか?会社のためにあるのではない。皆さんのためにあるわけだ。 新入社員にとって、会社は、図書室のような書籍、過去プロジェクト等の資料、知識

  • 正しい問いの立て方: 生命保険 立ち上げ日誌

    我々のような保険会社が新商品開発のために市場調査を行うとする。 「保障は手厚い方がいいですか?」 このように質問をしたら、答えは「はい」となるに決まっている。 「保険料負担は低い方がいですか?」 このように問うてみても、同じく答えは「はい」となるに決まっている。 すなわち、給付と負担を分けて議論している限りは、「負担を伴わない給付増」を求めることは、極めて合理的な回答なのである。 我々保険会社はそのような問いかけは意味がないことが分かっているので、「ほどよい負担で、ほどよい給付を提供できる商品」というバランスを見つけようとする。あるいは、「高負担・高福祉」の商品と「低負担・低福祉」の商品の両者を販売し、選んでもらうようにする。 同様に、国レベルで行われている社会保障と税制の議論は、給付と負担が分離して議論されていることが、質的な問題だと考える。 「現状の社会保障給付水準を維持したいですか

    kaeru333
    kaeru333 2011/01/06
    5) 孫世代に押しつける ← こわい・・・
  • 相談する力: 生命保険 立ち上げ日誌

    自分よりも若いスタッフと働いていると、二通りのタイプがいることに気がつく。 片方は、いいタイミングで、いい相談をしてきて、上手に僕の力を使ってくれる人。もう片方は、全然使ってくれない人。 作成途中のレポートで「煮詰まってるんですけど、アイデアください!」と知恵を借りに来る。 プロジェクトを進めている際に、社内関係者の調整をうまく進めるために、「岩瀬さんからも一言言ってもらえますか」と援軍を頼みに来る。 外部の会社と上手にプロジェクトを進めるために、ここ一番のタイミングで担ぎ出し、相手方の偉い方と事をセットされる。 いずれも、私というリソースを上手につかいこなしている事例である。 翻ってみると、自分自身も、人の力を借りるのは上手な方だと言う事に気がつく。例えば、昔から書いている途中のレポートを上司に見てもらって、まっかにして返してもらうのが好きだった。凄い早いペースで、自分の仕事が進化して

    kaeru333
    kaeru333 2010/04/17
    ほんと、これ大事。
  • 子供に読ませたいお金の教科書: 生命保険 立ち上げ日誌

    年末に、久しぶりに大学のジャズ研の後輩と連絡を取った。高校・大学と同じなのだが、学生時代から音楽に打ち込み、卒業後もアルバイトをしながらジャズミュージシャンとして活動している、東大生には珍しいタイプだ。彼はギタリストで、奥さんもジャズピアニストとのこと。 成り行き上、生命保険の話になるわけだが、知り合いの外資系生保の営業マンの勧めで、年払いで50万円近い保険に加入していると聞いて、驚いた。企業勤めではないので備えを厚めに、というロジックは理解できるが、彼の収入では自由になるお金のうちかなり大きな割合(おそらく、貯蓄の100%だろう)を、短期で流動性がなく、いざお金が必要なときに融通が効かない(当初10年は解約ペナルティを取られる)生命保険商品に投入することが、当に彼のためになるのだろうか。 生命保険を通じた貯蓄のメリット・デメリットを説明すると、彼は後悔していた。知っていたら、ここまで大

  • プロポーズ: 生命保険 立ち上げ日誌

    更新がちょっと滞ってました。10月刊行の新書(「生保のカラクリ」)が大詰めに入っており、かなりテンパっていた。 そんななか、週末に、ベストフレンドが七年付き合っていた彼女にプロポーズする場に立ち会った。 付き合いが長すぎて、ちょうどいいタイミングを見つけるのが難しそうだった彼。日曜昼に、友達15名くらいでキャンプ場にバーベキューをしにいった矢先での出来事。 こちらは事前に撮影をお願いされていたので、デジカメ(動画)をスタンバッテいましたが、なかなか始まらないんだ、これが。途中から、ヤツはきょろきょろ、うろうろ、挙動不審。 彼女の親友が札幌から来ていて、「なんで来てるの?」と人も思ったそうだが、こういうことだったのね。 川がちょろちょろ流れる横の、大きな木の下で。 20カラットのおもちゃの指輪を渡され(「ホンモノは一緒に選びに行こう」というメッセージ)、皆から祝福された彼女は、 「そんな、

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